住職のつぼやき[管理用]

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泣いてくださる檀家さん

 現在、主に娘が、檀家さん宅への[月参り]に行ってくれている。
 それで留守番をしている僕は娘に、今日の檀家さんの様子などが気になって聞く。
 すると、(田舎という涙もろい土地柄もあると思うのだが、)よく檀家のおばあちゃんたちが泣かれるそうだ。(有り難いが、僕はまだ生きてる・・)
 たとえば、
 「大したことなかって、住職さん良かったねー。」で、一泣。「実はわたしの主人も同じ病気で・・・。」で、もう一泣・・とか。
 「なんで、仏さんの仕事してはるのに、こんなエライ目に遭わなあかんねんねんやろ・・」で、一泣。「でも、ちゃんと仏さんは助けてくれはるねんねぇ。・・早よ、会いたいわー」ともう一泣らしい。
 ほんとに、こころが優しいというか、涙もろいというか、僕のほうが返ってクールに状況を聞いているのが申し訳ない。
 早く、治して復帰したい気持ちが日に日に強くなってしまう今日この頃である。
 

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