住職のつぼやき[管理用]

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庄松(しょうま)さんの故郷、香川県東かがわ市へ

今、『讃岐の庄松(しょうま)さん』と云う〔妙好人=無学でめっちゃ心のピュアな念仏者〕の紙芝居を作っている。
 この方は、四国は香川県東かがわ市の方で、一度、その庄松さんの故郷に行き、取材を兼ねながらお墓参りをしたいと思っていた。
 その思いは、紙芝居製作中からどんどん強くなり、昨日、思い切って車を飛ばして行って来た。(もちろん、庄松さんゆかりの『勝覚寺』さま(庄松さんはこのお寺の(小間使いのような)寺男をしていた)にはアポは取って行った。)
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 車は、行きは良いよいでスムーズに走れたが、帰りはゴールデンウイークの大渋滞に巻き込まれて、へとへとになってしまった。
 写真は、途中休憩のパーキングから撮った『大鳴門橋』である。
 でも、今日はとにかく『紙芝居の取材』が目的の旅なので、景色をゆっくり見るゆとりは無く、たえず「庄松」さんの事を考えて、車を走らせた。(でも、ちょっと「讃岐うどん食べたい」と云う事も頭の隅にはあった。〔笑い〕)
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 午後の一時に、三時間掛けて『勝覚寺』さまに到着。
 まぁ、とにかく大きなお寺であった。(松も立派!)
 坊守さんが、本堂からお出迎え下さり、銘菓「庄松さん」というお茶菓子を頂きながら、「この近辺は生き仏『庄松』さんの(人気の)お蔭を、今でも多く頂いているのですよ。このお菓子の名前なども。」とお話して下さった。
 僕は今回の目的の一つでもある、未完の『庄松さんの紙芝居』を見て頂き、(史実として)間違った箇所はないかをチェックして頂く。又、これからあちこちでこの紙芝居をさせて頂く許可も得た。
 そして庄松さん研究の書物には載っていない『庄松さん出生の秘密』なども教えて頂いた。(ここには書けないが、これを聞くだけでも来た甲斐があった)
 そして、『庄松音頭』という(こんなんあるんやねぇ。〔笑い〕・・ほんま庄松さん様様やねぇ。なんか京都の本山でも、最近皆がこの歌に合わせて踊ったらしい)カセットも聞かせて頂いたり、紙芝居でも描いたエピソードの一つの〔経本〕を見せて頂いたりした。(このおもろいエピソード話はいずれ、このブログで詳しくアップしたいと思います。)
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 そして、境内の『庄松さんの像』をカメラに収める。(ほんまにおもろいねぇ。この変わった妙好人が、境内で銅像になっているんやから)
 そして、僕は次に大急ぎで、一つ駅向こうにある『庄松』さんのお墓へ。
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 身寄りの無い庄松さんが臨終の間際の時、近所の人が集まって、「お前の為にお墓を建ててやるから安心せぇ」と言ったら、庄松さんは「わしゃ、死んでも墓の下にはおらんぞ。」と(『千の風になって』そのまんまの人やねぇ)言い切った庄松さん。
 可愛く無いといえば可愛く無いおっちゃんやけど、なんか、僕は(『男はつらいよ』の寅さんと源ちゃんを合体させた男みたいで)好きやなぁ・・。
 おそらく、この墓の下には『庄松』さんは居らんねやろうなぁ・・。どこか、極楽で逆立ちして遊んでいそうな、そんな人やね。でも、僕は拝んできたけど。

 この方の破天荒な人生は、いずれこのプログで紹介しますので、楽しみに待ってて下さい。・・いつになるか解らんけどな。・・僕も可愛くないおっちゃんやなぁ。
 

お寺漫才

 毎月、定例に行かせて頂いてる『カナン・デイサービス』へのお寺の出前。
 今月はゲストとして、R寺とG寺の坊守さん(お寺の奥さんのこと=僧侶でもある)が、苑内で「お寺漫才をさせて欲しい」と連絡があり、「どうなることやら・・」と、内心不安でもあったが、まぁ取りあえずやってもらおうかと、披露して頂いた。
 まず、僕が「紙芝居」をやって、それから坊守さんたちを紹介。
 そして僧侶の姿をした、二人の女性の掛け合い漫才が始まった。
 「あんたの、そのお坊さんの着物の名前何ていうの?」
 「ふ~ん、何やったかなぁ?・・ごほう(誤報)」
 「そら、間違いのお知らせやがな」
 「ほな、○○ほう。」「そら、○○やがな。」と、関西風のボケとつっ込みで、お寺の中の素朴な話題で話は進み、最後は歌って踊って終った。(答えは「布袍(ふほう)」という。)
 期待していた以上に面白かった・・と思う。(上から目線やなぁ、失礼)
 利用者さんからも、最後質問も出たりして、明るい雰囲気で閉めることができた。
 帰り、控え部屋で「次回の(第二弾の)漫才の台本を書いてもらえませんか?」と頼まれ、「えぇー、そんなん、よう書かんわ」と言いながら、今日もお参りの最中、漫才ネタを考えて自転車でお参りしていた僕であった。

白衣観音

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 「住職さん、これ私が描いた『白衣観音』という仏さんなんやけど、受け取ってもらえませんか?」と言われて、差し出されたのが、上の(写真)の絵である。
 これは、昨日の特養老人ホーム『白寿苑』での「法話会」終了後の話で、この絵はOさんという(女性)が、私にプレゼントして下さったものだ。
 おそらく、これはカレンダーの裏か何かに、描いた絵なのだと思うのだが、「私、住職さんの『紙芝居』を毎月見ていて、私も仏さんを描いてみようと思ったんです。・・でも、難しいもんですねぇ。 私ね、週刊誌見てたら、『白衣』を着た観音さんを見つけて、これは珍しいと思って描くことにしたんです。」とおっしゃった。
 「そんな心のこもった絵を、私が頂戴して良いのですか?」と問うと、
 「また、何枚でも描きますから。どうかもらって下さい。・・でも、仏さんの絵は、眉毛と目を描くのが一番難しいですわ。描いてて、『ホンマに一枚の絵を描くって、こんなに難しい事なのか』と、何度も住職さんの顔を思い浮かべて描いたんですよ。」と答えられた。
 実はこのOさんは、癌の病気を持っておられて、いつ変事があるかわからない。
 つい先日も、入院されていて、こちらに帰って来れないのではないかとも言われていた。・・が、しかし、帰って来られた。(あっけらかんとしておられるが、ご自分の病名は薄々気づいておられる賢い方だと、職員さんは言っておられた。)
 『白衣観音』とは、「災難を除き、延命の願いをかなえて下さる仏さまである。」
 Oさんは、今、ご自分の身体に起こっている事を知っていて、病院の医師や看護師さんの姿などを思い浮かべながら、白衣姿のこの仏さんを描かれたのかもしれない。
 この絵を頂いた僕は、大事にご本尊の仏さまにお供えしておきたいと思う。

52回目の誕生日

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 4月16日は、僕の52回目の誕生日。
 昨日で52才になった。
 子供の頃、50才っていうのは凄い〔年寄り〕だと思っていた。
 だが、実際成ってみて、あまり昔(30・40代の頃)と変わってない。
 つまり、成長していないのか?・・精神的に。(笑)
 もちろん、あちらこちらに、身体のガタはきているが。

 昔、ビートルズの(故)ジョンレノンが言った。
 「人間は、突然30才になる。そしてまだまだ、やらねばならない事がいっぱいあるのだ」と。
 これは、おそらく30才になった時の抱負を、インタビューされて答えたものだろう。
 僕も突然、50才を過ぎた。・・そして、まだまだ作りたい紙芝居がいっぱいある。
 だから、身体を大事にして長生きせねば。
 妻からもらった誕生日ケーキを食べながら、そう思った。
 
 

石川南組寺族青少年会:花まつりin2012

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 先週の土曜日、富田林市の「泉龍寺」様で、〔石川南組寺族青少年会〕主催の『花まつり』が行われ、僕は例によって例の如く、『おしゃか様物語』の紙芝居を演じに行ってきた。
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 子供たちによる法要、そして紙芝居の後は、本堂内に設置された『花御堂』に皆で甘茶を掛けて、お釈迦さまのお誕生をお祝いする。
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 その後、皆で外(境内)に出て、桜の下で『皿回し』などの大道芸を観賞。
 楽しい、のんびりとしたお祭りの一日でした。
 僕はバタバタしてたけど・・。(笑)
 

大阪:狭山茶華道協会への出前

ファイル 884-1.jpg(グランドホテル二葉)
 きのう、「大阪狭山茶華道協会」の結成35周年記念総会が、富田林の〔グランドホテル二葉〕というところで行われ、その記念講演を(知り合いの方から)頼まれたので、『お寺の出前』に行って来た。
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 断っておくが、僕は「茶道」とか「華道」というものに、とんと縁の無い男だ。 ・・だから、このお話を頂いた時、「はぁ?」と言ったのを覚えている。
 でも、「会員の皆さんの『心の安らぎ』になる話を頼みます」と強く頼まれ、僕は「でも、茶華道って、すでにそれを実践してること自体が『心の安らぎ』と違うのですか?・・僕の方が、安らぎの処方箋を戴きたいぐらいです。」と(生意気を)言ったのを覚えている。
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 が、しかし、「こんなお話は二度と無いだろう」と思い直して、お引き受けした。
 で、行って来たのだ。
 会場に入った時、皆さん艶やかな着物姿なので、一瞬ギョッとしてすぐトイレに逃げた。 
 また、前の舞台から、お話しようと皆さんのお姿を改めて見た時、「やっぱり場違いや・・」と思ってどきどきした。
 だから「今僕、皆さんのお姿を見てドキドキしてます。」とお話を始めたら、笑って下さったので、後はやり易かった。
 まぁ、二度と無い、貴重な体験であったことは、間違いない。

(尾崎クリニック内)ゆうせいデイサービスへの出前

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 先ほど、富田林にある(尾崎クリニック内)のゆうせいデイサービスへ「お寺の出前」に行って来た。
 こちらへの出前は、ほぼ一年ぶりぐらいだろうか。
 でも、入るなり「お久しぶり~」と、おっしゃって下さった利用者のおばあさんがおられて、ちょっと嬉しかった。
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 そして、今日の出し物は(春の紙芝居)「おしゃか様物語」と「共命鳥のはなし」の二本。
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 そして、最後はお釈迦さまについて、少しだけ法話をさせて頂いた。
 「ほんまやなぁ~」とか「そやなぁ~」とか大きな声で、感想を言ってくださる方もあれば、突然途中、立ち上がってぬりえの鉛筆をガリガリガリーッと音をたてて削りに行かれる方もあって、小さなハプニングがいろいろと起こった。
 「ああっ、ここはお寺の中ではない。僕のホームグラウンドや。」と改めて思ったのだった。

泉佐野市「西方寺」さまの『花まつり』

ファイル 881-1.jpg(本堂)
 『花まつり』出講の日々が続いている。
 昨日は、泉佐野市にある「浄土真宗大谷派(お東):西方寺」様の『花まつり』に行って来た。
 こちらは〔関西空港〕近く(海沿い)にあるお寺で、近づけば近づくほど潮の匂いがした。
 さて、こちらのお寺とのご縁は、細かく話すとややこしくなるので簡単に言う。
 昨年、うちの寺に(同朋観光(株)旅行会社を通して)、紙芝居法話をバスで見に来て下さった(こちらの)お寺の婦人会の役員さんが、自坊の住職さんに「花まつりに呼んではどうか」と、僕を推薦して下さり今回の御仏縁となった訳だ。
 正に「縁は異なもの」だ。 
ファイル 881-2.jpg(四門出遊の場面)
 さて、今日も出し物は(『花まつり』なので、)『おしゃかさま物語』を演じた。(又、おまけとして『三尺三寸の箸』の話も付けた。)
 このお話は難しい。(編集し直しても。)
 だって、テーマが『人間の苦を見つめて、それを超える話』なのだから。
 しかし、(僕は)内容が少々解らなくても良いと思っている。(子供騙しな御伽噺話より、よっぽど良い。)
 子供たちは、しきりに前のめりになって、うんうんと頷いて(どこまで理解してくれたか解らんが、)一生懸命に(理解しようと)聞いてくれていた。
 『老いること、病気になること、死ぬることの苦。そしてそれらを見つめる事』。これ等の話は、幼いころにちゃんと聞いておかねばいけない事なのだ、と思っている。
 だから、『これでいいのだ!』byバカボンのパパ
ファイル 881-3.jpg(手品の披露)
 そして、最後はご住職の友人による『手品』の披露で、今回の花まつりは賑やかに終ったのだ。他利ラリラ~~ン。

「北御堂:花まつり」in2012への出前

北御堂:本堂
 今日のお天気は(春の「花まつり」の日と言えども、)ちょっと寒かった。
 晴れたと思ったら、すぐ曇り、風が吹いたと思えば、小雨が降ったりと、不安定な感じであった。
 が、たくさんのお客さんが、ここ大阪の中心地(オフィス街)本町にある『北御堂』にご参詣された。
 もちろん「花まつり」といえば、(おしゃか様の誕生を祝う)子供たち向けの「お祭りイベント」なので、境内はたくさんの(たこ焼き屋さんなどの)屋台が出て賑やかであった。 
境内特設ステージ
 さて、僕は今年もこちらに「(お釈迦さま)紙芝居」の実演で呼ばれた。
 さてさて、それでは(恒例の)ハプニング。
 先ほども述べたように、始まる前、突然風が吹いた為、すでにセットしておいた「紙芝居」の何枚かぶっ飛び、そして舞い(後ろの紙芝居が見えて、ネタばれしてしもたやんけ・・。〔笑い〕)
 それで司会の(写真)おねえさんが、僕のことを紹介されている最中に、僕があたふたと現れ、紙芝居を収集しなくてはならないというハプニングが起った。(野外で演じる出前はホンマ何が起こるかわからんなぁ・・。)
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 まぁされど、何とかスタートした。
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 そして今日は、紙芝居『おしゃかさま物語』の他に、『アミダ仏物語』もさせて頂き、《ダブルブッタ》の紙芝居ショーを実演させてもらった。
 なぜ、「そんな(こんがらがるような)ややかこしい事をするのか?」と言うと、お二人の仏様を対比して見てもらいながら、『(仏の)救いの役割』とは何かを、知っていただきたかったからである。
 といっても、(先ほども言ったように)子供たちが中心のイベントなので、内容は難しかったかもしれない。(その試みは失敗したかも・・。)
 が、この日の為に(より解りやすくしようと)この二つの紙芝居は再編集したのだ。 だから、ちょっと難しかっても勘弁して欲しい。・・・ということに、今日のところはしといてね。以上。

堺市「極楽寺」様の永代経法要

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 同じ人の名前が多くあるように、同じ名前のお寺も多くある。
 場所こそ違うが「お寺の出前」も、同じ『極楽寺』という名のお寺に連続して行かせて頂いた。
 すでに今年で〔八回目〕の出講なのだが、昨日は堺市の「極楽寺」様の『永代経法要』の日だったのである。
 毎年、同じ丸顔が、同じような内容の四角い紙芝居を持って、お話に行かせてもらっているので、こちらとしては『皆さん、厭きるのではなかろうか?』と心配になってしまう。
 それで、昨日もそこのご住職さんに「毎年、私の話で厭きませんか?」とお聞きしたら、「『あきる』というのは『明らかにする』という仏教用語なので、宮本さんに毎年、仏の教えを明らかにしてもらっているのです。だから、そんな心配をなさらず、ジャンジャン新しい紙芝居を作って持って来てください。みんな楽しみにしてますから。」と言われた。 
 「うまいこと、言いはるわ~」と思いながら、まぁ、それで内心はほっとした。
 そういえばこの日、駐車場から「紙芝居」を持って境内に入った時、一人のご門徒のお婆さんに出会い、「楽しみにして来ましたでぇ。・・今日の出し物は何ですか?」と言われたなぁ・・。 
 「内緒、見てのお楽しみ。ホッホッホッ」と僕は言うといたけど。
 「まぁ、よしもとの芸人さんみたいな人!」と言われて本堂に入って行かれた。
 「よしもとの芸人さん」という言葉には、ちょっと引っ掛かったが、・・まぁ、誉め言葉と受けとっとこか。
 

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