住職のつぼやき[管理用]

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三谷幸喜と呼ばないで・・・Ⅱ

 昨日、堺市にある『極楽寺』様の〔永代経法要〕にお招き頂き、「紙芝居法話」に行って来た。
 こちらに呼んで頂くようになって、六年が経つ。
 有難い事に、毎年一回、呼んで下さるので、こちらの檀家の皆様とは完全に顔見知りになった。
 私が本堂に入っていったら、「あぁ、お酒屋さんのご住職や・・。」とか、「今年の紙芝居は何やろかなぁ?」という声が聞こえる。
 本堂の中は完全にリラックスムードである。(これが良いのかどうかはわからんが・・〔笑い〕)
 まぁ、そんなわけで、昨日は《お釈迦さまと阿弥陀さま~二大如来さま夢の共演》というテーマで、前半はお話させて頂いた。
 そして後半は、《親鸞聖人の《悪人正機》とはなんぞや?》というテーマで、完成したばかりの紙芝居『出家とその弟子〔第一部:悪をせねば生きれぬ人〕』を上演させて頂き、話をまとめた・・つもりである。
 最後、『極楽寺』の御住職が檀家さんに挨拶をされるのだが、
その挨拶が面白かった。
 「・・さて、皆さん。私、今日ずっと〔宮本住職〕の顔を後ろから見ていて思ったんですけど。・・宮本さんって、脚本家の〔三谷幸喜〕さんに似てませんか?・・似てますよね、・・皆さん!」(なんちゅう、〆の挨拶やねん〔笑い〕)
 すると、会場の皆さんは「そうや、そうや、似てる似てる。・・とくに笑ろた顔が!」という声が、笑いと一緒に起こった。
 僕もしょうがないから、「は~い、よく言われまーす」と大きな声で、控えの間から返しておいたら、又、爆笑だった。
 こんなんで『永代経法要』は良いのやろか?・・と思いつつ、やっぱり、僕は〔三谷幸喜〕氏と似てるんや。特に笑った顔が・・と思った。そして、もう笑わんとことも思った。〔笑わん〕
 

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