住職のつぼやき[管理用]

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男の料理

 先日、河南町が実施している『男の料理教室』へ行って来た。
 ・・それは入院をした時、同室の患者さんから、『男でも料理が出きんとあかんなぁ・・嫁さんが逆に入院した時、ほんまに困るぞー。』と、聞いたためだ。
 いるいる、教室には60代70代の「わしは、包丁も握ったことがない!」というおっちゃん連中が。
 さすが、50代前半のおっちゃんは僕だけだったが・・。
 女の先生に「あぁぁぁっ、あぶなぁ・・、包丁握ってはる姿をみたら、冷や冷やするわ。」と言われながら、なんとかナスビ料理ができました。
 味は、まぁまぁ・・やったかな。
 でも、料理って[切る]・[煮る]・そして[後片付け]が、基本であることが、何とかわかった気がした。

歯医者さん通い

 「どうせ、長期休養せねばならんのやから、この際、歯のチェックをしてもらおう。」と、安易な気持ちで、歯医者通いを始めたのが、六月の最初。
 それが、まるまる三か月間も通院に掛かり、今日やっと終わった。
 この際と思って・・たら、虫歯やら何やらで、夏をぜんぶ使ってしまうことになったのだ。
 時には、あの金属音が歯にしみて、いてててと思ったが、頭の手術に比べたらましやと、自分に言い聞かせたら、何てことなかった。
 それでも、長い事かかったなぁ・・。
 

七割の力

 お医者さんから、そして家族から「今年の夏に、『紙芝居法話』の講演するのは(体力的に考えて)まだ早い。」と言われた。
 また、「それでも・・どうしても、やるというなら(余力はあっても)七割の力でやりなさい。病気が再発するかもしれないので、無理は禁物です。」とも言われた。
 大病をして、まだ半年。・・しかし、もう半年。あせりはある。
 すでに、この夏のお盆以降、相手のご住職に事情を説明しつつ、二つのお寺の講演を終えた。
 七割どころか、半分ぐらいの力しか、はっきできなかったのは自分自身よくわかっている。
 しかし、(今の力でも)講演をさせて頂くと、僕自身、おしゃべりの感覚がどうにか戻ってきて、回復が早まるような気がするのだ。
 「七割で良い」と、ご依頼くださる方のお言葉に甘えながら、『お寺の出前』を少しずつ、再開したい。

あぁ、夏はゆく

 今年も無事に[お盆]は終わった。
 病のため、お盆参りは、今年はほとんど娘と妻に行ってもらった。
 そして、恒例のお墓参りは、友人にお願いし無事に終えることができた。

 ゆえに、僕は休息をとることができた。
 そして、無事に病は(再発せず)、半年を越せた。
 なんと、長い半年だったのだろう。
 また、なんと長く感じた今年の[お盆]であったのだろうか。
 

自動車再運転

 半年ぶりに、自動車の運転が出来るようになった。
 「脳出血」の病気は、自動車の免許証が[一時停止]になる為だ。
 ・・まず、お医者さんに「診断書」を書いてもらい、それを持って[光明池自動車免許センター]に行く。
 そして、ゲームセンターにありそうな自動車運転のテストをする。それに合格すれば、免許証再発行をしてもらえるのだ。(それほど難しいものではない。)
 
 今日から八月。
 一年で一番忙しい[盆参り]に、なんとか間に合いそうだ。

山元加津子さん講演会『3人による「宇宙からの贈り物」回復の底力』予告

 山元加津子さんとは、ドキュメンタリー映画『4分の一の奇跡』の主人公であり、石川県立の養護学校の教諭で、有名な作家でもある。
 僕が入院中に、何かとお世話になった友人に頼まれ、今年の秋の[山元加津子講演会]に、ゲスト出演することになった。
 題名は『3人による「宇宙からの贈り物」回復への底力』という。
 僕には、「入院中、そしてリハビリののち、退院してから回復するまでの事を『紙芝居』を使って語ったくれ。」と頼まれたので、紙芝居「仏さまからの三つのご縁」を中心に語るつもりだ。
 なんせ、まだ僕自身がリハビリ中なので、うまく喋れるかわからないのだが、「そのまま、出演してくれたらエエから。」とお世話になった知人から後押しされたので、頑張るつもりだ。

 さて、もう一人の出演者は、「青野浩美」さんとおっしゃる声楽家で、原因不明の神経性難病を発症され、やがて呼吸を維持するために[気管切開]をされたにも関わらず、声楽家として活躍されているお方だ。(24時間テレビにも出られたらしい・・)

 すごい人ばかりに交じって僕などが出演するのは、はなはだ恥ずかしいことなのだが、『病気からの回復』を目指す方の力に少しでもなれば良いと思い、出演を了解した。
 又、最後は三人のパネルデスカッションもあるというので、これも楽しみだ。
 会場が、キリスト教の教会というのもおもしろい。

 よろしければ、下記へご連絡ください。お待ちしております。

 [主催・申し込み]
 たんぽぽの仲間たち関西(あつみ鍼灸院)事務局まで
 電話(072)695-9945・携帯(090)3035-6848
 メール ami39@tcn.zag.ne.jp

 平成26年10月19日(日)12:15分開場
 (場所)大阪水上隣保館「ゆりの礼拝堂」
    大阪府三島郡島本町山崎5-3-18

(参加協力金)2000円 定員120名

アクリルたわし講習会

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 おととい、観念寺にて『アクリルたわし制作講習会』を開きました。
 『アクリルたわし』というのは、洗剤を使わずお皿などがきれいになるエコな『たわし』です。
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 今回は、[棒針]を使って作ろうということになり、[かぎ針]よりも、悪戦苦闘させていた方が多いようでした。
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 ・・ということで、午後七時半から始めたのですが、十時近くになってまだ熱心に制作を続けられ、それでも完成しない方が多かったので、再来週続きをすることに、急きょ決まりました。
 いつもの法要の時間よりも熱心?な講習会でした。

紙芝居:「妙好人 念仏詩人 浅原才市さん」(その10 最終回)

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 浅原才一さんは、昭和七年一月十七日83歳にて往生されます。
 才市さんは、お念仏に生き、お念仏の詩を作り、下駄職人として、一生を終えられたのです。
 才市さんは、貧しい生活の中でも、いつも阿弥陀さまと一緒でした。
 下駄を作りながら、いつも阿弥陀さまと心の中で会話をされていたのです。

 それでは、最後にもう一つ、才市さんの阿弥陀様との会話を表した詩を紹介して、この長い紙芝居を終わりたいと思います。

『ありがたいな。ご恩思えば、みなご恩。
 「これ才市、何がご恩か?」
 へぇ、ご恩がありますよ。
 この才市も、ご恩でできました。
 着物も、ご恩でできました。
 食べ物も、ご恩でできました。
 足に履く履物も、ご恩でできました。
 その他、世界にあるもの、皆ご恩でできました。
 ちゃわん、箸まで、ご恩でできました。
 ひき場(仕事場)までも、ご恩でできました。
 ことごとく、みな、ナムアミダブツでございます。
 ご恩うれしや ナムアミダブツ。』
  おしまい

紙芝居:「妙好人 念仏詩人 浅原才市さん」(その9)

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 さて、この紙芝居もいよいよ終わりに近づいて参りました。
 それでは、最初に少しお話しました、『才市さんのつののある肖像画』のエピソードをお聞きください。
 ある日、才市さんは同じ町に住む画家の先生に、自分の絵を描いてもらおうと頼みに行きました。
 そして、できた絵を一目見るなり、才市さんは、「この絵は私に似ていない。私の絵じゃない。」と言いました。
 「ムッ」とした画家の先生は、「どこが似ていないのですか?」と問うと、
 才市さんは「私はこんな良さそうな人間じゃない。鬼のような恐ろしい心を持って、人を憎んだり、怨んだりしとります。」と答えました。
 困った画家の先生は、「ではどうすれば、あなたに似るのですか?」と、さらに問うと、
 才市さんは「頭につのを描いて下さい。」と、答えたのでした。
 そして、完成した絵が、今も安楽寺さまに飾られている有名な『才一さんの肖像画』なのです。
(余談ながら、僕は実物のこの絵を見たことがある。・・画家の先生は、はたしてつのを描いた後、完成作品をどのような気持ちで眺められたか?これは私の作品じゃないと思われたのではなかろうか?・・はたまた感心されたか?商売やから何でもええわと思われたか?わからん。)

 このような詩が残っています。
『心も邪見、身も邪見、つのをはやすが、これが私くし。あさまし、あさまし、あさましいや。ナムアミダブツ、ナムアミダブツ』。
 次回、最終回。つづく
 

紙芝居:「妙好人 念仏詩人 浅原才市さん」(その8)

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 さて、才市さんは仕事の時以外は、たえずお寺参りをされ、お説教を聞き続けられました。
 これは、安楽寺様に残るお説教の時の才市さんのエピソードです。
 説教師のお坊さんが、「信心を得るというのは、大変難しいことなのです。
 たとえていうと、[富くじ=(宝くじ)]」に当たるようなものなのですよ。」
 と、お話されると、一番前に座っていた才市さんが、突然立ち上がり、両手を上げてクルクル回り、「その富くじ!わしが当たった!当たった!」と叫んだそうです。(その後、恥ずかしくなって顔を赤くし、おとなしく座ったそうですが・・(笑い))
 その時の気持ちを読んだ詩が残っています。

『富が当たった。六道輪廻のわたくしが、ナムアミダブツの富にとられて。』

 もうひとつ、
『わたしゃ、たまらん。講義の下で、説教聞くとき、胸に歓喜が突き上げる。ナムアミダブツが有り難い。』
 つづく

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