住職のつぼやき[管理用]

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続く「報恩講」への出前

ファイル 991-1.jpg(富田林〔西:本願寺派〕常念寺さま)
 各浄土真宗寺院が毎年行う行事「報恩講(親鸞聖人のご命日法要)」への『紙芝居法話』の出前が、ここ連日続いている。
 28日は、富田林市の『常念寺』さまに寄せて頂き、
ファイル 991-2.jpg(太子町〔東:大谷派〕正泉寺さま)
 昨日30日は、太子町の『正泉寺』さまにお招き頂いた。
 『紙芝居法話』ということで、おばあちゃん、おじいちゃんが、孫(ひ孫)の手を引いてお寺にやって来られ、お参りしてくださるお姿が僕にとって何よりもうれしい。
 やはりお寺というものは(ちょっとぐらい騒がしくても、)子供の声が本堂中に響き渡っているのが良いと思う。
 法話自体は、子供向きにして少し幼稚になるかもしれないが、大人たちのお顔を拝見していると、皆嬉しそうだ。
 『これで良いのだ!』と、ご本尊の阿弥陀様がおっしゃってくださっいるような気がしてならなかった。(喉は嗄れたけど・・〔笑〕)合掌

奈良教区宇陀南組「西法寺仏教壮年会」ご一行のご来院

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昨日、奈良の宇陀市から「西法寺仏教壮年会」ご一行様が、(団体参拝)バスツアーでお出で下さった。
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 小雨の降る中、たくさんの壮年会の方がご参拝下さり、紙芝居法話を聞いて下さった。
 毎回のことながら、(わざわざ、拙寺まで来て下さるというのは)ありがたく、そしてちょっぴり、こっ恥ずかしい・・想いである。
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 最後は、皆さんと和気藹々と記念撮影。
 その後、今日は和歌山方面に向かうということで、「あんなに朝ご飯をいっぱい食べたのに、もう腹減ったわ~。」とおっしゃる方のお声を僕は小耳に挟みながら、バスに手を振りお別れした。
 西方寺ご一行さま、和歌山の美味しい海の幸は一杯食べられましたか?・・黒潮市場では何を(誰に)お土産に買われましたか?・・「余計なお世話じゃ」というお声が聞こえそうなので、このへんで書くのを止めときます。
 それでは、また次回、西法寺婦人会の皆様の御来院を心より楽しみにしております。合掌

やなせなな住職のお寺(教恩寺さま)への出前

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  昨日、奈良の高取にある教恩寺さまの『永代経法要』の講師にお招きいただき、お昼と夜の法座、二座の御法縁を賜った。
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 初めて寄せて頂く所なので、(遅刻してはダメだと)なるべく早く出発した。・・が、カーナビのお蔭ですぐ解り、今度は早く着き過ぎてしまった。(案外、うちのお寺から近かったのだ。やなせ家の皆さん、まだ準備の途中やったかも、すんませんでした。・・ななさん、チキンラーメン、ちゃんと食べきれましたか?・・伸びませんでしたか?・・お詫びに今度行かせて頂く機会がもしございましたら、チキンラーメンにお母様のお好きなエースコックのワンタンメンも添えて、お土産に持って行かせて頂きますので御勘弁を。)
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 さて、シンガーソングライターとして有名な『やなせなな』さんだが、今日は読経の導師をされ、「歌だけではなく、お経も上手やなぁ~」と、改めて感動してしまった。又、お父上様と共に声を合わせ読経され、それも又「良い光景やなぁ」とも思った。
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 又、夜の法座まで多少時間があったので、その間、ななさんを含めご両親からもいろんなお話をお伺いし、ななさんの以外な一面を聞かせて(かつ見させて)頂いた。(面白かった・・とだけ書いておこう・・とても書けんわ〔笑〕)
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 最後は、記念撮影。
 さすが、彼女は写真慣れしている。(僕は疲れた顔で恥ずかしい・・プロじゃないなぁ)
 やなせ家の皆さん(二匹の猫も含めて)、いろいろとご厚情賜わり、誠に有難うございました。
 又、檀家のみなさん、いろいろとお世話になり、有難うございました。
 素敵な出会いに感謝です。 合掌

小泉産業グループユニオン(2012年)10年組合員研修会への出前

ファイル 988-1.jpg(心斎橋 ハートンホール)
 今日、(2012年度)小泉産業グループユニオン:10年組合員研修会へ、お寺の出前に行って来た。
 場所は、大阪の心斎橋「ハートンホール」で行われた。
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 さて、僕はここで『話す事・聞くこと・寄り添うこと』と題して、お話させていただく。
 参加対象者は、入社10年目を節目とされている現役バリバリの社員の方たちである。(だから、結構皆さんシビアな感じで聞かれていたようだった・・〔笑〕)
 例によって例の如く、僕は紙芝居を通して『仏教入門』のような?お話をさせて頂く。
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 その後、円座になって、今回の感想や仏教Q&Aの時間を持つ。(このコーナー、毎回いろんな感想や意見が出るのだが、そのつど違った内容でとても興味深い。)
ファイル 988-4.jpg(高畑好秀さんと)
 講演を終え、控え室に帰ってきたら、次のカリキュラム講師のメンタル(心理的)トレーナー『高畑好秀』さんが待機して居られた。
 高畑さんは、プロ野球選手やオリンピック選手などへのメンタルトレーニングをされている有名な方。
 高畑さんと(紙芝居のことなどについて)少しお話した後、最後にご一緒に記念写真を撮ってお別れした。
 毎回のことながら、法話には場違いのような場所ではあるが、僕にとっては、大きな(精神的)勉強になっているのは確かである。
 グループユニオンのスタッフの皆様、(いつもながら)たいへんお世話になり有難うございました。又、参加者の皆様、貴重なご意見・ご感想、誠にありがとうございました。合掌

どこかで、檀家が待っている・・

 昨日の「月忌参り=(月に一回の檀家さん宅での仏壇参り)」をさせて頂いた時のお話。
 こちらは二世帯同居の新興住宅地で、昼間はいつも、お婆ちゃんお一人だけが居られる。
 そこに月一回、お参りに行く。
 いつも、お婆ちゃんは待っておられる。
 勤行もそこそこに、終ったら毎回、お茶と羊羹などを出してくださる。・・そして、お婆ちゃんのお話が始まる。
 ・・僕は(なるべく)そこに行く時は、話が長くなるので一番最後の方にお参りに行くことにしている。
 昨日も、羊羹をほおばりながら、ずっと一方通行のお婆ちゃんからのお話を聞いていた。
 ・・お孫さんの学校のクラブ活動の話。通学中に起こったハプニングの話。・・久々に逢ったというお婆ちゃんのお友達の話。・・娘さんの仕事先での人間関係の話。・・飼い犬の散歩で起こったハプニングの話。・・エトセトラ、エトセトラ。
 ・・まぁ、これだけ聞かせていただくのに、軽く三十分は掛かる。(でもお話がお上手で、他人をあまり腐さないので聞いていて気持ちが良い。ちなみに羊羹も美味しい。)
 でも、やはり時間が気になる。
 途中、他の檀家さんから「待ってますけど、お参りまだですか?」とか、携帯電話が入ると、「では、又来月寄せていただきます」と言って、(犬にもお別れを言って)そそくさと席を立つ。
 ・・が、そこから又、庭で手入れしているお花の話や、その買い求めた親切な花やさんの話。・・またご近所の方の話などで、さらに時間は延びてゆく。
 最後に、お婆ちゃんが僕に一言。
 「月に一回しかお会いしないから、話したいことが山ほどあって、溜まって困ります。・・まだ、しゃべってないことがあるんやけど。・・又、来月までに思い出しておきます。」と言われて、ようやくお別れする。
 お婆ちゃん、こんど話したいこと、ノートに書いて整理しておいてくださいな。
 僕は、次への壇家さん宅に行く途中、昔懐かしい「木枯らし紋次郎」の換え歌を歌いながら車を走らせる。
「・・ど~こかで、檀家が~、きっと待って居てくれる~~。」と。

 
 
 

羽曳野市「元勝寺」様の報恩講

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 この時期(秋)、各(浄土真宗)寺院の報恩講法要が連日続いている。(ちなみに、うちの寺の報恩講は先週の日曜日に無事に終了しました。)
 さておとといは、羽曳野市にある『元勝寺(写真)』様の〔報恩講法要〕にお招き頂き、『紙芝居法話』をさせて頂いた。
 ・・ご縁というのは本当に不思議なもので、僕が毎月(講話クラブで)行かせて頂いている大阪市の『特別養護老人ホーム 甍』で勤務されているT君が、こちらのお寺の檀家さんという事で、偶然、僕のホームページを開いて(この日の)講演スケジュールを知り、お参りに来られた。・・いやはや、なんとも・・びっくりした。
 この日、T君は子供さんをつれてお話を聞きに来て下さった。(T君はこちらのお寺の近くに住んで居られ、又、彼の一族はこのお寺近辺に居を構える、昔からの由緒ある華麗なる檀家一族(笑い)らしい)
 僕としては、まったく知らない初めての場所で、顔見知りの人に遇うというのは、どんなに心強かったことか・・、うれしかった。

 又、こちらのお寺様の心からのご厚情にも甘え切り、この日は特にゆったりとお話させて頂くことが出来て、本当に嬉しく、かつありがたかった。
 元勝寺の住職さま、坊守さま、若住職さま、又ご母堂さま、T君と檀家の皆様、本当にお世話になりました。有難うございました。
 不思議な御法縁に感謝! 合掌

Sさんの綺麗な涙

 昨日の「特養:白寿苑」での事。
 僕は(夕方、)苑に早めに到着し、法話会の準備をしていた。
 すると、一人の職員さんが近寄って来て、おっしゃられた。
 「毎回、法話会を楽しみにされていたSさんの調子が悪いのです。・・もう90才を越えておられるので、何があってもおかしくないのですが、もうご自分ではまったく動けませんし、ずっと寝たきりです。・・何も召し上がられませんし、点滴も受け付けないようになってきました。・・でも、意識はしっかりとされているので、「法話会に行きたいわぁ」と、ずっと、かぼそい声でおっしゃっているのです。」とおっしゃった。
 それを聞いたので、僕は「じゃあ、法話会が終ってからお部屋までお見舞いに行かせてもらいますわ」と言ったが、「・・いや、もうその時には、寝ておられるかもしれないので、今から行きます。・・ちょっと今日の法話会の開始時間を遅らせてもらいます。」と言って、すぐにその職員さんとエレベーターで、四階に上がった。
 お部屋には、Sさんが休んでおられたが、職員さんがお声を掛けたら、すぐに目を覚まされ、僕の顔をじっと見て微笑まれた。
 僕は「こんばんわ。・・どうですか?・・しんどいですか?・・今日はちょっと、お見舞いに寄せてもらいましたよ。」と言うと、見る見る内にSさんの目に涙が溢れた。
 僕は、「しんどくなったり、寂しくなったりしたら、南無阿弥陀仏と称えてくださいや。仏さんが、側に来てくださいますからね。」と言って、布団を軽くめくって両手を合掌の形にさせてあげて、それを僕の両手で包んであげた。
 そしてもう一度、「苦しくなったら、南無阿弥陀仏ですよ」と言った。
 その時、Sさんはかぼそい声で「ありがとう・・ございます。ありがとう、ございます」と言われ、泣かれた。
 おそらく、心細くなっておられたのだろう。
 特養ホームの夜は、寂しい。
 ナースコールの音が響くだけだからだ。
 僕はSさんに、「又、来月お会いしましょうね」と、お別れを言って部屋を後にした。
 Sさんの目は、綺麗な涙でうるうるとされていた。
 ・・法話会終了後、後片付けをしていたら、先ほどの職員さんが、又来られて、「Sさんはあの後、安心したかのように今日はぐっすり眠られました。ありがとうございました。」とおっしゃってくださった。
 おそらく、お別れまでそう遠くはないであろう。
 しかし、その時が来るまで、できるだけSさんに寄り添える時間を持ちたい・・と思って帰路についた。

京都:山城2組「正願寺」さまご一行の来院

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 本日、京都の「正願寺(お東のお寺)」さま御一行が、バスツアーで観念寺に参拝に来られた。
 僕は例によって、お寺の沿革や自己紹介などをお話した後、紙芝居二本を披露する。
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 紙芝居の中身は『三尺三寸のお箸』というお話と、『アミダ仏物語』の二本だ。
 この『アミダ仏物語』は、N添乗員さんのリクエストで、前回のツアーで見て下さった方に評判が良かったらしい。・・それと個人的な好みも入っているということだ。・・信心の篤い添乗員さんだ。(笑い)
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 最後は、皆で記念撮影。
 お帰りになられる時、何人かの方から握手を求められたのだが、その時可笑しかったのが、「握手してもらったら、何か良いことあるでぇ」と、笑いながらおっしゃってくださったことだった。(ビリケンさんみたい・・〔笑い〕)
 又、「今日は、本当に幸せな気持ちになりました。」とおっしゃってくださった言葉も深く心に残った。
 いろいろな方との出会いに感謝である。合掌
 正願寺のご門徒の皆さん&同朋観光さん、ありがとう!

大掃除!大掃除!

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 一年の内で一番大きな〔法要〕となる『報恩講(ほうおんこう)』という行事が、一週間後に迫っている。
 ・・ということで、今その準備の為に、連日バタバタとしている。
 昨日も、当番の檀家さんに集まって頂き、大掃除を行った。
 一階ホール玄関の窓拭きから、室内の畳拭き、法具磨き、庭と階段の掃除、そして二階本堂も同じこと。
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 非常に良いお天気(暑いぐらい)だったので、皆さん汗をふきふき、法具などもピカピカになるまで磨いて下さった。
掃除の後に、皆さんと一緒に食べたアイスクリームは美味しかったなぁ。
 皆さん、ありがとうございました。
 これで準備万端です。
 後は当日、私が何かへまをせんかったら完璧なのですが・・。(それが一番の不安材料やったりして。〔笑い〕)

エンドレスQ&A (一休さん編)

 老人ホームでの『法話会』の後、たまに「・・ところで、今日の話について、何か質問はありませんか?」と聞く場合がある。(時間が余ったときによく使う手だ)
 今日も、時間が余ったので、そんな事を言った。
 すると、前列の女性が「あの~、ところで〔一休さん〕って、(歴史上)ホンマに居た人物なのですか?」と聞かれた。
 今日は、『一休さん』という紙芝居とお話(エピソード)をしたからそんな質問が出たのだ。
 僕は「はい、歴史上実在の人物です。ほんまに居てはったお方ですよ。」と答えた。
 するとその女性は、「では、先ほど言っておられた『一休寺(酬恩庵)』というお寺はどこにあるのですか?」と続けられた。
 僕は「京都の〔京田辺〕というところにあります。・・今の同志社大学の近くですね。」と、続けて答えた。
 するとその女性は、「あぁ、同志社大学ですか。解りました、ありがとう。」とおっしゃられた。
 僕は「そうなんですよ。・・テレビアニメで有名に成り過ぎて、とんちの〔一休さん〕って、架空の人物やと思って居られる方も多いでしょうねぇ。」と言って、しばらく一休さんのとんち小話(「このはし渡るべからず」の話)をした。

 すると、先ほどの女性が・・、「ところで、一休さんってホンマに居た人物ですか?」と、又来た。
 僕は「はい、実在の人物です。京都の京田辺というところにある〔一休寺〕というところで、87才で往生されました。」と答えた。
 すると「その〔一休寺〕というお寺は、どの辺りにあるのですか?」と、同じ質問をされるので、
 さりげなく僕は、「はい、今の同志社大学の近くにあります」と答えた。
 横に座っておられる男性が、僕の方を見て「ニャッ」と笑われた。(ど壷にはまったな。・・さぁ、どうする?という顔だ)
 しかし、僕は真面目な顔で、「テレビアニメで有名に成り過ぎて、一休さんは架空の人物やと思い込んでおられる方が多いのですね。それでは、先ほどとは違う有名な一休さんのとんち小話を一つ・・」と言って、(「《し=死》という有り難い文字の話」)をした。

 すると先ほどの女性が「・・ところで、一休さんってホンマに居た人物ですか?」と質問された。
 僕はちらっと目で、後ろに座っている職員さんに『どっかで話を割ってね』と訴えた後、「はい、実在の人物です。室町時代居られたお坊さんです。京都の京田辺という所の〔一休寺〕というお寺で87才でお亡くなりになりました。・・それは、今の同志社大学の近くです。」と答えた。
 その女性は、「へぇ~、そやったんですか。ありがとう」と言われた。
 その時、後ろの女性が「同じことばっかり言うて・・」と少し大きな声で云われた。
 そう言われた初めの質問女性は、その言葉に『カチンッ』と来たのか、後ろを振り向き「うるさい!静かに聞いてなさい!今、有難いお話して下さってるねんから。」と怒られた。
 その勢いに圧倒されたか、後ろの女性は静かになった。

 そして初めの女性は僕に言われた、「あの、一休さんってホンマに居てはった人ですか?」と・・。

 結局この日、最後の最後まで、この女性の頭にある『一休さん架空の人物説』を打破できなかったのは誠に残念なことであった。  施設でよくある法話会の一節でした。 以上 
 
 

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