住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「続・古事記 お隠れになったアマテラスの神」その4(最終回)

 ・・そして、ついに、その《Xデイ》は来たんじゃ。
〔アマテラス〕の神がお隠れになった『天の岩戸』の周りを、地上の神々が、皆集まって準備をした。
 そして、ついに作戦決行!
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 皆は『天の岩戸』の外で、大騒ぎを始めたんじゃ。
 踊りの上手な〔アメノウズメ〕の神は、胸もあらわに踊る踊る!その内、衣も脱ぎ始め、会員クラブのおっかけ連中や、観客の神々は、はやしたてての大笑いの大興奮じゃ。
・・余談じゃが、この踊りが〔ストリップ〕の元(ルーツ)になったんじゃよ。・・確か、どっかの芸人が「不倫は文化だ!」などと言っておったのぉ。正に同じように云うなら「ストリップは神話だ!」じゃな。フォフォフォ・・(笑い声じゃ)

 話を元に戻そう。・・その踊りの騒ぎが大きくなった頃を見計らって、たくさん集めた〔ニワトリ〕たちを急き立てて、「コケコッコー!」と鳴かせ騒がせた。
 そう、まるで、岩戸の周りは大騒ぎの連続じゃった。
 そんな騒ぎを〔岩戸〕の中で聞いた〔アマテラス〕の神は、居ても立ってもおられず、『そぉ~っ』と、〔岩戸〕の戸をお開きになった。
 それを見た〔オモヒカネ〕の神は、『御幣』の付いた《大鏡》を岩戸に向けたんじゃ。
〔アマテラス〕の神は、自分とそっくりの神が、ソコに居ると勘違いし、さらに『少~し』、戸を開いた。
 それを見た〔オモヒカネ〕の神は、「今だっ!〔タズカラヲ」の神、オープン・ザ・セサミ!」と叫んだ。
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 のちに、相撲取りの元祖(ルーツ)となる、この〔タズカラヲ〕の神は怪力じゃ!
 「待ってました!」と、その岩戸を「よいしょ、よいしょ!」と、
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 一気に開いた。
 そして、驚く〔アマテラス〕の神を、急いで引っ張り出して、もう二度と入れないようにと、〔フトダマ〕の神が、そこに『しめ縄』を貼ったんじゃ。
 こうして、作戦は大成功し、又、世界は《光》でつつまれ平和は戻ったんじゃな・・。
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 ・・以上が、『お隠れになったアマテラスの神』の全編じゃ。
 えっ、それじゃ、問題を起こした〔スサノオ〕の神は、その後、どうなったかって?どえらぃ罰を受けたのかって?
・・それは又、別のお話じゃ。 一応、これで一件落着じゃ。
 おしまい

紙芝居:「続・古事記 お隠れになったアマテラスの神」その3

 ・・ここまでの「あらすじ」に、まったく関係のない話。
 アマテラスの女神が〔洞窟〕にお隠れになり、世界が真っ暗闇になる話はあまりにも有名で、たいていの日本人なら知っている。
・・が、しかし、なぜ「お隠れになったのか?」という理由を知るものは、少ないのではないだろうか?
 出来の良い姉と、常識はずれの暴れん坊の弟との諍いが、やがて姉の苦悩を招き、大きな騒動(神話の場合は『天の岩戸隠れ』)へと発展する。(スケールは違うが・・)それって最近見た、山田洋二監督の映画「おとうと」と一緒やん。
 女優:吉永小百合さんは姉の『アマテラス』、そして暴れん坊の弟は笑福亭鶴瓶氏は『スサノウ』の神か? 重ね合わせば似てるような気が・・。今も超昔も〔親兄弟の諍い〕の悩みって一緒・・か?
 そしてひょっとして、この映画の元ネタって『古事記』?・・余談でした。
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・・さて、話のつづきじゃ。
 弟〔スサノウ〕の神の乱暴に、ほとほと手を焼いた、姉〔アマテラス〕の神は、「あぁ、あんな弟が居るなんて、もう私は恥ずかしくて耐えられません。・・もう私は誰にも会いたくありません。・・岩屋に隠れることに致します」と言って、『天の岩屋(岩戸)』にお隠れになってしまわれたんじゃ。
 太陽の光の神であられる〔アマテラス〕の神が、お隠れになってしもたんじゃから、その瞬間から世の中、大パニックじゃ。
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 この世はたちまち、《闇》に覆われてしもうた。
 何もかもが、暗闇に包まれ、やがて《禍(わざわい)》が広がり出したんじゃ。
 そこで、困った〔地上の神々〕は、集まって会議を開くことにした。
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 その中の思慮深い〔オモヒカネ〕という神が、リーダーになって会議は進められ、ここに、人類の存亡がかかった《大作戦》が決行されることになったんじゃ。・・まぁ今から、見ればたいした作戦ではないんじゃが・・・。
 〔オモヒカネ〕の神は、皆に言った。
 「Aチームの皆さんは、ニワトリをたくさん集めて下さい。
 そして、Bチームは、大きな鏡を作って下さいな。
 そして、Cチームは、鏡を飾る〔御幣〕を作って下さい。
 ・・それと、え~と、たしか踊り上手でボディコンの〔アメノウズメ〕の神と、そのファンクラブの〔おたく〕会員たちを、テンションを挙げて呼んでおいて下さい。
 そして、力自慢の〔タズカラヲ〕の神も、呼んでおくように頼みます!
・・・さぁ、皆さん、作戦開始です!」 つづく
 

太子・光福寺様の〔お盆法要〕

ファイル 552-1.jpg(太子町 光福寺様)
 過酷な『お盆読経参り』の日々と、お盆『出前法話』の旅が、ようやく昨日で終わりました。
 ・・その最後を飾ったのが、太子町にある〔光福寺〕様の『お盆法要』でした。
 今年で〔9回目〕となった、津田(ツダ)ご住職の光福寺様の夏の「紙芝居法話」。 
 その模様を『森のくまさん』の替え歌でどうぞ・・。又、よろしければ、ご一緒にハモって頂ければ幸いです。 合掌
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 ある~日(ある~日)、寺の中(寺の中)、
 津田さんに(津田さんに)、告げられた(今年もか)
 今年も『盆法要』~、「紙芝居」やってくれ~

 津田さんの~(住職の~)、言うことにゃ(言うことにゃ)
 法要は(読経は)、長くなる(長くなる)、
 時間はずれ込むが~、後はお任せだぜ~。
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 会場の~(本堂の~)、前列は~(前の席~)、
 子供たち(幼子が)、陣取ってる(くつろいどる)
 今日はデカ「紙芝居」~、ちょいとビビらせたる~
 
 泣く子たち~(そんな子も~)、ちらほらと(気に掛かる)、
 お母さん(父さんに)、張り付いた(恐かったか~?)
 すたこら、さっさのさ~、僕は引きあげだぜ~
  
 (もう、来年は無いやろなぁ~・・? 合掌)

富田林・板持(イタモチ)の専念寺様「お盆会(エ)」

ファイル 551-1.jpg(富田林 専念寺さま)
 (サザエさんの替え歌で、8月12日のお盆法要の様子をどうぞ・・)
「出前でございま~す・・。」
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(一番)
 お話抱えた僧侶が、や~ぁって来ーた
 板持(イタモチ)、お寺へ、お盆会(エ)、出前さん
 大人が笑ってる~ 子供も笑ってる~
 ルール無いみたい~
 お盆会いい調子~ 
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(二番)
 子供も大人も幸せに、なるはなし~、そんな依頼だ!
 無茶だ~ぜ イモ~トさん(住職の本名)
 子供がつっこむー、携帯音も割り込むー、
 ルール、ルルッル~ 本堂いい活気~
 
「出前法話のご依頼は『専念寺』さまでした。チ~ン 合掌」
  

「踊る、大お墓参り!」in 2010

(浜村純氏風に読んで下さい)
 さて、みなさん・・、
 今年も、わが村に昔むかしから続く、〔大お墓参り〕イベントが8月の9日、夜明け前の午前4時半より行われました。
 今年も、我が村のお天気は、晴れて晴れて晴れて、大晴れでありました。
 正に暑い暑い、石の熱の照り返しと、ロウソクの熱に線香の熱、それら猛烈な熱気の中、(ほとんどすべてのお墓へ)参る参る参ると、ほぼ六時間休み無しで、読経させて頂きました。
 途中、お茶も飲み、オロナミンCも飲み、ありとあらゆるモノを飲み、水分補給をしましたが、すべて汗汗汗となり、一回もトイレには行きませんでした。・・それが、良い事か悪いことか?
 今年も私は、一つ一つのお墓の前で、必殺、いや必救!真空急降下直角三段おリン鳴らし!などの大ワザを使い、拝む拝む拝む、合掌合掌合掌、読経読経読経、汗汗汗で、途中、目の前がくらくらもしましたが、友人僧や子供たち、そして檀家さんの助けもあって、無事に乗り切ることができました。
 今は、とても嬉しい嬉しい嬉しい、喜ぶ喜ぶ喜ぶ、実~に達成観一杯な気分なのでございます。
 これで、今年の夏の山場をひとつ越えることができました。
 ほんとに、みなさん、ありがとぉ~う!
 
 

紙芝居:「続・古事記 お隠れになったアマテラスの神」その2

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 「スサノオ! ここから一歩たりとも入ってはいけません!!あなたはこの《高天ヶ原》を奪いに来たのでしょう!」
 と、姉の〔アマテラス〕の女神は叫んだ。
 それを聞いてびっくりした弟の〔スサノオ〕の神は、
「ちっちっ違いまっせ、ネエちゃん! おいらは、お姉ちゃんに〔お別れ〕に言いにきたんでごわんど。決して、侵略しに来たんではないぜよー。信じておくんなはれっちゃ!」と、色々な方言を混ぜ込み、必死で弁解した。
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 やがて、必死に弁明する〔スサノオ〕の誠意は伝わり、姉の〔アマテラス〕は、誤解を解き、二人はようやく仲直りをしたんじゃ。
 ・・が、しかし、時間が経つにつれ、
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 〔スサノオ〕は、「よーく考えてみたら、なんでいつもオイラだけ、皆からこんなにイケズされなあかんねん! えーい、どうせオイは邪魔者じゃっどん! よーし、この腹立ちをあっちこっちにぶつけて暴れ回っちゃる!」と、ヤケクソになり、あちこちで乱暴を始めたのだった。
 そして、ついに、その乱暴によって、人が亡くなるという事故が起きてしまったのじゃ。
 姉の〔アマテラス〕は、その悲報を聞き、それは、大きなショックを受けたんじゃ。
 そして、「あぁっ、あんな乱暴者の身内がいるなんて、なんて恥ずかしいことなの・・。いっそのこと、私はこの世界から身を隠してしまいたい・・」と、人類史上初、最大の〔引きこもり〕を決意したんじゃ。
 つづく

紙芝居:「続・古事記 お隠れになったアマテラスの神」その1

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 昔、むか~しの大昔のお話。
 この「紙芝居」の〔第一部〕で、「日の本の国は〔イザナキ〕と〔イザナミ〕の夫婦の神によって完成した」と、お話したのぉ~。
 これは、その後のお話じゃ・・。
 いわゆるエピソード2じゃ。
 そう、無事に日の本の国が完成したまでは良かったのじゃが、妻の〔イザナミ〕の神は亡くなり、後に残された三人の子供たちは、夫の〔イザナキ〕の神によって育てられる事になった。
 やがて、三人のお子は、無事成長された。
 ・・そして、姉の〔アマテラス〕の神は、《天の世界》を任される事になり、
 弟の〔ツクヨミ〕の神は、《夜の世界》を任されることになった。
 そして、末っ子の〔スサノオ〕の神は、《海の統治》を任される事になったんじゃ。
 しかし、じゃ・・。この末っ子の〔スサノオ〕の神がいかんかった。
 この神が泣き虫で泣き虫で、大人になっても、「お母ちゃんに会いたい~、お母ちゃんに会いたいよ~」と、『となりのトトロ』のメイのように、泣き続けておったんじゃ。
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 それをじっと我慢して育てておった、父の〔イザナキ〕の神じゃったが、ついに堪忍袋の緒が切れた!
 「これ、スサノオ! いい大人が毎日毎日泣いてばかりおって! そのゆえ海は荒れ、地上は禍(わざわい)が満ち溢れてしまったではないか! お前にはあいそが尽きた。・・勘当じゃ!ここから出てゆけ!!」と、父から職を解かれ、追い出される事になってしまった。
 〔スサノオ〕は、「トホホホ・・、ついに勘当か。・・そうだ、ここを出てゆく前に、お姉ちゃんに一言、別れを告げに行こう・・。」と、〔スサノオ〕は、姉のいる天の《高天ヶ原(タカマガハラ)》に向かうことにした。
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 ・・が、弟の〔スサノオ〕が、天界に向かって来ているという噂を聞いた姉の〔アマテラス〕はびっくりしたんじゃ。
 「ええっ、あの泣き虫で乱暴者の〔スサノオ〕が、こちらに向かっているですって?!
・・きっとあの子は、この《高天ヶ原》を奪いに来るのだわ!」と、勘違いし急いで武装し、〔スサノオ〕を待ち構えることにしたんじゃ・・。 つづく

《次回予告》
 さぁ~て、次回の『続・古事記』は・・、
 「スサノオっす。・・父ちゃんには追ん出され、姉ちゃんには誤解され、オレって何でこうなるの?・・ちくしょう、ムシャクシャしやがるぜ!ちょっくら、暴れてやろうか!
 次回から、
 『スサノオ そりゃないぜ、ネエちゃん?!』
 『アマテラス いっそ隠れてしまいたい・・』
 『オモヒカネ 騒げや唄え大作戦!』
 の三本です。 又、次回も(お盆に入りますが)見てくださいね。ジャンケンポン(盆)!」

「朝の法座」への出前

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〔会場の勝満寺様: お寺に着き、カメラのシャッターを押そうとした瞬間、偶然、ご住職がお顔を出されたベストハプニングいや、タイミングな一枚〕

 ・・先ほど、二泊した京都から帰ってきた。
 今回は、《西陣》の三つのお寺(勝満寺様・長圓寺様・興徳寺様)共同主催による、毎年恒例の「夏の(二日間)早朝行事」、名づけて『朝の法座』にお招き頂き、「紙芝居法話」に行ってきたのである。
ファイル 547-2.jpg(二日間、こんな感じである)
 朝の6時からの「勤行と法話」の二本柱に、毎年、会場を変えて行われる、この「酷暑の夏の行事」も、ご寺院さま方とご門徒様の(正に汗水流しながらの努力の)元に、続けられている《伝統行事》なのである・・そうだ。
ファイル 547-3.jpg(〔嫁おどし婆に変身!〕)
〔西陣織〕の賑やかな機織り機の音は、すでに時代とともに廃れてしまったそうだが、その変わりといったら何だが、〔セミ〕の声が、会場中(僕の声に対抗するかのように)鳴り響いた。
 『ミ~ンミ~ン』と鳴く、セミに負けてたまるか!と、僕も『ブ~ツブ~ツ・・仏』と、賑やかにお話をさせて頂いたのであった。
 三ヶ寺のご住職さま、そして勝満寺の坊守さま、ご家族さま、そしてご門徒の皆様、たいへんお世話になりました。本当に有難うございました。
 セミに成り代わり、ここに暑く、いや篤く御礼申し上げます。 合掌

〔朝の法座〕の宣伝チラシ

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(勝満寺さまが作って下さったステキなチラシ!)
 8月の1~2日と、2日間に渡って、京都市の『勝満寺』さまで開催される毎年の恒例行事という『朝の法座』に、今年は「お寺の出前!紙芝居屋亭」が、お話させて頂きます。
 朝の6時からと開始の早い「御法座」ですが、皆の「目がシャキッ!」となるような、そんなお話ができたらと思っております。
 それでは、頑張ってきます!

夏休み「寺子屋教室」への出前

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 本日、東大阪:「玄清寺」様の『夏休み:寺子屋教室』へ「出前紙芝居」に行って来た。
 こちらには、毎年(今回で5回目)、夏休みに行かせてもらっているのだが、相変わらず『ちびっ子パワー』は凄い!
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 一瞬でも、こちらが気を抜くと、会場が騒音の《嵐》のようになって、収拾が就かなくなるのだ。
 毎年、鳴門の渦潮の中に、巻き込まれているような感じである。(・・今年もそんな感じであった。)
 また、一回やった紙芝居は、必ず(チビッ子は)覚えているので、やりづらい。(・・今回も、何年も前にやった「くもの糸」を持っていったのだが、先にラストをバラしてしまったチビッ子がいて、往生した。)
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 それで今回は、元気すぎるチビッ子には、「紙芝居めくり係」を命じて、手伝わせて、おとなしくさせた。(効果はあった・・)
 そして最後は、こちらの御住職のリクエストに答えて、地獄めぐりの紙芝居もして、ビビらせて、ご本尊の仏さまにみんなで手を合わせて、早々と引き上げたのであった。

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