住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

京都教区:下東組寺族婦人会の皆様の来院

 今日は、京都から『下東組:寺族婦人会(お寺の坊守さんの会)』の皆様(12名)が、バスで団体参拝にお越しになられた。
ファイル 915-1.jpg
 到着されたら、まずはお勤め。
 今日は二階本堂で、〔お勤め〕も〔紙芝居法話〕も行う。
ファイル 915-2.jpg
 いつもの紙芝居『三尺三寸のお箸』をまず披露。
 その後、今日はお寺のご婦人の方ばかりなので、『子供を亡くしたゴータミー』という(割と暗い)紙芝居を久々に演じ、観て頂いた。(僕はこの話好きなのです)
 この「紙芝居」は悲しいお話なので、あまり団参(ご旅行)の方向きではないと思っていたのだが、お寺の女性の方ばかりの会とお聞きしていた為、やはり(病院内で看護師さんたちによく演じる、命をテーマにした)この紙芝居にしようと決行したのだ。
 もちろんそれは、お寺が『命』に関わる大切な仕事をしていると思っているからである。
 又、これは有名な話なので、知ってる方も多かったであろうが、改めて紙芝居でじっくり観るというのも良い研修になるかな?と思ったからでもある。
 これを演じて良かったかどうかは、(皆さんの感想をお聞きしてないので)解らない。
 が、お寺さんなら、是非共感されるのではなかろうかと、僕は思う。
ファイル 915-3.jpg
 一時間のうちの寺での滞在ののち、バスは好天気の中、さらに南へ向かって出発して行ったが、はたしてバスの中の雰囲気は、その後どうなったであろうか?(紙芝居の影響で、楽しい旅行気分に水を差しはしなかったか?・・皆さんの出発を見送ったのち、ちょっと心配になった。) 合掌
 

上に戻る