住職のつぼやき

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紙芝居:「隠れ念仏の里」(その7)最終回

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 しかし、熱心な門徒たちは、負けませんでした。チェストー!
 あるもの達は、舟に乗って、遥か海の上で[お念仏]を称えました。
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 又、あまりに惨い藩のやり方に、絶望した或る村の門徒たちは、「村ごと」新天地を求めて、(宮崎県へ)夜逃げしたという記録が残っています。

 そして、文明開化の明治時代になっても、[念仏弾圧]はまだ続きました。
 それは、[神仏分離令]という、[廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)]運動がおこり、南九州すべての《お寺》が(今度は)潰されてしまったからです。
 ・・そして、明治九年。
 ようやく、新政府は『信仰の自由宣言』を出します。
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 ・・そして、現在。
 鹿児島県を中心とする南九州では、『浄土真宗』の門徒(=信者)が一番多い事で知られています。
 ・・じゃっどん、三百年の念仏弾圧にも負けず、隠れながらも《信仰》というものを捨てなかった南九州人。
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(現在の鹿児島県)
 その強靭で崇高な精神を、我々は忘れないでおきたいですね。
 おしまい

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