住職のつぼやき[管理用]

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お墓参り・・も気をつけて

 先ほど、大阪市内の「お墓まいり」に行って来た。
 その時の出来事。
 今日は、お盆が近いこともあって、たくさんの方がお墓の掃除とお参りに来られていた。
 ・・が、そんな時に事件は起きた。
 僕はお墓に到着し、休憩所でお参りの準備をしていると、目の前を(入り口から)ひとりのおばちゃんが、血相を変え、走って通り過ぎられた。
 『何事や?』と思っていると、今度は又、走って帰ってこられ、僕に言われた。
 「・・さっき、ここでお参りして家に帰ると、財布が無いのです。 お参りの準備してた時、墓の横に鞄を置いといて、ちょっと横見たら、鞄の口が開いてるので、おかしいなと思ったんですけど、帰ってみたら財布だけが無くなってるんです。」
 僕は「それは何時ごろの話ですか?」と聞くと、「一時間ほど前。」と言われた。 
 僕は「今着いたばかりでした、不審者は見かけませんでしたが、それは窃盗ですわ。最初からお墓に居って、狙ったのか、又、奥さんについてここまで来たのか、それはわかりませんが、すぐに、警察に行って被害届を出した方が良いですよ。カードとかは大丈夫ですか?」などと聞いて、少し落ち着いてもらい、警察にすぐ行ってもらった。

 『・・ご先祖さまの為に、お墓参りに来ているのやから、仏様が守ってくださる』と思ってしまうのが人情だろうが、景気は悪いし、お店やお家の防犯意識が高くなっている。そこで、不埒者は、一番「まさかっ!?」と思うとこを狙ってくるのです。
 こんなこと、あまり言いたくないけど、お墓参りも気をつけて!
 ちなみに妻は、ちょい昔、大寺院の大法要のお手伝いの最中、財布を盗まれた事がありました。・・そら、えらい騒ぎになりましてんで。 皆さんも、ご用心、ご用心。
 

「よ~いドン!」放送、余話

 今日は、おとといの関西TV「よ~いドン!」放送終了後の余話を、(檀家さんから頂戴した感想を中心に)簡単に述べてみます。
 まずは、「正夢」のはなし。
 実は、今年の正月の〔初夢〕に、僕はふたつの不思議な夢を見たのです。
 一つは、賑やかな若い方の団体が、うちのお寺にやって来て、所狭しと(暴れ回りはせぬが)楽しく過ごす夢。(今思えば、どこの団体とは言えませんが・・〔笑〕)
 もう一つは、うちの寺に芸人さんがやって来て、うちのお寺を紹介する夢。・・このふたつを見ました。
 それを、今年の正月の「新年会」の時に、僕は婦人部の皆さんに「こんな、二つの夢を見ました~」とお話したのである。
 ・・それを覚えておられた方があって、今日、道端でお会いした時、このご婦人は開口一番「院主さん、正月の夢、正夢になりましたなぁー!」と言って下さった。
 僕は「覚えててくださったんですか?」と云うと、「そら、覚えてますよ。院主さん大きな声で言うてはりましたもん。(笑) 皆でそらエエ夢、見はったなぁ!」と言うてましてんでぇ。」とおっしゃって下さった。
 僕はお礼を言ってお別れしたが、もう一つの賑やかな団体のことは、聞かれなかった。(良かった・・と言うべきか・・な?〔笑〕)
 それから、いつも僕と顔を合わせても、知らん顔されてるお婆ちゃんが今日は「テレビ見ましたで。綺麗に写ってましたなぁ」とだけ言って微笑んでくれた。(放送の威力は凄いと思った。又、この番組ってみんな見てはんねんなぁ・・とも思い驚いた。)
 実は僕、初めて、この番組見たんです。「よ~いドン!」デビューやったんです。だから『となりの人間国宝さん』のシール貰っても、『コレ何?・・これどうするの?』って顔してます。(事前情報を、(ラコハンという知り合いの昔、『安産祈願の踊りをされていた巫女さんのような(過激な?)淑女』)の御方から教えて貰ってたんやけど、大きな賞状かなんかと思ってたんです。)だから、(放送ではカットされてましたが、)「住職さん、もっと喜ばな!」って言われたんやね。(もう一回、テープ回してくれたら、ひっくり返って喜んだのに!・・うそや)
 又、あの後、知らない方から、お電話で「お参りしてもらうお寺を探してました。偶然テレビ見て『ここに頼もう!』と思い、電話番号調べました。来てもらえますか?」とか(これはありがたいご縁やった)。 又、『人生相談』を頼まれたり、おもしろいところでは、キリスト教の神父さんからメールでご連絡を頂いたりした。(おもろいお付き合いが始まりそうや。)
 まぁ、しばらくはこんな調子で、誰とでも頭下げて挨拶しまくらなあかんようやな。・・うちは小さな村やし、でも嬉しいわ。
 

関西TV「よ~いドン!」〔爆笑お坊さん紙芝居〕騒動記

 先日、うちの寺でも収録した、関西テレビ「よ~いドン!」『となりの人間国宝さん』の放送が、今日無事に終った。
 実は今日も朝からお参りがあり、《生》で放送が見れなかった。・・で、先ほど、昼ごはんを食べながら録画を見た。
 で、今朝の話に戻るが、朝新聞を開き、テレビ欄を見ると、なんと『よ~いドン』の小見出しに「爆笑お坊さん紙芝居・・」と書いてあるではないか。
 「ええっ」と驚き、妻に「こんなタイトルになってわ!」と言ったら、「いや~恥ずかし。・・私、外歩かれへん。どうしよう?変なお坊さんの妻と言われるわ」と云いよるではないか。
 だから、僕は言うてやった。「恥ずかしいのは、お前だけやない。俺の方がもっと恥ずかしいんじゃ!・・お前がよく言ってる、スツピンで外歩く気持ちと一緒なんじゃ」と。
 で、まぁどうしようもないので、「一ぺん、テレビ見てから一緒に嘆こか。〔笑い〕」ということになって、仕事に出た。
 車を運転しながら、「今頃、放送されてるんやろなぁ」と思っていると、携帯電話にぜんぜん知らん人から電話が入り、「放送見ました。(早っ!)お寺で紙芝居はいつされるのですか?」とか、又違う人から「・・放送で言っておられた地獄については、私はこう思うのです。」とか、ひっきり無しに電話が入るので、(なんで僕の携帯番号知ってんねん・・)とか考えながら、コンビ二の駐車場にしばらく止まって、お話していた。
 が、帰ってきてからが、もっと大変で、留守電には、知ってる人や知らん人などから、「見たで」という、伝言がいっぱい入っているし、そのお礼やら、又メールの返事やらで、しばらくテンテコまいだった。
 「しばらく、逃げたろかいっ」と思ったが、それも大人気ないと思って、今静かにこのブログを書いている。
 うれしいが、しんどい、本日の「放送記念日」だった。

極楽の花の池

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『・・或る日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮(ハス)池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。
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 池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のように真っ白で、そのまん中にある金色の蕊(ずい)からは、何とも云えない好い匂いが、絶え間なくあたりへ溢れております。極楽はちょうど朝なのでございましょう。』《芥川龍之介原作:『蜘蛛の糸』より》
ファイル 736-3.jpg(水生植物公園みずの森)
 僕はよく紙芝居に、「極楽」の風景を描くのであるが、極楽風景といえば、まずは『蓮の池』ではなかろうか?
 ホンマに極楽に『蓮の池』が、在るのか、無いのかはわからんが、とにかく極楽=蓮の池で、極楽の絵を書く度に、蓮の池ばかり描いてきた。
 ・・ただ実際は、図鑑や身近なお寺に咲く『蓮』だけを見て、描いてきた為、ほとんど想像だけの絵であり、池すべてを埋め尽くすような(あたかも極楽のような)蓮の群生を一度間近で見たいと思っていた。
 そんな時、妻が「滋賀県草津市に、『水生植物公園みずの森』という所があって、ここは琵琶湖の蓮の群生地になっていて、日本でも指折りののスケールらしいで。」と教えてくれた。
 それで、おととい、車を飛ばして行ってきたのだ。
 まさに、公園内部全体が、蓮だらけであった。
 そして、琵琶湖に面した広大な『蓮の池』のほとりを、僕も(御釈迦さまの気分で??(笑い))ぶらぶら歩いて、写真を撮った。
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 『・・やがて御釈迦様はその池のふちに御佇みになって、水の面を覆っている蓮の葉の間から、ふと下の容子をご覧になりました。この極楽の蓮池の下は、丁度地獄の底に当たっておりますから、(中略)三途の河や針の山の景色が、はっきりと見えるのでございます。』《『蜘蛛の糸』より》
 僕も、池のぎりぎり淵に、おたたたっずみになって、水の下を覗いてみた。・・そこには、何匹かのおたまじゃくしと小魚が泳いでいるのが見えた。・・この下が、地獄に通じるとは、凄い想像力やなと感心してしまった。
 その時、「あんまり、ぎりぎりまで行ったらあぶないで!」と妻に言われ、地獄イマジネーションから、僕は開放された。
 『蓮の花の何ともいえない好い匂い』と、原作にはあるので、何度も何度も(変な人に思われようが、)鼻をくっつけて、色んな蓮を嗅いでみたが、あまり、好い香りはしなかった。(僕の鼻が悪いのかもしれん・・。)
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 その後、蓮の葉の茎からお酒やミネラルウォーターが飲める『象鼻杯』というイベントに参加する。
 そこで、運転手の僕は「水」を、妻は「地酒」を蓮の茎から飲ませてもらった。(水は百円。酒は二百円。)
 茎の中を通る水の少し生臭い香りが、口一杯に広がって、最初は早く終らんかなぁと思ったが、そのうち、「あれっ、美味しいやん。もっと頂戴。」という気分になった。
 イベント職員さんに「どうでしたか?」と聞かれたので、僕は「極楽の味がしました!」と言ったら、皆、爆笑された。
 こんな風に時間を過していたら、お腹も空いて、今日は近くのレストランで食事を取ることにした。『・・極楽ももうお午(ひる)近くになったのでございましょう。』《『蜘蛛の糸』より》 おしまい

今月の反省。

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 7月も、今日行って来た『特養老人ホーム甍』の「講話クラブ」で、「出前」は終る。
 考えてみれば、5・6・7月は「出前」が多すぎた。月平均7~8回あったので、3・4日間に一回は、出前に出ていたことになる。・・ボランティアのやり過ぎだ。・・でも、好きでやってまんねん。
 いろんな施設を見たり、いろんな地域の方々と知り合いになれるので、心は豊かになるが、財布の中は・・・?(笑い)
 お寺の会計は、今月もちょっと赤字だった。(住職に商売ッ気ないのがいかんかなぁ。)
 でも、お寺の出前で、お金を稼ごうとは思わないので、年度末決算で、最終的に帳簿が差し引き0になれば良いと思っている。(これまでも、そうやってきた)
 よーし、来月はお盆月だ!仕事はつらいが、なんとか挽回して黒字にするぞ!頑張りまっしぇ!・・あぁ、住職はつらいよ。
 
 

びっくりしたで、しかし・・・

 毎月、お参りに行かせて頂いている檀家さん宅での、びっくりした話。
 僕:「ピンポ~~ン、ごめん下さい。観念寺です。お参りにまいりました。・・・おかしいなぁ、鍵が開いてて、テレビの音がしてるのに、誰も返事してくれへん。・・よっしゃ、入ったれ!」
 僕は、勝手知ったる家の中の仏間へ、ズカズカ入る。
 ガラガラッ、と戸を開けたら、知らない女性が仏壇の前で、昼寝しておられる。・・しかも熟睡や。
 僕は、見たらあかんもん見てしもたと(恐縮して)、急いで戸を閉める。・・しかし、あの人誰や?・・ここの奥さんと違うで?
 その時、一人の小学生が出て来て「どなたですか?」と聞かれた。・・え~~、ここのお宅、子供居ったっけ?
 僕は一瞬、家を間違えたのか?・・いや、引越しされたのか?・・と思い、家具が違ってないかと確認。さらにその小学生に「ちょっと待っててね。」と言い、急いで外の表札を見直して来たが、やっぱり前のままや・・。
 それで又、家の中に戻り、不振そうな顔をしているその小学生に、「観念寺といいますが、ここは○○さん宅ですよね?」と云うと、「ちょっと待ってて下さい。」と言って奥に走って行ってしまう。
 すると今度は、見たことの無いおっちゃんが出て来られ、「・・あぁ、すみません、ちょっと家のもん呼んで来ます。」と言って、又引っ込まれた。『あなたはいったい誰??』
 何がなんだかわからん僕は、そのまましばらく突っ立ってると、ようやく、そこの檀家さんのご主人が出て来られた。(最初から出て来てくれ!)
 そしてその檀家さんが事情を説明された。「実は、親戚の家が火事になりまして、行くトコなくて、今ここに避難してますねん。・・そんなんで、家の中、ごちゃごちゃしてますんで、今月のお参り、休んでもらえますか?」と言われた。
 「あーっ、そうですか」と、まぁ、家族全員ケガは無かったという事情をお聞きし、早々に引きあげた。
 ほんま、びっくりしたわ・・、しかし、あの奥さん、あんなに皆がバタバタしてたのに、よう爆睡出きはるわ。・・よっぽど疲れてはったんやろなぁ。
・・それはそうと、仏さんの前では安心して眠れまっしゃろ、奥さん。

くすのきディサービス、再び・・

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 先ほど、羽曳野市にある「くすのきディサービスセンター」へ、(今年二度目の)お寺の出前に行って来た。
 昨日は子供たちに、そして今日はご老人にという・・、自分の頭の切り替えも出来ぬままの『お話会』なので、なるべく自然なままの僕でええかぁ~という感じでお話させてもらった。
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 帰り際、(写真)の絵像屏風に付いた鈴を、お一人々、鳴らして頂き(自由に)拝んで頂いたのであるが、そのお年寄りに寄り添った職員さんのコメントがおもしろかった。
 たとえば、ある男性の利用者さんが拝まれる時には、「仏さん、ちゃんと見てはんねんからね、お触りはあかんよ!」と、ちょっとマジで叱っておられた。
 それを聞いて、おもわず僕は「触りはるんですね。・・(女性職員の)身体に」と言ったら、その職員さんは「そうですねん。女性恋しくて・・」と笑いながら答えられた。
 又、その横でその老男性は「二ャッ」と笑われ僕を見られた。
 僕は心の中で、「・・気持ちはわかるけど(笑い)、年取っていても、セクハラはセクハラやで!仏様に許しを請うてや」と呟いたのであった。

玄清寺「夏休み寺子屋教室」への出前

ファイル 732-1.jpg(玄清寺山門)
 先ほど、東大阪市にある『玄清寺』の〔夏休み寺子屋教室〕へ紙芝居の出前に行って来た。
 相変わらず、子供たちは元気一杯で、僕が到着した時、皆、本堂内を汗をほとばさせながら走り回っていた。(お寺が広くて珍しいというのもあるんやろなぁ。・・ひとり鼻血出しとったわ)
ファイル 732-2.jpg(本堂)
 今年の僕の出し物は、もちろん『稲むらの火』である。
 それは、こちらの今年の教室のテーマが、「(東日本大震災で多くの方が亡くなられたが、)命の大切さと悲しみを共感し、助け合う心を養うことを目的とする学習会にしよう」という事に決まったからである。
 震災がタイムリーだったのか、あんなに走り回っていた子供たちが、皆、シーーンと静まり、紙芝居に見入ってくれた。
 紙芝居が終った後、「大阪に大地震が来た時はどうする?」って言うテーマで、皆で話合った。
 「テレビを常に見て、どこに逃げたらエエか考えるー!」と発言する男の子がおったので、僕が「もし、停電したら電気使えんようになるで~、テレビ見れんでー」と言ったら、考え込んでしまった。
 この日の僕は、「さぁ、どうする?、さぁどうする?」のいじわるの連続攻撃ラッシュだった。
 その後、終ってから、後片付けをしていたら、先ほどの男の子がやって来て「電気止まっても、アイホーン持ってたら、情報わかるで。」と言いに来た。(考えとったんやろ。)
 しかし、僕はすかさず「でも、充電切れたらどうすんねん?」と投げ返してやって、その男の子は又、下向いて考え込みながら、むこうに行ってしまった。
 帰り、ちょっと「大人気なかった」と反省した今日の僕であった。

『住職』、邪魔や!

 ・・・別に自虐ネタではありません。 パズルの話です。
 妻が、飛騨高山へ旅行に行って、買ってきてくれた『おみやげ』の話なんです。
「ぜったい、コレ、お父さん喜ぶわ!」っと思って買ってきてくれた様です。
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 写真を見てもらったら解ると思うのですが、これ『故郷の御手次(おてつぎ)寺』っていう名のパズルなんです。(箱にも書いてあるけど、高山では極楽浄土へ送ってくださるお寺のことを「御手次寺」っていうらしいのです。・・えぇっ、お寺が極楽へ送るものなの?・・僕が聞いてどうすんねん?)
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 このパズルの遊び方は、『お地蔵さま』・『住職』・『坊守(奥さんの事)』・『檀家総代長』・『檀家』・『小僧』等々の駒を、スライドさせながら、下の〔極楽浄土ゴール〕へ『お地蔵さま』だけを、出せば完成なのです。
 それが、これっ非常に難しい。・・今だに、極楽浄土に出れない!(やはり、極楽に行くってむずかしいのかも・・。〔笑い〕)
 ・・で、タイトル落ちへ。 自分でこのパズルをやりながら、大きな声で「『住職(駒)』邪魔や!」とか、「『檀家総代長(駒)』うっとうしいねん!」とか、叫びながら(熱くなって)遊んでいるので、おそらく、外をお歩きになって、声を聞かれている『檀家』の方々は、「住職、ストレスだいぶ溜まっとるなぁ・・」と思われているのでは。
 でも、こんな時でも「『坊守(駒)』、どっか行け!」とは、言いませんです・・はい。(注:ここはマスオさん風に読む)

 

役(えんの)行者の山、大峰山へ・・・

 昨日、小雨の中、(一年ほど前から計画していた)修験道の御山、『大峰(峯)山(オオミネサン)』に登って来た。
 さて『大峰山』とは、奈良県南部(吉野郡天川村)に位置し、現在では〔山上ヶ岳(サンジョウガダケ)〕《標高1719m》を差して云う。
ファイル 730-1.jpg(女人結界門)
 さて、メンバーは、この御山に何十回も登山されているうちの寺の総代さんを先達(センダツ)に、その登山仲間と私の三人で、午前七時に天河村の〔洞川(ドロガワ)〕を出発、『女人結界門』をくぐり、いざ御山へ。(今でもここは、女人禁制の山なのである。・・ほんまに道中、一人も女性と出会わなかった)
ファイル 730-2.jpg(途中の役行者のお堂)
 霧の中を〔お不動様〕や〔行者堂〕をお参りし、何度も休憩しながら、山頂の『大峯山寺』に向かって一心に登っていった。
ファイル 730-3.jpg(子鐘掛の岩場)
ファイル 730-4.jpg(鐘掛岩〔カネカケイワ〕)
 さて、ここは今でも、鎖を使わないと登れない急な岩場『鐘掛岩』や、身体に命綱をつけて絶壁から身を乗り出し、岩に彫られた仏様を拝む『西の覗き』という行場がある。
 ・・命綱を持った行者さんが、「女極道せえへんか!」とか、「悪酒せえへんか!」とか言いながら、断崖絶壁から、わざと綱をずらし下に降ろし修行させるらしい。
(幸か不幸か、(小雨の為)命綱を吊るす(一回千円)の行者さんが居られなくって僕はやらなかった。・・高所恐怖症の僕にとってはやっぱりラッキーだったか!・・な?)
ファイル 730-5.jpg(大峯山寺)
 そして、目的地『大峯山寺』へ、昼前に到着。
 三人で、本堂でご本尊の〔蔵王権現〕様を拝ませて頂き、読経。
 さらに〔役行者〕の木造や、行者さまが作られた仏様を間近で拝ませてもらった。(これで、『役行者』さまの紙芝居が描ける!・・その下調べもあったのです。イメージ湧きました!)
 『役行者』没後、真言宗:醍醐寺派の開祖『理源大師・聖宝(ショウホウ)』さまが、一段とこの御山を栄えさせ、有名な修験道の聖地にされたと云う、現在の〔世界遺産〕『大峯山』。 
 ここにお参りできて幸せでした。(本日、足痛くて、仕事になりましぇん・・・)
 合掌
 
 

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