住職のつぼやき[管理用]

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善秀寺さまの〔報恩講〕の控えの間で・・

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 昨日、近隣寺院の『善秀寺』さまで、今年の〔報恩講〕法要が勤められた。
 僕は、今年も(見習い)講師として『紙芝居法話』(今年は「地獄・極楽」の紙芝居をさせて頂いた)に行かせて頂いた。
 ちなみに、〔報恩講〕というのは、浄土真宗・宗祖:親鸞聖人の御命日法要(早口言葉のようである・・)で、私達の宗派では、一年で一番、厳粛かつ荘厳な(つまり緊張する)法要なので、お寺関係者は、準備から接待からピリピリして、そら大変なのである。
 僕も、そのへんの事はよく解っているので、なるべく、そこのお寺のお邪魔にならんように、部屋のすみっこで、こっそり控えるようにしている・・つもりだ。
 しかし、本来ガサツな性格なので、ついごそごそ、手遊びをしたり、部屋を歩き回ったりしてしまう。(ホンマ、我慢の足りん性格で、すんません!)
・・たとえば、(今は懐かしい)テレビデオの(ビデオ挿入口に)手をつっこんでみたりして、手がちょっと抜けんようになってちょっと焦ったり、お茶菓子に出して頂いた、(お取り寄せ、されたらしい)『バター入りみかさ』が、ホンマに〔バター〕が塗ってあるのか開いて確認して、手が餡子だらけになったりして焦ったり、(確かに塗ってありました)、ゴチャゴチャ一人遊びしまう。
 まるでクルーゾー警部みたいだと苦笑しながら、一人時間を楽しく過ごしてしまうのだ。(ある意味、緊張感の裏返しで、じっとするのが耐えられないのかもしれない。)
 まぁ、そんなこんなで、出番前の舞台裏ではこんな風に過ごしているのです。
 常にまっすぐで、生真面目な御住職さん、そして、自分自身の意見を常にしっかり持っておられる坊守(奥さん)さん、そして、サポート熱心ゆえに、横でみていてコメディのような面白さがあった総代さん方(すんません)、お世話になりました。ホンマありがとうございました。 合掌
 

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