住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「石山合戦始末記 ~東西本願寺分裂秘話~」(その1)

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 昔、本願寺(ほんがんじ)は、大阪にありました。
 それは、今の[大阪城]の辺りにあったそうで、大変栄えていたそうです。(今も栄えていますが⁉・・もっと栄えていたという意味でっせ。あしからず・・[笑])
 又当時、本願寺は、いくつかの細かい派に分裂はしておりましたが、現在のように、大きく西と東の本願寺には分かれておりませんでした。

 さて、この物語は、当時[石山(いしやま)]の地と呼ばれていた大阪の本願寺が大きな戦に巻き込まれ、やがて、京都に移り、東西本願寺に別れてゆくまでを描いた紙芝居です。
 それでは、始まり、はじまり~。
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 時は戦国。
 天下統一を目指す、尾張の[織田信長]は、永禄十一年(1566)年、京都に進攻しました。
 そしてその後、日本有数の大教団となっていた(お金持ちの)大阪の本願寺に対して、「軍資金を出せ!」など、色々とイチャモンをつけてきました。
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 そして、ついに信長は「本願寺教団よ、そこから立ち退かんかね~!言う事を聞かんと、どえりゃあ目に遭わすでぇ!」と、言ってきたのでした。 
 こりゃぁ、困ったでいかんわぁ~。 つづく

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