住職のつぼやき

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埼玉県からのお客様

 今日、埼玉県川口から、台風の中、お客様が来られた。
 その方は埼玉の青年商工会議所職員の方で、目的は、僕の『殺人鬼になった修行僧 ~アングリマーラのはなし』という紙芝居を写真で撮ってコピーする為であった。
 ・・ほんま、遠い所をご苦労様でした。(新幹線も、台風の為、遅れたそうだ)
 そのコピー目的は、地元の青少年会で、このお話を使って、[許すこと]・[怨みの気持ちをどうするか]などをテーマにした研修(討論)会を開く為らしい。
 確かに、この紙芝居のテーマは(観方によれば)深い。
 こんな話だ。
 『一人のまじめな若い修行僧がいた。
 彼は住み込みで、師匠の家で修行をしていた。
 師匠には淫乱な妻がいた。その妻が彼を誘惑。しかし、彼は拒絶した。怒った妻は、自分の夫に彼に乱暴されたと嘘をつく。
 師匠である夫は、弟子を怨み、恐ろしい報復を考える。
 それは、人を百人殺して、その指で首飾りを作る事、それが彼の修行になるという教えだった。
 弟子は拒絶するが、催眠術を掛けられ、ついに実行する。
 それからというもの、インドの町に夜な夜な辻斬りが現われ、町人は恐怖に陥る。
 その殺人鬼は、いつしか『アングリマーラ(指の首飾りの悪魔)』と呼ばれるようになる。
 そして、99人が殺され、アングリマーラは最後の犠牲者を見つけて襲うが、それは自分を心配して探していた、実の母親だった。
 母の叫びを聞き、正気に戻ったアングリマーラは、お釈迦様のお寺に助けを求め、出家し入門することになる。
 お釈迦様は、彼に毎日、「町に出て托鉢をせよ」と命じる。
 ・・連日、町の住民たちから報復を受けながらも、ただひたすら耐えて、托鉢を続けるアングリマーラ。
 そんなある日、軍隊がやってきて、彼の引き渡しをお釈迦様に求める。
 が、お釈迦様は「彼は心から懺悔してしている」と、引き渡しを拒否。
 しぶしぶ、あきらめる軍隊。
 そして、アングリマーラはやがて、悟りを開くことになる・・。』
 そんなお話だ。
 ざっと振り返ってみたが、でもこれって、研修の材料になるのかな?
 研修結果がどうなったかは、又いずれ、詳しく教えてもらうとしよう。

 

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