(浄土真宗 泉慶寺本堂)
白谷温泉から、南へ車で15分ほど走った所に、今回の目的地『泉慶寺』さまは在る。
お寺に着いてまず驚いたのは、本堂とその境内の広さだった。
『お許しくだせぇ、お代官さま!』by(よしもとギャグ)、のたとえが良いかどうかは解らんが、昔むかし、熱心で剛腹なお代官さまが、こちらのお寺の檀家総代さんだったそうで、『いっちょ、豪勢に建てたろかい!』と言ったかどうかは知らんが、皆の力が結集し、このような立派なお寺が完成したそうだ。・・凄い!
本堂内もプラスして、かくれんぼしたら、まず半日は鬼に見つからないだろう。・・何ちゅう譬えや。お許しくださぇ、お代官さま、いや、ご住職さま~、すんません。
そして敷地内には、有名な『おはつ地蔵尊(お墓)』が建つ。
この『おはつ』さんという女性は、戦国初期の妙好人と呼ばれる若き女性で、〔蓮如上人〕がこの地に来られた時、おはつさん自らが上人の身代わりとなって、お亡くなりなったという伝説がある。
(おはつ地蔵尊(右)by境内)
この『おはつ地蔵尊』をお参りに、全国から熱心な門信徒さんたちが来られる。
そこで、今こちらのお寺の婦人会を中心にして製作された『おはつ』さんのオリジナル紙芝居が、(予約をしておけば)こちらで拝見できるそうです。(この紙芝居は、以前うちのお寺へも出張して持って来て頂き観せてもらったことがある。・・感動ものです。皆さんも是非一度!)
さて、お食事を頂いたのち、いよいよ『報恩講法要』が始まった。
本堂は満堂で、老若男女がご参詣され、お勤めが始まる。
そして、その後、僕の出番であり、紙芝居をセッティングして登場。
途中、休憩を挟んで、『三尺三寸のお箸』、『阿弥陀仏ものがたり』、『嫁脅しのお面』の三本の紙芝居を観て頂く。
至らぬことばかりの私の話と紙芝居を、皆さん熱心に(観て)聞いてくださり、大変有り難いご法縁であった。
泉慶寺御住職ご夫妻、若住職ご夫妻、そして熱心なご門徒さま方、たいへんお世話になりました。本当に有難うございました。
とても、楽しくほんわかした有意義な一日でありました。合掌
PS: 帰りは湖西コースで、(夜中でもあったのだが)約2時間ちょっとで自宅まで戻れた・・。(カーナビの嘘つき!・・4時間半も掛からんかったやんけ!・・カーナビに怒ってもしょうがないか。私がアホでした。反省)