住職のつぼやき[管理用]

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大阪:狭山茶華道協会への出前

ファイル 884-1.jpg(グランドホテル二葉)
 きのう、「大阪狭山茶華道協会」の結成35周年記念総会が、富田林の〔グランドホテル二葉〕というところで行われ、その記念講演を(知り合いの方から)頼まれたので、『お寺の出前』に行って来た。
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 断っておくが、僕は「茶道」とか「華道」というものに、とんと縁の無い男だ。 ・・だから、このお話を頂いた時、「はぁ?」と言ったのを覚えている。
 でも、「会員の皆さんの『心の安らぎ』になる話を頼みます」と強く頼まれ、僕は「でも、茶華道って、すでにそれを実践してること自体が『心の安らぎ』と違うのですか?・・僕の方が、安らぎの処方箋を戴きたいぐらいです。」と(生意気を)言ったのを覚えている。
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 が、しかし、「こんなお話は二度と無いだろう」と思い直して、お引き受けした。
 で、行って来たのだ。
 会場に入った時、皆さん艶やかな着物姿なので、一瞬ギョッとしてすぐトイレに逃げた。 
 また、前の舞台から、お話しようと皆さんのお姿を改めて見た時、「やっぱり場違いや・・」と思ってどきどきした。
 だから「今僕、皆さんのお姿を見てドキドキしてます。」とお話を始めたら、笑って下さったので、後はやり易かった。
 まぁ、二度と無い、貴重な体験であったことは、間違いない。

(尾崎クリニック内)ゆうせいデイサービスへの出前

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 先ほど、富田林にある(尾崎クリニック内)のゆうせいデイサービスへ「お寺の出前」に行って来た。
 こちらへの出前は、ほぼ一年ぶりぐらいだろうか。
 でも、入るなり「お久しぶり~」と、おっしゃって下さった利用者のおばあさんがおられて、ちょっと嬉しかった。
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 そして、今日の出し物は(春の紙芝居)「おしゃか様物語」と「共命鳥のはなし」の二本。
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 そして、最後はお釈迦さまについて、少しだけ法話をさせて頂いた。
 「ほんまやなぁ~」とか「そやなぁ~」とか大きな声で、感想を言ってくださる方もあれば、突然途中、立ち上がってぬりえの鉛筆をガリガリガリーッと音をたてて削りに行かれる方もあって、小さなハプニングがいろいろと起こった。
 「ああっ、ここはお寺の中ではない。僕のホームグラウンドや。」と改めて思ったのだった。

心の闇

『因幡の源左さん』という、熱心な(文盲の)念仏者の紙芝居を作ってから、ずっと気になっている言葉がある。
 それは『心の闇(やみ)』という言葉だ。
 この『心の闇』とは、鳥取の『源左』さんゆかりのお寺〔願正寺〕の御住職から、直接聞かせて頂いた言葉で、
 僕が「なぜ、源左さんはまだ交通の便もままならぬ明治の初期に、京都や各地のお寺に(家族を残して、しかも新婚の時から)命がけで(何度も)出かけて行き、有名な布教使さんからお説教を聴かれたのでしょうか?」と、お尋ねした時、
 ご住職は、「おそらく、源左さんはそれほど『心の闇』が深かったのでしょうねぇ」と云われた、・・その言葉なのだ。
 「『心の闇』が深い」、この言葉がずっと僕の中からぬけない。
 おそらく誰でも(子供でも)、『心の闇』は持っているだろう。
 その『闇』というものが深い。
 う~ん、闇が深ければ深いほど、人はその闇に光をもたらそうと熱心に、又救いを求めて(極端に言えば命がけに)なってもがくのだろうか? 
 僕はどうなのか?
 『心の闇』。・・『広辞苑』で引いてみた。
 『心の闇』=〔思い乱れて、『理非』の判断に迷うことを、闇にたとえていう語。〕=「なんか、軽いような(笑い)」
 では『理非』って何や?・・『広辞苑』で又、引いてみた。
 『理非』=〔道理にかなっていること、かなっていないこと。〕
 うーん、『道理』って何や?
 『道理』=〔物事のそうあるべきすじみち。人の行うべき正しい道。〕
 『そうあるべき』って何や?・・載ってないやんかいさ。
 つまり『心の闇』とは、〔人の行うべき正しい判断に迷い、パニくってる苦しい自分の状態〕とでもいうのだろうか。・・ちょっと、まだ軽いようだがええとするか。
 それが、『深い』のだ。
 『源左』さんは、深く深く、(自分の心の中の)道理の判断に迷い、正しい道を模索するため、命掛けで『救い』とは何か?を追求したのかもしれない。
 さて、僕はどうなのか?
 『心の闇』はまだ浅い・・ような気がする。
 「闇が浅けりゃ、道理が引っ込む」ってか。
 
 
 

泉佐野市「西方寺」さまの『花まつり』

ファイル 881-1.jpg(本堂)
 『花まつり』出講の日々が続いている。
 昨日は、泉佐野市にある「浄土真宗大谷派(お東):西方寺」様の『花まつり』に行って来た。
 こちらは〔関西空港〕近く(海沿い)にあるお寺で、近づけば近づくほど潮の匂いがした。
 さて、こちらのお寺とのご縁は、細かく話すとややこしくなるので簡単に言う。
 昨年、うちの寺に(同朋観光(株)旅行会社を通して)、紙芝居法話をバスで見に来て下さった(こちらの)お寺の婦人会の役員さんが、自坊の住職さんに「花まつりに呼んではどうか」と、僕を推薦して下さり今回の御仏縁となった訳だ。
 正に「縁は異なもの」だ。 
ファイル 881-2.jpg(四門出遊の場面)
 さて、今日も出し物は(『花まつり』なので、)『おしゃかさま物語』を演じた。(又、おまけとして『三尺三寸の箸』の話も付けた。)
 このお話は難しい。(編集し直しても。)
 だって、テーマが『人間の苦を見つめて、それを超える話』なのだから。
 しかし、(僕は)内容が少々解らなくても良いと思っている。(子供騙しな御伽噺話より、よっぽど良い。)
 子供たちは、しきりに前のめりになって、うんうんと頷いて(どこまで理解してくれたか解らんが、)一生懸命に(理解しようと)聞いてくれていた。
 『老いること、病気になること、死ぬることの苦。そしてそれらを見つめる事』。これ等の話は、幼いころにちゃんと聞いておかねばいけない事なのだ、と思っている。
 だから、『これでいいのだ!』byバカボンのパパ
ファイル 881-3.jpg(手品の披露)
 そして、最後はご住職の友人による『手品』の披露で、今回の花まつりは賑やかに終ったのだ。他利ラリラ~~ン。

「北御堂:花まつり」in2012への出前

北御堂:本堂
 今日のお天気は(春の「花まつり」の日と言えども、)ちょっと寒かった。
 晴れたと思ったら、すぐ曇り、風が吹いたと思えば、小雨が降ったりと、不安定な感じであった。
 が、たくさんのお客さんが、ここ大阪の中心地(オフィス街)本町にある『北御堂』にご参詣された。
 もちろん「花まつり」といえば、(おしゃか様の誕生を祝う)子供たち向けの「お祭りイベント」なので、境内はたくさんの(たこ焼き屋さんなどの)屋台が出て賑やかであった。 
境内特設ステージ
 さて、僕は今年もこちらに「(お釈迦さま)紙芝居」の実演で呼ばれた。
 さてさて、それでは(恒例の)ハプニング。
 先ほども述べたように、始まる前、突然風が吹いた為、すでにセットしておいた「紙芝居」の何枚かぶっ飛び、そして舞い(後ろの紙芝居が見えて、ネタばれしてしもたやんけ・・。〔笑い〕)
 それで司会の(写真)おねえさんが、僕のことを紹介されている最中に、僕があたふたと現れ、紙芝居を収集しなくてはならないというハプニングが起った。(野外で演じる出前はホンマ何が起こるかわからんなぁ・・。)
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 まぁされど、何とかスタートした。
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 そして今日は、紙芝居『おしゃかさま物語』の他に、『アミダ仏物語』もさせて頂き、《ダブルブッタ》の紙芝居ショーを実演させてもらった。
 なぜ、「そんな(こんがらがるような)ややかこしい事をするのか?」と言うと、お二人の仏様を対比して見てもらいながら、『(仏の)救いの役割』とは何かを、知っていただきたかったからである。
 といっても、(先ほども言ったように)子供たちが中心のイベントなので、内容は難しかったかもしれない。(その試みは失敗したかも・・。)
 が、この日の為に(より解りやすくしようと)この二つの紙芝居は再編集したのだ。 だから、ちょっと難しかっても勘弁して欲しい。・・・ということに、今日のところはしといてね。以上。

堺市「極楽寺」様の永代経法要

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 同じ人の名前が多くあるように、同じ名前のお寺も多くある。
 場所こそ違うが「お寺の出前」も、同じ『極楽寺』という名のお寺に連続して行かせて頂いた。
 すでに今年で〔八回目〕の出講なのだが、昨日は堺市の「極楽寺」様の『永代経法要』の日だったのである。
 毎年、同じ丸顔が、同じような内容の四角い紙芝居を持って、お話に行かせてもらっているので、こちらとしては『皆さん、厭きるのではなかろうか?』と心配になってしまう。
 それで、昨日もそこのご住職さんに「毎年、私の話で厭きませんか?」とお聞きしたら、「『あきる』というのは『明らかにする』という仏教用語なので、宮本さんに毎年、仏の教えを明らかにしてもらっているのです。だから、そんな心配をなさらず、ジャンジャン新しい紙芝居を作って持って来てください。みんな楽しみにしてますから。」と言われた。 
 「うまいこと、言いはるわ~」と思いながら、まぁ、それで内心はほっとした。
 そういえばこの日、駐車場から「紙芝居」を持って境内に入った時、一人のご門徒のお婆さんに出会い、「楽しみにして来ましたでぇ。・・今日の出し物は何ですか?」と言われたなぁ・・。 
 「内緒、見てのお楽しみ。ホッホッホッ」と僕は言うといたけど。
 「まぁ、よしもとの芸人さんみたいな人!」と言われて本堂に入って行かれた。
 「よしもとの芸人さん」という言葉には、ちょっと引っ掛かったが、・・まぁ、誉め言葉と受けとっとこか。
 

河南町:『極楽寺』さまの花まつりへの出前

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 毎年、春のこのシーズンになると、各地のお寺で〔お釈迦さまのお誕生日〕を祝う『花まつり』というお祭り(法要)が開かれる。
 それで、このお祭りは子供たちが主役の〔行事〕となるため、イベントして「お釈迦さまの『紙芝居』を頼む」との依頼が、僕に多く来る。
 今年も(いくつかのお寺から)その紙芝居の注文があって、今日はその第一弾。河南町の極楽寺さまへ、『お寺の出前』が『お寺へ出前』に行って来た。
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 それで、本堂にはたくさんの子供たちが集まっていて、僕は「お釈迦さま」の紙芝居をさせて頂いたのだが・・・、
 今日演じてみて、新たに思ったことがあった。
 それは「このお話は子供には難しい」という事だ。
 確かに、わずか12~3枚で、お釈迦様のお誕生から、悟りへの道、そして悟りの内容、さらに涅槃(亡くなる事)までをお話するのは無理がある。
 しかたがないのだ。・・これは最初は、大人向きに作った作品だったので。
 しかし、今、こんなにたくさんのお寺からご依頼があり、そしてそこで「紙芝居」を待っているのは子供たちであるという事を考えると、この話の内容を大幅に変えねばならない。そしてよりシンプルにしなくてはならない・・と思った。
 実は、この紙芝居の内容をかつて三度、変えている。
 しかし、「やはりダメだ!まだ難しい!」と今日、新たに思った。
 次の「花まつり」まで、一週間ある。
 今日から、新たな編集作業に入る。
 四度目の編集だ。
ファイル 878-3.jpg(お釈迦さまに甘茶をかける子供達)

東大阪市立:五条老人センターへの出前

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昨日、東大阪市にある「五条老人センター」へ、『お寺の出前』講座に行って来た。
 東大阪市の『市政だより』に案内が出され、60才以上の方を対象に開いた『文化講座』ということもあり、皆さんお元気で知的好奇心旺盛な方ばかりであったような気がする。 
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 講座のテーマは「『稲むらの火』の紙芝居を通して、防災を考える講話」というような形で話をして欲しいと職員さんから、(一時間半の長時間の話を)頼まれたもので、結構今回はじっくりとお話させて頂くことができた。
 もちろん、『大阪に津波が来た日』という大阪が舞台の防災関連の紙芝居もさせて頂いた。
 こちらの方も、皆さん興味深々だったようだ。(反響が大きかった)
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 で、途中休憩の時間も、僕は休憩をしないで、舞台でしゃがみこんで前のおば(あ)ちゃんたちと話し込んでいた。(大阪のおば(あ)ちゃんは、ほんま話し好きだ。〔笑い〕)
 そして講座が終ってから、職員さんからの要望により(職員さんたちに対しての)『紙芝居製作ミニ講座』を開かせて頂いた。(この春から、こちらのセンターでお年寄り向きに『紙芝居創作研修会』を開きたいとおっしゃったので・・。)
 今、地域住民の高齢化がどんどんと進み、(時間と元気のある)お年寄りが〔文化サロン=老人センター〕に集まって来られる機会が増えたそうで、じゃんじゃん新しい催し物(文化講座)の企画せねば、それぞれの方の様々なニーズに、答えることができなくなってきているらしい。そんな職員さんのたちの苦労話なども聞かせて頂いた。
 日本史上、初めてむかえるこれからの超高齢化社会。
 元気で知的好奇心旺盛なお年寄りが、どんどん増えてゆく。
 今後、益々、高齢者対象の文化講座は増えてゆくだろう。
 さて、『お寺の出前 紙芝居屋亭』の出番は、今後(こちらも益々)増えてゆくような、そんな気もした今回の出前であった。

清證寺さま『仏教婦人会総会』への「記念法話」と、登録文化財『川中邸』訪問

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 昨日、東大阪市にある『清證寺』さまの「仏教婦人会年次総会」の「記念法話」にお呼び頂き、紙芝居法話をさせて頂いて来た。
 こちらは、高層マンションや大工場、ビルが立ち並ぶ大都会の一角に、突然(時代がタイムスリップしたかのような)江戸時代のような風情が残る町中に立つお寺だ。
 お話させて頂いたお寺の雰囲気として、こちらの住職さまと坊守さまは、たいへん檀家さんとお寺の絆を大事にされ、お付き合いされているように感じた。
 又、お彼岸などの法要の他に、「おしゃべり会」という独自のお寺の催しもされているらしいのだ。(どんな内容なのかは解らないが、このネーミングがストレートで素敵だ。・・いただきます。〔笑い〕)
 こちらの住職さまと坊守さまは、『妙好人 因幡の源左さん』の大ファンということで、先日完成したばかりの僕の『源左さん』の紙芝居をさせて頂き、皆さんに好評を得た。(けっこう、噛みましたが、初めてという事でご勘弁を・・。)
ファイル 876-2.jpg(川中邸)
 総会が無事終った後、住職さんのご案内で、お寺直ぐ近くの(檀家様)『川中邸』という(大阪府下初 文化庁指定『登録文化財』の)森林の中にある大邸宅にご案内して頂けた。(なんで都会の真ん中にこんな森(『屋敷林』というそうです)があるのん?・・かくれんぼできるやん、と思った)
 実はここは、『河内平野の開拓者』で『大和川付け替え工事』に生涯をささげた江戸中期の河内のヒーロー〔中 甚兵衛〕さんゆかりの家といわれている。
 それで、こちらに御住まいの『甚兵衛』さんのご子孫の方(川中さま)に、甚兵衛さん資料をいくつか見せてもらい、そのご苦労話を聞かせて頂いた。
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 そして、そのお家を出た所の公園内に立つ『甚兵衛翁顕彰碑』を見学。(こんな凄い人が、市井の中に居られたんやと思うと、又、紙芝居にしたくて、うずうずしてきた~~。)

「まぁ、そりゃ そうか・・」の変

 昨日、月参りに行った檀家さん宅でのはなし。
 読経が済んで、そのお家の奥さんと雑談。
 そのお家のお嬢さんが、今隣町の河内長野市に済んでいるという話から、今年の初めに作った河内長野市が舞台の『滝畑ダムの磨崖仏』の話題になる。
 僕は調子に乗って、『滝畑の磨崖仏』の紙芝居製作のはなしを熱弁。
 そして仕舞いに「その磨崖仏は坊さんでもなく、芸術家でもなく、ひとり郵便局長さんが彫ったんですよ~。凄いですよねぇ。でも変わった人やねぇ~。そんな人が居るなんて・・。」と言ったら、間髪おかずにその奥さんは、
 「お住っさん(住職)は、人の事、言えませんよ。」と言われた。
 「えぇっ」という顔を僕がしたら、その奥さんは、
 「だって、お寺の住職さんが『紙芝居』を仰山作って、いろんな病院や老人ホームをずっとボランティアで回ってはるのも、そうとう変ですよ。はははぁ」と言われた。
 思わず僕は、「まぁ、そりゃ、そうか・・。僕も変でした」と、変に納得してしまい二人で大笑いしました・・とさ。 めでたし、めでたし。(何がめでたいねん!・・・へん?〔笑い〕)
 

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