住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その10)

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金子みすゞは、夫との間に可愛い女の子を一人授かります。
 みすゞは、その子を目の中に入れても痛くないほど可愛がりました。
 しかし、又、運命の変わる時が来ます。
 みすゞの夫が、義理の父と喧嘩をして、店を辞めてしまったのです。
 こうして、みすゞ夫婦は、義理の両親の暮らす本屋を出て行くことになりました。
 そして夫は、新たに商売を始めますが、うまくいきませんでした。
 そして、元々、妻のみすゞの才能に理解の無かった夫は、つらく当たり出したのです。
 「詩を書くことは許さん!」
 「雑誌への投稿もダメだ!筆を捨てよ。」と。
 これは、次第に有名人となってゆく妻みすゞへの嫉妬もあったのでしょうが、みすゞにとっては、生きがいをすべて盗られることでもあり、たいへん辛く悲しいことでした。
 が、みすゞは耐えました。
 家族が仲良く暮らす為、子供の為だと思って耐えたのでした。
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 が、さらに、そんなみすゞに追い打ちが掛かります。
 悪い遊びの過ぎた夫から、性病をうつされたのです。
 病院に行くお金も無いみすゞは、だんだんとやつれてゆきました。
 「・・これでは、娘共々倒れてしまう。」と、ここでようやくみすゞは、夫との離婚を決意するのです。
 しかし、離婚の話を呑んだ夫から、一つの条件を出されます。
 それは、「娘の世話は俺がする!・・娘を渡せ。」というものでした。
 「あの夫に娘を渡したら、きっと娘は不幸になる。・・しかし、こんな病弱の体の私にはとても育てられない。・・願わくば、娘は私の母に育ててもらいたい。・・しかし、今の法律では親権は夫にある。・・こうなったら、私は命を捨てて、それを夫に訴えるしかない!」と、自殺を決意するのでした。 
 つづく
 

 来年の[干支]ちぎり絵教室

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 おとといの晩、観念寺にて、婦人部主催の『干支ちぎり絵教室』を開いた。
 ちぎり絵教室は、今年で三回目。
 ちぎり絵は来年の干支『馬』である。
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 御指導役は、うちの婦人部会長さん。
 親切丁寧なご指導に、皆さん和気あいあいと、ハサミとノリを使って仕上げておられた。
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 そして、約一時間ほどで完成。
 このちぎり絵は、来年一年間、玄関のところに飾られるのだろうな。
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 嬉しそうなこの笑顔。・・こっちも嬉しくなってしまいました。 

(株)さくらの杜ケアセミナーへの出前

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((株)さくらの杜)
 今日、『(株)さくらの杜(ケアプラン桜の杜)』のケアセミナーへ、出前させて頂いてきた。
 (株)さくらの杜とは、現在、医療・福祉・介護の現場で悩み苦しみながらも日々頑張っておられる人達の語り合える場として立ち上げられた、医師・看護師・ケアマネの方々が運営する会社である。
 ここの事務所は、(たいへん地の利の良い)JR天王寺駅横のマンションの一室にある。(秘密のアジトみたいで面白かった・・失礼)
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(何か悪い事をして、正座させられ、ふてくされてる坊主みたいな写真)
 そして、本日僕に与えられた任務は、「医療福祉の現場で様々な人生に関わっておられる従事者の方々に、紙芝居法話を通して、(ちょっと)安らかな気持ちになってもらい、自分の死生観を考えて頂きたい。」と、するものだった。
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 参加者の皆さんは、医療者・福祉従事者の方々、総勢約20名。
 皆さん、たいへん熱心に、時に笑い、時に真剣に、時に居眠り(これは無かったか・・?)、ご聴聞下さった。
 約2時間におよぶ、ノンストップのセミナー、どうでしたか?・・ひょっとしてお疲れになったかも・・、ほんま僕は喋りで、すんません。合掌

紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その9)

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 詩を書き、投稿し、好評を博す・・金子みすゞ女史。

 しかし、そんな平安な暮らしも長くは続きませんでした。
 それは、幼い頃に別れた実の弟[正佑(まさすけ)]の存在が原因でした。
 正佑は、みすゞを実の姉だとは知らず、恋心を抱いてしまったのです。
 又、みすゞも正祐のことが好きでした。
 しかし、実の弟と結婚するわけにはいきません。
 それで、弟を諦めさせる為に、みすゞは「私たちは、実の姉弟なのだ」と、真実を告げて、自分は不本意ながら、素行の悪かったお店の番頭と結婚することにしたのでした。
 こうして、弟は諦めますが、みすゞは幸せにはなれませんでした。

 『さびしいとき』(「金子みすゞ全集・Ⅱ」より)
「私がさびしいときに、
 よその人は知らないの。
 
 私がさびしいときに、
 お友だちは笑うの。

 私がさびしいときに、
 お母さんはやさしいの。

 私がさびしいときに、
 仏さまはさびしいの。」

 つづく

大阪教区茅淳(ほうてい)組「仏婦若婦音楽法要」への出前

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 今日、浄土真宗(西)大阪教区茅淳(ほうてい)組『仏婦若婦音楽法要』の記念法話にお招き頂き、『紙芝居法話』をさせて頂いて来た。
 ほうてい組というのは、大阪府の南にある泉佐野市を中心とした組だ。 
 こちらは、仏教婦人会がたいへん盛んなのだそうだ。(会長さんからお聞きした)
 
 会所の『極楽寺』さまに到着した時、すでに法要は始まっていて、本堂から皆さんのきれいな歌声が流れ出ていた。(・・これからの法要は、こちらのような音楽法要が主流になるだろうと思った。)
 僕は皆さんの歌声を聞きながら、ガサガサっと荷物を搬入。
 約80名の婦人会の皆様方に、いつもの『仏教紙芝居』を観て頂く。
 今日は初めっから、会場にて話がドッと受け、大人数ではありましたが、大変やり易かったです。
 仏婦若婦の皆様、たいへんお世話になり有難うございました。合掌
 

紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その8)

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又、金子みすゞには、宗教的視点で、宇宙と生命とを捉えたような、次のような詩があります。
 
 『蜂(はち)と神さま』(「金子みすゞ全集・Ⅱ」より)
「蜂は お花の中に、
 お花は お庭の中に、
 お庭は 土塀の中に、
 土塀は 町の中に、
 町は 日本の中に、
 日本は 世界の中に、
 世界は 神さまの中に、
 そうして そうして、
 神様は
 小っちゃな 蜂の中に。」
 
 ・・余談ですが、後年、前ローマ法王が、この詩を読まれた時、「我々の何万人の神父によっても、これだけ判りやすく、明快に(お説教)を伝えはきれない。」と、涙を流して、感想を述べられたそうです。
 つづく

紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その7)

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 やがて、金子みすゞは、児童雑誌『赤い鳥』などに、自分の詩を投稿し始めます。
 そして、彼女の詩は、たちまち著名人たちに認められ、みすゞは童謡詩人として、日本中にファンを増やしてゆくのです。 
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 みすゞの投稿する詩は、毎号、様々な童謡雑誌に掲載されました。
 その中で、西條八十が「この詩には、あっと言わせるような想像力の飛躍がある。」と、絶賛された詩を一つご紹介させて頂きます。
 『大漁(たいりょう)』という詩です。

 『大漁』(「金子みすゞ全集・Ⅰ」より)
「朝やけ 小やけだ 大漁だ。
 大羽いわしの 大漁だ。
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 浜では まつりのようだけど、
 海の中では 何万の 
 いわしの とむらいするだろう。」
 つづく
 

伏見別院同朋会の来院

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 今日、京都(伏見)より、(浄土真宗大谷派の)「伏見別院同朋会」の皆さんが、マイクロバスにて、観念寺に来院下さった。
 こちらの皆さまは、以前にもおいで下さった事があり、(少人数ではあるが)今回で二度目の方が多かった。
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 それで、本日の団体参拝の目的は『聖徳太子の旧跡』を巡るというのが主目的の旅だったそうだ。
 うちの寺から、太子町にある『聖徳太子の御廟』が近い為、その帰りに寄って下さったのだ。
 ということで、うちでは、今日は『聖徳太子』の紙芝居をさせて頂いた。
 さて、実際の御廟をお参りされた後なので、感想はどう思われたか?
 それは、いつか又、お会いする機会があったなら、聞いてみよう。
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(伏見別院御門徒 水谷隆彦さま お写真有難うございました。合掌)
 
 

紙芝居:「金子みすゞと仏さま」(その6)

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 金子みすゞが、女学校を卒業する頃、みすゞの回りの環境が大きく変わります。
 その一つは、母の再婚でした。
 下関で本屋を営んでいた母の妹が亡くなり、その後妻となったのです。
 又、みすゞの兄も結婚して、自宅に嫁が入った為、みすゞも母の後を追うかのように、下関の母の嫁ぎ先(つまり、みすゞの叔父の家)に身を寄せました。
 そしてみすゞは、その新天地[下関]で、小さな本屋を任され、そこの店番として働くようになったのでした。
 店番をしながら、みすゞは、空き時間に『童話』や『赤い鳥』などの雑誌を多く読み、詩作を深めていったのです。
 その中の一つに、『蓮(ハス)と鶏(トリ)』という詩があります。
 ご紹介しましょう。
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 『蓮と鶏』(「金子みすゞ全集・Ⅱ」より)
「泥の中から 蓮が咲く。
 それをするのは、蓮じゃない。

 卵の中から 鶏(トリ)が出る。
 それをするのは、鶏じゃない。

 それに私は気がついた。
 それも私のせいじゃない。」
 つづく

「奈良教堂参与会」の皆様の団参

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本日、浄土真宗本願寺派『奈良教堂参与会』の皆様が、団体参拝で観念寺にお越しなられた。
 初めは、静かーな雰囲気で、まじめーな感じの団体参拝の皆様で、いつもはおちゃめーな感じの永М添乗員さまが、今日はちょっと緊張気味であった・・ような。(そんな話をお帰りなってから坊守と一緒にしてました。)
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(新教務所長さまと三尺三寸のお箸を使って実演中)
 しかし、だんだんと皆さん、ノッてこられて、最後はニコニコ顔でリラックスムード。N峰添乗員もホッとされてたような・・。(そんな話も坊守としてました。)
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 そして、最後はバスの前でいつものように記念撮影。(天気がもって良かった!)
 そして、団体さまご一行は、次の目的地に向けて出発されたのでした。めでたし、めでたし。

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