(2011年『よーいドン!「隣の人間国宝さん」より』)
振り返れば、『お寺の出前』も今年の六月で25年になる。
およそ四半世紀に渡って『紙芝居』を作り演じている。
又、今月で1144回の講演になる。‥ホンマよう続くわ(笑)
そこで今回は、この25年にマスコミに出演した写真を少し載せます。
(タレントの円広志さんと)
まずは『よーいドン!』という番組で円広志さんがお寺に来られた写真を。
(2011年 NHK『ニューステラス関西』より)
次にNHKの夕方に放送された『ニューステラス関西』より一枚。この番組はのち『おはよう日本』にもそのまま使われたらしい。‥後で聞きました。とても長い取材でしたわ。
(2013年NHK『ええトコ』「お寺工夫してまっせ」眞鍋かをり・酒井敏也レポーターより)
有名タレントさんが『お寺の出前』に取材に来られました。
(2019年『ナニコレ珍百景』より)
これは最近の取材かな。『ナニコレ珍百景』という番組が来られて、地元の不思議を解明するというテーマで来られた。
その他にも、写真は残っていないがちょこちょこっといろんな番組に顔を出しています。
そんな25年の思い出話でした。
[管理用]
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紙芝居法話25年!
紙芝居が200本になりました!
今から10年前の2011年・・。
民法テレビの『キラキラテレビ』というミニ番組が取材に来られた。
題名は『出前をするお坊さん』でした。
全国放送だったので、放送終了後知らない人たちから電話のラッシュがありました。
撮影期間は短かったですが、当時100本あった紙芝居をお寺まで来られてしっかり映して頂いた。
その放映最後にデレクターから「宮本さんのこれからの夢は何ですか?・・それを最後に流しますので。」と言われた。
僕は「後、100本は紙芝居を作りたいですね。ハハハハハッ。紙芝居200本!」と言ったら、それがそのままラストに、
『紙芝居200本に挑戦!』とテレビでは流された。
その時は心の中で「200本なんて無理無理・・。」と思っていたが・・・それが現実となりました。
この10年間で100本作ったことになる。
さて、これからの挑戦はどうしましょうか?
ゆっくり考えましょう。合掌
豊中市『法雲寺』さまの永代経法要
昨日、豊中市の『法雲寺』さまの永代経法要にお招き頂き、[紙芝居法話]に行かせて頂いて来た。
緊急事態宣言は出ているものの、市民へのワクチン接種も進んで来たのと、コロナ感染も減ってきた事を鑑み、三密を考え人数制限をし、時間を短縮して法要を実施されたのである。・・随分悩まれた事と思います。(お寺同士良くわかります。)
さて紙芝居の内容はコロナ禍を考え、蓮如上人の『疫癘のお手紙』や『白骨の御文章』などを中心にさせて頂きました。
又、昨年からのこちらの住職さんのリクエストでもあった、私の寺近くが舞台になったNHKの朝ドラ『ナニワの浪花千栄子さん』の紙芝居もさせて頂いた。
久々の『紙芝居法話』で感覚を取り戻すのに必死であった今回の御法要の法話会・・。法雲寺の皆さま、ご無礼の数々お許しください。そして大変お世話になり有難うございました。合掌
この様子は、この下記のHP「イベント坊主123!」さまから見れます!
http://blog.livedoor.jp/eventmonk123/archives/44069586.html
内勤めの永代経法要
コロナ禍の中で・・
大阪府はコロナ禍の中、緊急事態宣言がまだ続いている。
こんな中、僕は毎日、細々と檀家さんへの月参りを続けている。
読経後の最近の話題は、皆さんのワクチン接種予約がどうにか取れたというお話が多い。
これは唯一明るい話題である。
早く、みんなにワクチン接種が広がりますように・・。
そんな思いで今、ワクチン接種の紙芝居を急ピッチで作っている。
早く、コロナ禍が終わりますように。みんなの笑顔が戻りますように!
悩んだ200作目の紙芝居は聖医『笠原良策』
紙芝居の記念すべき[200作目]の題材は何にするべきか?本当に悩んだ。
考えた末、このコロナ禍の時代にマッチした主人公に決めた。
その人の名は[笠原良策(かさはらりょうさく)]。
地味な名前で、蘭方医:緒方洪庵のようなメジャーではないので、知らない方も多いと思うのだが、この福井県の漢方医から蘭方医になったお医者さんは本当に凄い!
たった一人で、当時の不治の病『天然痘』という感染症に[種痘(しゅとう)]というワクチンを命を掛けて普及させ、多くの人々を救った方なのである。又その一生は非常にドラマチックで、正に[聖医]とはこの人の事をいうのではないかと思ってしまう。・・このような人が実際江戸時代にいたのだ!と・・。僕はこのような人が好きなのです。
記念すべき200作目は、本当は有名なお坊さん(例えば鑑真さんとか)を主人公にしようと思っていたが、こんなに『感染症』がすべての人の人生に影響を及ぼす事に鑑み、この一地方のお医者さんを選んだ。
本当だったら、福井県に何度も取材に行って調べたいのだが、大阪は今『緊急事態宣言』が発令中なのでそれもままならない。
こうなれは、ネットを使ってじっくりこの人物を調べていくことにする。
(2020年1月に行った福井県の山中温泉、・・ここで主人公漢方医:笠原良策は運命的な西洋医との出会いをする。)
198作から200作までの紙芝居ラインナップ
堺市『極楽寺』さまの永代経法要in2021
本日、堺市の『極楽寺』さまの[永代経法要]にお招き頂き、今年も紙芝居法話の出講をさせて頂いて来た。
コロナ禍が再び拡大して来た中、ご門徒さんのご参拝状況はいかがなものだろうか?と心配していたが、お寺の中がコロナ対策をきちっと取っておられた事もあって、約20名ほどの門徒さんがお集まりになってくださっていた。
お一人お一人がマスクをして、静かにお念仏をして法要に厳粛にご参加されているお姿は素晴らしく感動させて頂いた。
毎年ご法縁を頂き、本当にありがたいことでした。合掌
納骨の儀式
今日、九十五才でお亡くなりになった檀家さんの満中陰(四十九日)法要があり、お勤めさせていただいて来た。
そしてお勤めが終わってから、近くのお墓にご一緒にお参りして、納骨させて頂いた。
その時、息子の喪主さまが「先に亡くなった母の遺言で『私が先に亡くなったら、お骨は仏壇に置いておいて、主人が亡くなりその納骨の時に一緒に、混ぜてお墓に納めて欲しい』と言っておりまして、今日はそのようにさせて頂きます。」とおっしゃって夫婦二人のお骨を混ぜてお墓に納めた。
僕は「仲が良かったのですね。」と言うと、「そうでもないのですよ。晩年は良く喧嘩してましたから。夫婦ですからいろいろありましたしねぇ・・何考えてたのかねぇ。はっはっはっ」と笑って言われた。
最近は夫婦で一緒にお墓に入りたくないと言われる方が多い中、良い話だなぁと、満開の桜の下で僕は思った。合掌