住職のつぼやき

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紙芝居:「アッシジの聖フランチェスコ」(その7:最終回)

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 いよいよ、(フランチェスコ達の)ローマ法王との拝謁が始まりました。
 フランチェスコは、今までのいきさつを一生懸命に述べました。
 そしてその後、
「・・法王様、私の行ってきた事は間違いだったのでしょうか?」
 と、泥まみれの服装で裸足のフランチェスコは、真剣に法王に尋ねたのでした。
 その姿をじっと、見られた法王はやがて、
「おぉっ・・、お前たちは、そんな服装で貧しい人達に奉仕し、イエス様の教えを説いているのか⁈
 それに比べて、私たちは反省せねばならぬ事が山ほどある・・。
 ああっ、私はそなたたちの清貧さに恥じる。
 フランチェスコよ。そなたこそ、真の宗教者じゃ。
 故郷に帰って、末長く教会を繁栄させよ!」
 と、フランチェスコたちは、法王からお墨付きを頂いたのでした。
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こうして、アッシジに帰ったフランチェスコたちは、多くの人達の協力を得て、又立派に教会を再建し、布教に励みました。
 その生涯は、わずか44歳で終わりますが、彼の生き方こそ真の宗教者であると、『聖フランチェスコ』と呼ばれるようになります。
 
 そして700年後、彼の生き方にあこがれた一人に、[ノーベル平和賞]を受けられた『マザー・テレサ』が生まれるのです。
 
 大金持ちに生まれながら、財産を捨て、イエス様につかえるお坊さんになられたフランチェスコ。
 そして、貧しい人、病気に苦しむ人の中にこそ、神様が居られると悟り、愛の教えを実践し、伝道されたフランチェスコ。
 
 我々は、彼の生き方からもう一度、『人間の愛』の教えを学ぶべきでしょう。
 それでは最後に、もう一つ、フランチェスコの教えをご紹介して終わりましょう。
 
 『野の花のように、美しく咲きなさい。
 そして、人々に愛を与えなさい。』 聖フランチェスコ

 おしまい

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