住職のつぼやき

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紙芝居:「出家とその弟子(第一部 悪をせねば生きれぬ人)」(その4)

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(親鸞)「はい、私は地獄はあると思います。
 私は人を傷つけたり、怨んだりした時、必ずこの報いは来ると思うのです。
 ・・しかし、同時に必ず、その地獄から逃れる方法があるとも思うのです。
 ・・でなければ、何の為に《仏さま》はいらっしゃるのでしょう。
 私たちは『自分が悪かった』と悔い改める時、そこに《不思議な力》(そんな気持ち)を感じませんか?・・私はそれが『仏様の力』だと思うのです。『仏さまの力』が働いて下っているからだ、と思うのです。」

(左衛門)「おっしゃることは解ります。・・しかし、私の心はすぐに『たちの悪い』怒りや怨みに占領されるのです。」
(親鸞)「私も同じですよ。それが人の心です。・・心はすぐに、他からの刺激によって変化してしまいます。」

(左衛門)「お聖人さま、聞いて下さい。私は善い人間になろうと努力しました。・・しかし、それは無駄なことでした。
 私は、獣や人を傷つけねば生きていけないのです。
 ・・それで、いつも自分を責めています。」
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(親鸞)「あなたの苦しみは、すべての人間が持たねばならない苦しみです。
 善くなろうとする人間は、皆あなたのように苦しむのが本当です。
 実は私は、理由(ワケ)あって九歳で〔出家〕しました。
 そして、二十九歳まで命掛けで、京都は比叡山で厳しい修行をしました。・・それは、善い人間になろうと思ったからです。
 しかし、ダメでした。その願いは叶いませんでした。・・私は絶望しました。
 それで私は〔人間は善く成りきることはできない〕と悟りました。
 絶対に他の命を傷つけずに、人は(人の中では)生きてゆけないのです。・・だから、私も悪人です。」

(左衛門)「あなたが〔悪人〕だとおっしゃる理由は解りました。
 ・・では先ほど、あなたは〔地獄〕はあるとおっしゃいましたね?
 あなたが悪人なら、あなたも〔地獄〕に落ちねばなりませんよね。
 あなたは〔地獄〕が恐くないのですか?」
(親鸞)「恐いですよ!・・地獄にしかゆけぬ自分である事が解っているのですから。
・・しかし私は、悪いままでも〔別の方法〕で『極楽』へ往ける方法があると、わが師『法然(ホウネン)』聖人から教えてもらいました。」

(左衛門)「えぇっ?それはいったいどのような方法なのですか?」 つづく

観念寺「報恩講」の為の大掃除、終了!

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 今週の14日に行う「報恩講」法要の為の、お寺の大掃除が(昨日、)無事に終了しました。
 今年の『寺当番』の婦人部の皆様、又、総代さま、お疲れ様でございました。
 ガラス窓を外しては洗い、又、はめるという(肉体労働)作業の連続で、たいへんだったと思います。(はめる順番が違うと、はまらんので悪戦苦闘の連続でしたね)・・ほんまにおおきに。綺麗になりましたわ!
 畳拭きのチームも有難うさんでした。
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 又、仏具磨きチームの皆さんもお疲れさまでした。(手は荒れませんでしたか?)
 ・・お寺の中が、すっかりピカピカになりました。
 後は本番まで、もう幾日か。
 ほんま皆様、ありがとうございました。合掌

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