PCが故障してから、築地本願寺に「出前」に行ったことは先日、書いた。
今日は、それ以後の「出前」について、少し述べてみたい。
東京から帰ってきた次の日は、近くの檀家さんのお宅の前の小さな『お地蔵さん』にお参りをし、その後、そこのお家で、近所の子供たちを集めて『紙芝居法話会』を開いた。この日の演目は、落語の『じゅげむ』をやった。初めて「紙芝居」を見る小さい子供も居て、引率のお婆ちゃんたちも一緒に多いに盛り上がった。
その次の日から一週間、僕は京都の西本願寺に「布教使」という資格を取る為の研修に行っていた。
帰る際、先生に「又、頑張って来いよ!」と言われたので、おそらく試験は落ちていると思う・・。(結果発表は来月なのだが、このセリフはある意味、残酷な先行通告だった。又、頑張るとする。ショボン・・(涙))
京都から帰ってきて休む間もなく、その次の日は『特養ホーム白寿苑』内で、〔盂蘭盆法要〕を行った。
今年も、去年の夏から一年間で、苑内で亡くなられた方は、30名以上おられ、その遺族会の方々も来られ、お名前をお一人お一人拝読しながら、ご一緒に読経して、亡くなられた方を弔った。その後、短い「法話」をして、みんなで、職員によるギターとバイオリンの生演奏の伴奏で、「千の風になって」と「涙そうそう」を歌った。
そして9月が始まり、先日、大阪市東成区にある「グループホームゆおびか」に、「紙芝居法話」に行ってきた。
こちらは今回で、二回目の「出前」となり、皆さん、僕の顔を覚えて下さっていた様で、嬉しかった。
この日は、「早いこと(あの世から)お迎えが来て欲しい!」とばかりおっしゃる百二歳の女性入居者の方に、僕は心を向けて、「仏教では、死をどう捉えるか?」という話をして、定番の「ゴータミー」の紙芝居をした。「又、来て下さいね」と帰り際、この方が、言ってくださったので、僕はホッとした。
・・以上、こんなトコか。 今年の夏も忙しかったと思う。
もう夏も終わってしまったが、少し遅い〔夏休み〕を取りたい!・・・でも無理か? でもでも、PCが直ったから良いとするか!