マスク着用をサンフランシスコで、世界で初めて義務化した、サンフランシスコ保健委員長[ウイリアムCハスラー博士]の成功と挫折を描いた紙芝居、『マスクを付けて命を守れ!』。
手洗い消毒法を、世界で初めて発見して実践した、産婦人科医[ゼンメルワイス医師]の悲劇を描いた紙芝居、「それでも手を洗え!」。
コロナ禍の今、お盆参りもそこそこに(笑)、二本共に70%完成です!
近々アップします!お楽しみに。
住職のつぼやき - 活動報告・コラム -
おしながき一覧
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初盆の初日、お葬式があった。
僕は『法名(戒名)』を頼まれたので、お寺に帰って[白木の位牌]に、仏様の御名前を考え、墨で書いていたら、一匹の手のひらぐらいの黒い蝶が部屋に入って来た。
初めは、ほっとけばその内出て行くだろうと思い、無視していたが、一向に出て行かない。
しかも、近づいて来て、僕の真上で止まっている。
僕は、電気を消せば出て行くだろうと思い、消したのだが一向に逃げず、白い位牌の真上で休んでいる。
僕も、さすがに気になり出して、スマホで写真を撮り(笑)、「仏様のお使いですか?」と声を掛けるが、返事はなく羽をゆっくり動かしている。
そのうち僕が法名を書き終えたら、この黒蝶はゆっくり外へ出て行った。
あれは、黒アゲハか?と思って、スマホで調べていたら『昔の地方に伝わる仏教伝承では、お盆中に見る黒い蝶は、故人が蝶に乗って挨拶に来たものと言い伝わり大切にした。』と書いてあるのを見つけた。しかも、キリスト教では、黒蝶は「復活」を表わすと書いてあった。
偶然と言えば偶然の事であったのだが、お葬式の後、泣き疲れた遺族さんにその話しをしたら、「偶然でも、そのお話嬉しいです。お父さん、よく最後まで病の中、頑張ってくれたもんな!」と言って喜んでくださった。
今年のお盆の不思議な話でした。
今年の観念寺の「寛弘寺墓参り」の行事が中止になった。
七月初めの臨時役員会では、コロナ禍収束の兆しもあり、八月お盆のお墓参りは大丈夫であろう、という結論に達して決行良しとなっていた。
が、一昨日の第二回臨時役員会では、南河内コロナ禍の近づく足音の危機を感じ、中止にしようと来まったのだ。
予定変更連絡事項のチラシを、大急ぎで檀家さんに配り役目を終えたのだが、今年はこれまで、何回、このような変更連絡を出したことか?!
お墓参りは中止にしても、まだ全檀家宅のお盆参りがある。
何とか、お盆参りだけは無事に終えたい。
新しい紙芝居を二本製作しようと思っている。
その一本目、前作の「チフスのメアリー」を作り終えた時から、なぜ、感染症には最も『手洗い消毒』が良いのか?又、それは誰が言い出したのか?と疑問に思い、パソコンで調べていくと一人の立派な医者に出会った。
その人物の名は、ゼンメルワイス医師。
彼は、手洗い消毒の大切さを医師会で提案するが、その頑な性格ゆえに、医師会から総反発をくらい左遷され挫折し、最後は精神を病み、精神病院で非業の死を遂げる。・・そんな人物だ。
僕はこの人物に、今とても惹かれている。この医者を主人公に紙芝居を製作してみよう思い、彼に関する本を取り寄せ調べている。
もう一本は感染予防の為、市民にマスクを勧めた博士、ハスラー医師。この人物も立派で頑なだ。
次は、この二人の人物の紙芝居してご紹介致します。いつになるかわからんけど・・。お楽しみに!
コロナ禍が長くなると、つい忘れがちになる物、三つ!
急ぐ時につい忘れてしまう、マスク。(あっ!と出先で気づく)
熱射病の予防に大切、小型の水筒。(お参り先での冷たい飲み物は、コロナの接触感染で、今ご法度なのです。)
そして、つい出先で手を汚してしまう事があるそんな時、お役に立つのが、小型ビンのハンドジェル。(簡単に消毒できます)
これらは、僕の今必要不可欠三具足なのです。
今日も頑張って、仕事に行って来ます。
今年に入って(厳密に言うと2月後半から)、紙芝居(法話)講演会のキャンセルが、嵐のように吹き荒れている。
そのキャンセル数、11回。ほとんど全部だ。・・これから、今年の後半期も(大阪のコロナ禍が凄まじいので)もっと増えそうだ。
大抵、講演先からの突然の電話がキャンセルなのだから、受話器を取った瞬間、相手様の口調で分かる。
コロナの影響はどこまで続くのだろう。
観念寺の猫の額(ひたい)程の、庭の木々の剪定を、植木屋さんに頼んでやってもらいサッパリしました。
それで、休憩時間に職人さんと雑談していたら、こんな話が出ました。
僕が「仕事にコロナ禍の影響が出ましたか?」と聞いたら、「いやいや、コロナで返って忙しくなりましたわ。・・皆さん、自粛自粛で家に居られる時が多くて、庭を眺める時間が増え、庭が気になり剪定して欲しいとの新規のお客さんが増えてねぇ。変な感じですわ。」とお茶を飲みお話しして下さった。
「風が吹いたら、桶屋が儲かる」の現代版みたいなものですかねぇと、僕が言うと、「まさにその通り!」と笑っておられたが、コロナ不況の中、あちらこちらに不思議な影響がいくものだと思った。
今日は現在、企画・制作中の紙芝居を述べてみたい。
まず、去年から作り出して停滞している紙芝居。(笑)
一本目は「東井義雄先生」。
お坊さんであり、立派な教育者であったお方のお話だ。・・この作品はコロナ禍で取材に行けずにストップしたままで、今押入れで眠っている。
そして、どうしても描けない三部作の作品三つ。
この三つは自叙伝的紙芝居になるのだが、恥ずかしくて筆が進まないのだ。その題名は第一部「私が僧侶になった訳」、第二部「私が住職になった訳」、第三部「紙芝居事始め」、の三本。これらは私の遺書として描こうか?と思い表紙は描いているが、未だ眠りについたままだ。
そして、これも表紙は完成しているが筆が止まったままの二部作、「白隠さまの生涯」と「続・白隠さま〜エピソード集」。・・これも取材に行けないのでストップしたままだ。トホホ・・。
そして「ダルマ大師さまの生涯」も企画したまま。
さらにバナナ大好きの僕が、フィリピンから来られた先生に直接聞いたお話「バナナの始まり〜フィリピン昔話」も考えている。
さらにさらに、コロナ禍二部作のもう一本「無症状感染者 チフスのメアリー」も考えている。
さて、これらの作品が完成するのはいつになるか?