住職のつぼやき[管理用]

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お化粧って大事?!

 今日、〔月忌参り〕に行かせて頂いたお家での事・・。
 チャイムを鳴らして家に入り、いつもの仏壇のあるお部屋に入らせて頂いたら、ベットから、(80才半ばの)おばあちゃんが、ムクッと起きられた。(まだ寝ておられたのだ)
 そして、寝ぼけ眼で僕を見られると、驚いた表情をされ、両の手のひらで顔を隠して、「いや~、まだ寝てたんですわ。恥ずかしいわー。こんな(スッピンの)顔見られるなんて・・」と言われた。(もう一度言うが、80才半ばの女性である《〔笑〕ったらあかん!》)
 僕は、なんか申し訳なかったみたいな感じがして、なるべく顔を見ないようにして、仏壇に向かってお参りをした。
 そして帰り際、お化粧を(タップリ?)されて、ニコやかに〔お布施〕の袋を「有難うございました」と、僕に手渡してくださった。
 僕は思った。
 女性というものは、いくつになっても女性なのだ(全、80才半ばの女性の皆さん、失礼な書き方をしてすんません・・)。
 だから、僕がボランティアで行ってる老人ホームでも、半年に一度ぐらい〔お化粧療法〕と称して、プロの美容院の先生が来られて、ご老人の為の《お化粧教室》を開いているのだ。
 確かに、お化粧をされたら、皆さん〔活き活き〕されているように感じるわ。
 〔お化粧〕って大事なことなのだと改めて感じた、今日のお参りでした。
 

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