今日、久々に近くのスーパーマーケットに、妻と買い物に行った。
その帰り出口のところで、僕が入院中に妻を何かと助けて下さった檀家さんと出くわした。
すると、僕の顔を見るなり「お帰りなさい!・・ほんとに帰って来れて良かったですね。」と、その檀家さんは泣いて下さった。
それで、僕の方が恐縮してしまい「あっあっありがとうござりまする。」と、ただでさえ滑舌が悪いのに、おかしな受け答えをしてしまった。
妻はそれを見るなり、僕に一言。
「・・感謝せなあかんよ。これで、どんなにみんなが心配してくれてたか、わかったやろ」と。
ホンマに有り難いと思った・・。
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続・泣いてくださる檀家さん
泣いてくださる檀家さん
現在、主に娘が、檀家さん宅への[月参り]に行ってくれている。
それで留守番をしている僕は娘に、今日の檀家さんの様子などが気になって聞く。
すると、(田舎という涙もろい土地柄もあると思うのだが、)よく檀家のおばあちゃんたちが泣かれるそうだ。(有り難いが、僕はまだ生きてる・・)
たとえば、
「大したことなかって、住職さん良かったねー。」で、一泣。「実はわたしの主人も同じ病気で・・・。」で、もう一泣・・とか。
「なんで、仏さんの仕事してはるのに、こんなエライ目に遭わなあかんねんねんやろ・・」で、一泣。「でも、ちゃんと仏さんは助けてくれはるねんねぇ。・・早よ、会いたいわー」ともう一泣らしい。
ほんとに、こころが優しいというか、涙もろいというか、僕のほうが返ってクールに状況を聞いているのが申し訳ない。
早く、治して復帰したい気持ちが日に日に強くなってしまう今日この頃である。
リハビリ生活
お寺に帰って来て、リハビリ生活が続いている。
ドクターに云われたように、まだ(檀家さん参りの)仕事はしていない。
無理すると、反対側の脳の血管を切る恐れがあるためだ。
・・気持ちはあせるのだが、お寺の総代さん(檀家の代表)たちも「無理せんと、夏まではおとなしくしていなはれ」と言われたので、おりこうさんに言いつけを守っている。
今は静かに、お寺の中で読経して暮らしているのだ。(・・僕らしくないが)
それが、一番のリハビリになるらしい。
倒れる直前の写真~私はもう切れている~
リハビリ病棟日記 最終回
さあ、お寺に帰る日が来たぞ!
二か月ぶりの、シャバの空気だ。
正に、ムショ帰りとは、このような気分か⁉
・・これからが大変なのだが、それよりも外の空気がおいしい。
さて、この日記に長い間付き合って頂き、コメントを下さった皆さん、本当に有難う!元気が出ました。(コメント返せずにすみませんでした。)
さて、おちを・・。
あれだけ、『今年は「お寺の出前」は控えて下さいよ!・・病後の身体やねんから!』と、叱って下さった病院の先生が、最後に一言。
「・・今度、うちの病院内でイベントがあるんだがねぇ。・・紙芝居をやってくれないかい・・。」 (これ、ホンマの話やで!)
もちろん、僕は言いましたよ。
「はい、喜んで!」と。 ジャンジャン
リハビリ病棟日記 4.21
「みやもとさん、退院しても、短くて半年、いや、今年一杯は無理をして、仕事をしないでくださいよ。...脳にメスが入ったんやから。お寺の中でおとなしく、しといて下さいね。」と、主治医の先生に言われた。
...しかし、そういわれても。
僕の傷は思ったより、深いらしい。
リハビリ病棟日記 4.20
そろそろ、このリハビリ病棟日記も、終わりに近づいて来た。
考えてみれば、僕は「紙芝居」をする事によって脳出血になり亡くなりかけて、「紙芝居」をする事でリハビリになり、(病院内で多いに活躍し)復活した。
(院内でも、新作二本を作り、看護師さん達に見てもらい.何かと僕を救ってくれた!)
正に「紙芝居」は、僕の人生になくてはならないものであった。
この先も、僕の人生を左右するものに違いないので、これからも一作一作を大事に作り.演じていきたい。
リハビリ病棟日記 4.18
病気になって、家族のありがたさ、をつくづく感じる。
それは僕が、檀家さん宅にお参り出来ない分、妻と娘がその代わりを一生懸命、やってくれているからだ。
又、息子も自分の仕事が終わってから、よく病院に寄って.いろんな話をしてくれる。これもありがたい。
本当に、家族ありがたさ、を感じる今日この頃である。
リハビリ病棟日記 4.17
今朝がた、こんな夢を見た。
仏さまか、どなたかはわからないが、僕の寿命の事をおっしゃった。
「お前は53才で、死ぬ運命だったが、世の為人の為に働き、良い子??にしていたから、30年寿命を増やして84才まで生かしてやろう」と。
夢の話だ。
でも、この昔話のような夢を信じて.生きてみようと思った。
この先、いくつまで生きれるか.わからぬが仏様の仕事を精一杯、お手伝いさせてもらおう!
リハビリ病棟日記 4.16
今日は、僕の54才の誕生日だ。
...ただ、病院の中で迎えることになった。
この年になって、誕生日!なんて笑ってしまうが、まさか.誕生日を病院で迎えるとは、一年前には夢にも思わなかった。
そこで、妻が来てくれて、生きてることにお祝いし、小さなケーキを(隠れて)食べた。



