今日は、京都から『下東組:寺族婦人会(お寺の坊守さんの会)』の皆様(12名)が、バスで団体参拝にお越しになられた。
到着されたら、まずはお勤め。
今日は二階本堂で、〔お勤め〕も〔紙芝居法話〕も行う。
いつもの紙芝居『三尺三寸のお箸』をまず披露。
その後、今日はお寺のご婦人の方ばかりなので、『子供を亡くしたゴータミー』という(割と暗い)紙芝居を久々に演じ、観て頂いた。(僕はこの話好きなのです)
この「紙芝居」は悲しいお話なので、あまり団参(ご旅行)の方向きではないと思っていたのだが、お寺の女性の方ばかりの会とお聞きしていた為、やはり(病院内で看護師さんたちによく演じる、命をテーマにした)この紙芝居にしようと決行したのだ。
もちろんそれは、お寺が『命』に関わる大切な仕事をしていると思っているからである。
又、これは有名な話なので、知ってる方も多かったであろうが、改めて紙芝居でじっくり観るというのも良い研修になるかな?と思ったからでもある。
これを演じて良かったかどうかは、(皆さんの感想をお聞きしてないので)解らない。
が、お寺さんなら、是非共感されるのではなかろうかと、僕は思う。
一時間のうちの寺での滞在ののち、バスは好天気の中、さらに南へ向かって出発して行ったが、はたしてバスの中の雰囲気は、その後どうなったであろうか?(紙芝居の影響で、楽しい旅行気分に水を差しはしなかったか?・・皆さんの出発を見送ったのち、ちょっと心配になった。) 合掌
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