住職のつぼやき[管理用]

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〔ローレン研修会〕への出前

「ローレン、ローレン、ローレン、・・・ローハーイド! ビシッ、ビシッ(牛を追うカーボーイのムチの音)」・・この歌は、1960年代に大ヒットした米TVドラマ痛快西部劇『ローハイド』の主題歌である。(・・余談になるが、わが国でも日本の歌手が歌って大ヒットした。確かこの「ビシッ」というムチの音は、スリッパを叩いて表していたような気がする。(スリッパの他に何かなかったんかい!)・・が、僕もマネして(スリッパ叩いて)唄っていたような記憶がある・・〔笑〕)
 僕はこのドラマが大好きであった。(若きクリント・イーストウッドもカッコ好かったなぁ・・)まぁ、それで今でも(極たまにであるが)お風呂の中で突然、口ずさんだりしてしまう。
 さて、前置きが長くなったが、先日(10月24日)に、《小泉産業グループユニオン》『労働連合(略してローレン!)10年組合員研修会』へ、「お寺の出前講演」に行かせて頂いた。・・が、その途中、車の渋滞に合い、思わずあせる自分自身を落ち着かせる為に、先の「ローレン、ローレン、労連、ローレン、10年、ケンシュウ・・ローハーイド!」と口ずさみながら、高速をぶっ飛ばして会場へ向かったわけだ。(まったく、無駄な書き出しで始まりすみません・・)
ファイル 396-1.jpg(研修会:風景)
 ・・まぁそれで、遅刻せずに無事、会場に着いたので良かったのであるが、今回、僕は〔一般企業〕への『入社10年目(皆まだまだ若い!)労働組合員研修会』という、重大な勉強会の『お寺の出前』は初めてだったので、大変緊張した。(始まる前に「起立、礼!」という声が上がった時、思わず「学生時代」を思い出し、第一声目は声が裏返りそうになった)
 前置きが長くなったので、どんな「研修内容」であったかは割愛するが、いつもの如く「紙芝居」を使っての〔思いやりの大切さ〕・〔自分にとって大切なモノって何?〕・〔何があっても不満と取らない、《自然の思し召し》と受け取ってみよう〕というテーマでお話した。
ファイル 396-2.jpg(後半の風景)
 そして〔後半〕は、円座になって今回の話の〔感想〕や〔気がついた事〕などをお一人おひとりに、一言ずつ述べて頂いた。
 ・・といったところで、持ち時間の二時間はちょうど過ぎて、次のご講師の先生へと、バトンタッチしたわけである。
 そして、最後には、僕も少し余裕が出来たせいか、例の「起立、礼!」の声が上がって終ろうとした時、「よっしゃ~、今日のところは、このへんにしといたる!」と(大阪っぽい、つまらん)冗談を飛ばして、爆笑の中、会場を後にしたのであった。めでたし。
 
《おまけ》:後日、主催のローレン会長様より、頂いた今回の「研修会参加者からの感想」を少し付けたす事にします。(僕は誉められて伸びるタイプなので嬉しかったのです!・・〔笑〕)
○話がわかりやすく、かつ楽しかった。
○紙芝居を使っての視覚・聴覚での法話は新鮮でした。
○話し方、考え方、雰囲気とても魅力的でした。
○ある意味、お坊さんらしくなく、そうかと思うと限りなくお坊さんに見えました。
○やりたいことがあって、信念を持ってそれを進めるにあたり、今までの固定観念にとらわれず、やり方をよく考え、相手のことをよく考え、誰もやったことのないことをする勇気に、自分自身も勇気をもらえました。
○仏教について深く学んだことはないが、一度その教えについて学んでみたいと思った。・・エトセトラ、エトセトラ。
 ・・他にも、脇が思わずこそばくなってしまうような嬉しい多くの感想をたくさん頂いた。皆さん、本当にありがとうございました。 
 僕は褒められると伸びるのです!(鼻の下が・・)もうエエか。合掌
 

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