今年も後わずか・・。
が、僕にはまだ『お寺の出前』が、(学童保育クラブの)二か所残っている。(夏休みに行けなかった分が、冬休みの今、回ってきているのだ。)
それは仕方がないとして、今月中にやらなくてはならないことが、後二つあって、その一つが何とか終わった。
それは、『滝畑ダム湖に沈んだ村』の紙芝居の完成だった。(来年早々の、滝畑地区新年会に間に合わせるためだ)
これは、河内長野市滝畑地区に、戦後、大きな貯水湖建設計画が起こり、その為に村の大部分が水底に沈んでしまうまでを描いた作品だ。
人口増加により、市は滝畑地区にダム建設を計画する。
そのために、七つ中、三つの集落が水底に沈んでしまうことになり、村人の多くは引越しを余儀なくされ、歴史ある一つの故郷が消えてゆく。
そこに至るまでを描いたドキュメンタリーチックな作品である。
この作品、はっきり言ってたいへん制作が苦痛であった。
それは、まるで絵を描いている時、自分の故郷が水に沈んでゆくような、そんな辛さと悲しみを(それは錯覚なのだが)覚えたからだ。
が、もう一応完成した。
あとは、来年早々の[新滝畑台]地区での披露を待つだけだ。(・・なんとか、間に合いました。滝畑の皆さんは、この作品をどう感じてくださるだろうか?・・心配でもあるが。)
まぁ、良い。
残る大仕事はあと一つ。
お寺の大掃除である。・・こちらも全力で急がねば。