住職のつぼやき[管理用]

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ツバメの巣!

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今、お寺の『外階段』の裏に、ツバメが巣を作っている。
 どうやら、卵も無事にみな孵ったようで、今、親ツバメが忙しくエサを運んで来ている。
 僕は《ツバメ》が好きだ。
 あの優雅に颯爽と飛ぶ姿は、見ていて本当に気持ちが良い!
 お参りから帰って来たら、まず(これを見る為に買った)《双眼鏡》で雛(現在五匹確認!)がみな無事か確認している。(あまり覗きすぎて、外から《覗き魔》と勘違いされないように注意はしている・・。)
 親ツバメはエライと思う。それは必ず、雛たちのフンまでも口で運んで、どこかに捨てに行ってるからだ。清潔第一と考えているのだろうか?(これを見てたら今の人間よりも健気だと思ってしまう)

 ・・ところで、僕の『紙芝居』にツバメが登場する物がある。
 それは『幸福の王子』という外国の物語で、《王子の銅像》と一匹の《ツバメ》が貧乏で苦しむ人々を助けるという、優しくそして切ない、素敵なお話だ。
 僕はこの話が大好きだ!
 一昨年も《介護職員》の為の研修でこの紙芝居をやった。(いずれこのブログにも書きます!)
 ・・実はこの紙芝居を書く為に《ツバメ》の絵ばかり書いていた時期があって、実際《ツバメ人形帽子》まで作り、今もこれをかぶって毎回この紙芝居は演じている。(以前、《淀川キリスト教病院》で、これをやって〔変な坊主〕やと思われたことがある・・〔笑い〕》
 ファイル 103-3.jpg 〔ツバメ帽子・現物〕
 ・・おお、そろそろ又《ツバメ観察》の時間がきたようだ!
 よっしゃ~今日はこのへんに、しといたる・・。又何か変化があったら書きます!
 

《静けさ》を味わうクラブ

 昨日は、特養老人ホーム『甍(イラカ)』の《講話クラブ》の日であった。
 このクラブ活動は、毎月30名程の参加者がある。
 その中で、話の内容をはっきり理解し聞いてくださっている方は、何人ぐらいおられるだろうか?
 いつも〔シーン〕とした空気で始まり、そんでもって〔シーン〕とした空気で終わるので、(つまりあまり反応がない。) それで、そんな事が気になって、・・昨日クラブが終わってから、担当職員の若い男の子に聴いてみた。
 すると返って来た答えは「話を理解されているのは5人から10人ぐらいでしょうか。認知症の方が多くなられまして・・」ということであった。
 つまり〔3分の2〕以上の方は、僕が何を言っているかわからないままに、その場に座っておられることになる。
 ・・が、この男性職員の話はまだ続き、「・・話の中身はわからないだろうけど、《静かにしていなければいけない》という場の雰囲気は解っておられると思いますよ」ということであった。
 それは、いつもの自分の居住空間で過ごしている雰囲気とは明らかに違っていて、各自が独自の《緊張モード》に入っているように見えるからだそうだ。
 この《講話クラブ》は(ひとつのパフォーマンスとして)僧侶の姿で〔お話〕をするので、皆さん〔頭の回線〕が『坊さんの前では静かにしてなあかん』回路に繋がるのかもしれない。
 この男性職員は、次のように言って話をまとめてくれた。「講話クラブは《静》を味わうクラブ。そして音楽クラブは《動》を味わうクラブだと思います。・・どちらも入居者の皆さんにとって《人間らしく生活する上で》とても大切なことだと思います」と。
 講話に対しての反応を求めるより、ただその場に毎月僕は《存在する》だけで意味があるのかもしれないと思った。 

《サンシン》の音(ネ)・・そうそう

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・・おシャカ様が《苦行》を止め《瞑想》の行に入ったのは、ひとりの女の子との出会いがキッカケであったと前に書いた。
 その少女の名は《スジャータ》という。・・そう、日本では〔コーヒーフレッシュ〕の名としてあまりにも有名になりすぎ、この話のモデルさんだという事は(ラジオの時報ともに〔笑〕)一瞬で消え忘れ去られたようだが・・。
 話を戻す・・。
 おシャカ様は《苦行》の有り方に迷い、一度大河に入って身を清めようとされたその時、この少女が歌を唄いながら通りかかる。
 『〔楽器の〕弦(ゲン)は強く締めればキレちゃうよ~、
  弱けりゃダラリと響かない~
  中ほど締めて良い音(ネ)が出るよ~
  調子に合わせて、踊れよ、踊れ~』・・このような歌だった。
 この歌を聴いておシャカ様は「ハッ!」とされた。
 自分も〔楽器の弦〕のようなものなのだと・・。
 つまり、厳しい苦行では悟れず、身体を壊す。反対にダラダラしてても尚さらダメだ(ああ、耳が痛い!)。極端なことをせずに規則正しい生活の中にこそ、悟りへの道がある!そう、感じられた。
 そしておシャカ様はこの少女にお礼を言うと、反対に〔ミルク粥〕を布施され、それを食べて元気を取り戻してゆく・・。
 このようなエピソードがあったのだ。(今度ラジオの時報を聞いた時思い出してね!)
 ・・さて、長々と〔前書き〕を書きすぎた。(今までのは前書きやったんかーい!と突っ込みが入りそう・・)なので、本文は簡単に流すことにする。
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 昨日、特養ホーム『白寿苑』の法話会があり、僕は『おしゃか様物語』の紙芝居をして、〔前書き〕の話にテーマを絞り、その後「それでは中ほどに締めた良い音の楽器で演奏していただきましょう」と僕は引込み、それから沖縄出身の職員のK君に〔三線(サンシン)〕というヘビの皮で作った三本弦の三味線で『涙そうそう』を演奏してもらい皆で歌った。
 K君は歌の二番を地元〔沖縄方言〕の歌詞で唄ってくれて、方言とはこういうものかと僕は感心してしまった。
 たとえば『古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた』は沖縄方言では『なちかしアルバムみくてぃ かふうしどーんでぃくとぅばかき』・・となる。ぼ~っと聞いてたら何言ってるかまったくわからない!(おもしろいでしょう)
 ・・そうそう、『涙そうそう』の〔そうそう〕とは《沖縄方言》で〔止め処も無く流れる〕という意味らしい。
 まさに、この日は(止め処も無く)そうそうと良い音を聞かせてくれた。K君、《夜勤》の処に本当にありがとさんでした。

病院の《レイ》のもん・・?

 今日、ご門徒さんの御家にお参りに行かせてもらった時の会話・・。
 「院主(インジュ)さん、病院には《レイ》のもん(物)、居りまんのかなぁ?」と(この前まで病院に長期入院されていた)、そこのご主人が僕に聞かれた。
 「《レイ》のもんって何ですか?」と逆に僕が聞き直すと、ご主人は「《例》とちゃいまんでぇ、幽霊の《霊》でんがな・・」と改めておっしゃられた。
 詳しくお聞きしてみたら、昨年の夏にこんな事があったらしい。
 それは、二人部屋に入って居られた時の事・・。隣の誰もいないベットの横のテレビの上の〔ティッシュペーパーの箱〕が、突然バタバタッと動き始めたそうだ。
 それで、息子さんが「お父さん、地震や!」と言って伏せたら、別に他には何も揺れておらず、「ゴキブリでも入ってたんとちゃうか」と中を見たが何もおらず、「変なこともあるなぁ」と二人で話していたらしい。
 それから夜になって、例の〔ティッシュの箱〕が今度は膨らみ、又暴れだしたらしい。
 体のごっつい『何でもかかって来んかい!』という感じのこのご主人も、さすがにこれにはビビッてしまい、ナースステーションに駆け込んで今あった事を話した。
 すると宿直のナースさんは「最近、その部屋で二・三人続けて亡くなられましたからねぇ・・、今はお盆やし、帰って来られたんとちゃいますかねぇ・・」と何とも凄い〔病状を悪化させるような(笑)〕説明をされたそうだ。(もっと違う言い方なかったんかい!)
 ・・この親切丁寧(笑)な凄みのある説明に、ご主人はさらにビビリ「今すぐ部屋を変えてくれんと、病院を変わらしてもらうでぇ!」と言ったら、「はい、わかりました」とすぐに別の大部屋に変えてくれたというから、こりゃまた凄い。
 ・・《レイ》の話とは以上のような話であった。
 僕はその話を聞いて「それが《霊》やったのかどうか、僕にはよくわかりませんが・・ご主人が体験された事やし、ナースさんもそう言いはるのやからねぇ。・・又すぐに部屋変えてもらえて良かったですね」としか言いようがなかった。
 ・・ところで、今この《レイ》の部屋には誰が入っておられるのかなぁ?
 大丈夫かなぁ・・あっそうや、今は《お盆》と違うから大丈夫かぁ・・。

《花まつり》ってなぁに?

 4月8日は《花まつり》。
・・この日は、仏教の開祖〔おシャカ様〕がお生まれになった記念の日です。
 では、なぜ《花まつり》っていうのか?・・それはおシャカ様がインドの《ルンビニー》という花園でお生まれになった時、その回りの花々は一度に咲き揃い、何ともいえない良い香りを漂わせたことから、この名前が付いたと伝わっています。
 ・・各地の様々な《お寺》ではこの日をお祝いし、その日の前後に〔記念の法要〕をあちこちで開きます。
 私たち、浄土真宗本願寺派の〔石川南組〕という組織内の各寺院も、青年僧侶たちが中心となって、毎年この〔行事〕を行っています。
 ・・そして今年は〔富田林〕にある《円光寺》様の本堂を会場とし、昨日、この《花まつり》を開催いたしました。
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 その《進行》は、若者たちが中心となって〔お勤め〕をし、その後、〔『花まつりおめでとう』という、この行事の意味を説明するパネルシアター〕。そしておシャカ様の像に甘茶をかける〔灌仏(カンブツ)〕をして・・、(この意味の説明はいずれ又・・)
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 その後が私の出番で、この日は紙芝居『そんごくう』をして、〔仏様のお救い〕の話をしました。
 これで本堂での行事は一応終わり、その後〔イベント〕として、寺庭で青年僧たちが心を込めて〔たこ焼き〕などを作り接待し、お年寄りから小さなお子様たちが一緒になって、楽しい一日を過ごしました・・とさ。めでたし、めでたし。

河南町母子寡婦福祉会〔総会〕記念講演

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 昨日、わが町《河南町》の〔やまなみホール〕という所で、『母子寡婦福祉会』の〔総会〕が行われ、そこにお招き頂き《紙芝居法話~紙芝居を通して考える〔楽〕になる生き方~》と題してお話して来た。
 ・・情けない話であるが、最初僕はこの〔寡婦(カフ)〕という言葉の意味がわからなかった。
 〔母子〕というのは、おそらく〔母子家庭〕を意味するものだと思ったのだが、〔寡婦〕はいうのはまったく知らず、このお話を頂いてから、辞書やインターネットで調べた。
 ・・この場で簡単に説明すると、〔母子〕の母とは《配偶者のいない(離婚・死別・婚姻によらず母となった女子等)で、20歳未満の児童を扶養している方》をいう・・そうだ。
 そして〔寡婦〕とは《配偶者のいない女子で、かつて配偶者のない女子として、20歳未満の児童を扶養していた事のある方》をいうらしい。・・つまり解り易くいうと〔母子家庭〕の《先輩》にあたる方だと思う。
 つまり、この会は《女の方がひとりで子育てをしながら、仕事を続けて、自立し安定した生活をおくる為の〔その先輩も含めた〕協力・組織団体》と考えたら良いと思う。
 ・・長々と説明してきたが、・・どうしてこの会の講演に、僕が呼ばれたのか、話が終わった今もよくわからない・・〔笑い〕・・又、本当に僕で良かったんか・・?
 ただ、この会の会長さんに「女一人で、仕事をしながら子育てをするのは大変な事なんです。気持ちも常に強く持たねばならないし・・、落ち込むことも多いのです。それでみんなを元気づけるような、そんな《仏様のお話》をお願いします!」と頼まれた。・・その猛烈な勢いに飲まれ思わず、「はい、わかりました!」と言ってしまったのが、このお話を受けた理由かも・・。

 ・・今、会が終わり、「みんなも喜んでくださり、私も嬉しかったです」と会長さんにメールを頂いたので、まぁ良かったとしよか!力不足は許して下さい。又、お世話になりました役員の皆様、そして荷物を運んで下さった役場の職員さんありがとうございました。合掌

春の《偲ぶ会》!

 『講話クラブ』という、法話活動で毎月出前させてもらっている、特養老人ホーム『甍』では、毎年〔春〕と〔秋〕の二回、お彼岸に合わせて《偲ぶ会》という法要を行っている。
 この〔法要〕、何年か前までは、各階フロアーでちっちゃくやっていたのだが、今では一階ホールを使用して大々的にやらせてもらっている。
今日は、その春の方の〔法要〕の日であった。
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 《偲ぶ会》の進行は、読経・法話・施設長の挨拶と続き、・・その後、新たに苑内で亡くなられた方の〔思い出話〕や〔エピソード〕を、故人を良く知る介護職員さん達に語ってもらう・・そんな〔コーナー〕があってやっている。
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個人的には、僕はこの〔思い出を語るコーナー〕が一番好きだ!
 亡くなられた方の事を話している内に、何人かの職員さんは必ず感極まり泣かれる。・・それにつられて入所者の方も泣かれる。
 僕はこの《涙》は悲しみだけの涙ではなく、明日への頑張って生きる為の《糧》となる《涙》になると思うのだ。
 この《死》をタブーにするのではなく、しっかりと故人を思い出して語る!これがとても大事なことなのだといつも思う。(涙ながらに語るその姿が、ちょっと可哀想だけど・・)
 そして最後、皆で〔お焼香〕をして会は終了・解散となる。
 この〔お焼香〕・合掌の場面もとても感動的で素敵だ!
 この光景は、とても文字では表すことができない。だから一枚の写真を載せてこのブログを終わる事とする・・・。
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お寺の持つ《可能性》

 昨日、近隣の〔K福寺〕というお寺で『彼岸会』という法要があり、お参りさせていただいた。
 ・・正直にいうと法要の後に、プロの《落語家》による『浄土真宗・落語』なるものを演目でやると聞いたので、(お笑い好きの僕としては)・・それに釣られて参ったいうのが本音である。(すんません。動機が不純で・・〔笑い〕)
 結論からいうと『浄土真宗・落語』は「たいへん面白かった!」
 満員の広い本堂には、お年寄りから小さな子供までがぎっしりと座り、途切れる事なく笑い声がこだました。
 演目の題名は『お通夜の六さん』という創作落語で、或るお葬式の段取りをめぐり、お葬式の仕切り屋・ものしり〔六さん〕が起こすドタバタ喜劇?を〔浄土真宗〕の考え方を取り入れなから、笑わせそして考えさせるという趣向のお話であった。〔六さん〕の〔ハチャメチャ〕だけど筋の通ったセリフを通して、『浄土真宗』ってこんな考え方やってんなぁと、改めて僕も学ばせてもらったような気がする。
 又、お寺は涙を流すだけの場所ではなく、笑いそして学ぶ!そんな《可能性》を秘めた場所である事を再確認させてもらったような気もした。
 ・・それはそうと、落語家さんもこれからの演芸先の場所の開拓の模索には余念がないなぁと感心もしてしまった。

《ギターとオカリナの生演奏》とお彼岸の話

 昨日は、毎月定例の『特養老人ホーム白寿苑』での〔法話会〕の日であり、〔紙芝居法話〕に行って来た。
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ちょうど昨日から『彼岸の入り』なので、僕の話は『お彼岸って何?』というお話から入り、紙芝居は『二河白道物語』という〔極楽浄土へ向かう旅人〕のお話をした。(この話のあらすじはその内書きます!)
 そして引き続き、お彼岸といえば《墓参りやろ》という事で、〔お墓って何?〕というテーマで少しお話を続け・・、
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 その後、《墓参り》といえば『千の風になって』の歌やろ!という事で、先月からの打ち合わせで、相談員のK澤さんにギターで生演奏してもらいみんなで歌った。(キィを下げたので皆歌えた!)
(ただ歌詞の『私はお墓の中には居ません』という部分をどのように僕が解釈して、お話するかが問題だったのだが、その辺は適当に誤魔化した。《・・お墓の中には故人は居ないかもしれないが、お墓をお参りする姿を千の風になって、喜んで見てるかもしれませんよ~》・・という風に話して、〔墓参り〕の大切さもアピールしておいた〔笑〕)
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そして、〔お彼岸が終われば春やろ!〕ということで、最近毎月助っ人で、会を盛り上げてくださっているM葉さんに、オカリナで『春がきた』を演奏して頂き、これもみんなで歌った。
 ここ『白寿苑』に一遍に春が来たような、そんな今月の法話会であった。

続・世代間ふれあい事業〔森屋地区〕

ファイル 75-1.jpg 〔会場の赤阪小学校〕 
 昨日、千早赤阪村の〔森屋〕という地区の自治会が主催する《高齢者のつどい》プラス《世代間ふれあい交流会》が、赤阪小学校の体育館で行われ、お招き頂き『お寺の出前〔紙芝居法話〕』に行って来た。
 この日は、好天にも恵まれ、100人近い地元の方々がお集まりになって、賑やかに楽しい時間を過ごさせていただいた。
 前にも書いたと思うのだが、《高齢者の方》と《子供たち》との交流する機会が少なくなってきている昨今、このように世代を越え、又《旧家》と《新興住宅地》、ご近所の方々が皆一同に揃い、楽しいイベントを開催するというのはとても意義深い事だと思う。
 それはまるで《春の運動会》の様だった。
 お世話になりました区長様・福祉委員の皆様、有難うございました。

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