住職のつぼやき[管理用]

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堺市「極楽寺」様の永代経法要

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 同じ人の名前が多くあるように、同じ名前のお寺も多くある。
 場所こそ違うが「お寺の出前」も、同じ『極楽寺』という名のお寺に連続して行かせて頂いた。
 すでに今年で〔八回目〕の出講なのだが、昨日は堺市の「極楽寺」様の『永代経法要』の日だったのである。
 毎年、同じ丸顔が、同じような内容の四角い紙芝居を持って、お話に行かせてもらっているので、こちらとしては『皆さん、厭きるのではなかろうか?』と心配になってしまう。
 それで、昨日もそこのご住職さんに「毎年、私の話で厭きませんか?」とお聞きしたら、「『あきる』というのは『明らかにする』という仏教用語なので、宮本さんに毎年、仏の教えを明らかにしてもらっているのです。だから、そんな心配をなさらず、ジャンジャン新しい紙芝居を作って持って来てください。みんな楽しみにしてますから。」と言われた。 
 「うまいこと、言いはるわ~」と思いながら、まぁ、それで内心はほっとした。
 そういえばこの日、駐車場から「紙芝居」を持って境内に入った時、一人のご門徒のお婆さんに出会い、「楽しみにして来ましたでぇ。・・今日の出し物は何ですか?」と言われたなぁ・・。 
 「内緒、見てのお楽しみ。ホッホッホッ」と僕は言うといたけど。
 「まぁ、よしもとの芸人さんみたいな人!」と言われて本堂に入って行かれた。
 「よしもとの芸人さん」という言葉には、ちょっと引っ掛かったが、・・まぁ、誉め言葉と受けとっとこか。
 

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