『信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。〔聖書より〕』
・・・この言葉が、《寝屋川十字の園》という特養老人ホームのパンフレットの最初の〔挨拶欄〕に記載されている。
・・そう、ここは《キリスト教》を基盤とする老人福祉施設なのである。
この施設は、月一回、苑内で『介護予防教室』という講座を開いている。
対象者は、外部の人も参加自由で、苑内の入居者やそのご家族、そしてスタッフはもちろん、地域の民生委員や他の施設のホームヘルパーさんなども参加される。(今日は子供たちもいた)
この『講座』に年一回、講師として招かれる様になって五年が過ぎた。(お葬式が入って休んだ時もある・・・)
初めは《キリスト教》の施設でお話するというので、「本当に僕で良いの?」という気持ちが強くビビッていたが、五年目ともなると、なぜか慣れっこになってしまうから不思議だ・・。
おそらく、『宗教は、本来皆一緒!』という気持ちが、この施設に一歩入れば、僕を被ってくれるのだと思う。
さて、今日は『愛』について・・、そんなテーマで『紙芝居』とお話をした。
ちなみに仏教では『愛』という言葉は使わず、その代わりに『慈悲』という言葉をよく使ったりする。
でも僕は「仏教徒も《愛》という言葉を使っても良いやん』と思っている。
なぜなら、妻にプロポーズする時も、「愛してるから結婚してください!」と(今ならもう少し考えるが・・)言ったし、その後も(適当に・・?)この言葉を使っている。決して「愛してる」の代わりに「君を慈しんでるよ」とは言わない。〔笑い〕
僕は言葉の表現のこだわりより、常にそれが現実に適応したもかどうかを優先してしまうのだ。・・仏教徒としては、それは良くないのかもしれないが・・・?。
それより、僕は現実を大いに受け入れ、色んな《宗教》や《イデオロギー》を持った人達と自由に交流したいのである。
その方が面白く生きれそうで・・・。〔笑い〕
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