住職のつぼやき

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紙芝居「くもの糸」を演じる上での矛盾・・

 ・・台風一過。
 近畿地方は大きな被害を受けた。
 今、京都や滋賀の友人宅(お寺)などに、心配で(迷惑にならない程度に)連絡を入れて聞いている。
 さて、話は変わるが、
 うちの地域にも大雨が降り、その雨の後、お寺の庭に蚊が大量発生した。
 昨日も、洗濯物を入れながら刺された刺された。
 そして、その蚊を狙ってか、蜘蛛の巣も、今、あちこちに大量に張り巡らされている。
 それが、うっとうしくて、今日もお参りに行く前に、捕りまくった。
 でも、矛盾を感じるのだ。
 よく僕は、芥川龍之介の[くもの糸]という紙芝居をした後に、皆さんに「蜘蛛一匹といえども、命はいのち。大事にしたいですね。」てなことを言っているのだが、矛盾だ矛盾。
 「ほんま、うっとうしいなぁ」とつぶやいて、言ってることの真逆なことを、やっている。
 ・・でも、法衣にまとわりつく蜘蛛の巣を捕りながら、懺悔の気持ちが沸いてくるんだよなぁ。「僕はこの紙芝居をする資格がないのではないか?」と。
 でも、頼まれたら、又、平然とした顔で、この紙芝居をやるのだろなぁ。
 「くもの糸」の主人公カンダタは、この僕なのかも・・。
合掌
 

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