住職のつぼやき

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紙芝居:「妙好人 大和の清九郎(後編)」その5

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 もう一つ、清九郎さんの面白いエピソードをご紹介しましょう。
 清九郎は、阿弥陀仏が、『[極楽浄土]へ(特別な修行などせずとも)そのままの姿で、お念仏を称えてココまでやって来い!』という、教えが大変好きでした。
 それで時々、清九郎は自分の家に、近所の子供たちを呼び集めて、
「お前たち、このじいちゃんの言う事を聞いてくれたら、お駄賃をあげるぞ。・・木の上やら、高い所に登ってな、『清九郎、そのままじゃぞー!(=そのままの姿で、良いぞという意味)』と、わしの方を向いて言うんじゃ。・・そしたら、お駄賃をあげるぞ。」と、言いました。
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 それで、子供たちは「わーい!」と、木ノ上に登って、
『清九郎、そのままじゃぞー!』と、みんなで叫びました。
 すると、清九郎は「おぉっ、阿弥陀様のお呼び声のようじゃ・・。有難うございます。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。」と、涙ぐんだそうです。(変わった趣味です・・こと) つづく(次回、最終回)

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