住職のつぼやき[管理用]

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東大阪市〔専宗寺〕さまの定例法座

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 先週末から忙しい日が続いて、中々このプログが書けなかった。(えらいすんまへんっ。)
 お寺の会議があったり、(お寺での)お葬式があったり、(お寺への)出前があったりしていたのだ。
 ・・で、今「善導大師」の紙芝居を連載している途中なので、早く完結せなあかんと気にはなっているのだが、それは後日にし、あえて今日は(記憶が薄れていく為)、先日の「お寺への出前」の話を書きたいと思う。
 ここ(写真)は、東大阪市の「五条」という町にある『浄土真宗 専宗寺』というお寺で、生駒山を背景に建つ(由緒ある)立派な寺院だ。
 この日(十一日)は、こちらの『定例法座』があり、初めて「紙芝居法話」の講師に呼んで頂いたのだ。
 定例法座というのは、毎月〔定例の日〕に行うお説教会である。
 この日は平日にも関わらず、たくさんの方が御参詣なさっておられ、ちょっと緊張したわ。
 まぁそれで、僕は例によって例の如く、自己紹介も兼ね、今日は一連の真宗『紙芝居』をさせて頂き、御法縁を頂戴した。

 さて、それよりも驚いたことは、先ほどもちらっと書いたが、このお寺の由緒の凄さである。
 だいたいお寺の一族というのは、由緒正しく(戦国時代ぐらいからの)家系図がきっちり残っているものなのだが、ここのご家族の家系図は、あまりにも凄い。 
 はっきりと、先祖が(南北朝の動乱の頃に活躍した)『楠木正成』一族(一族すべてが滅びた訳では無く、出家して生き延びた人もおったんやなぁ)がルーツであると解っているのだ。
 又、途中で(あの最初に江戸城を総建した)『太田道灌』一族の血も入っておられる。そのルーツは『清和源氏』やんけ。
 それが確かな資料とともに、このお寺の土蔵倉の中に眠っているのだ。
 豊臣秀吉直筆の朱印状から、武田信玄・上杉謙信公の直筆のお手紙まで(普通に)あるから、そらびっくりやわ。
 僕がもっと驚いたのは、トイレに行く途中の廊下の端に、(戦国の頃かの?)武将の兜が、ひょいっとおいてるからビックリしたわ。(後で聞いたら、これ本物なんやて。・・被ってみたかった。実はちょっと持たせてもらったんやけど、重かったわ。こんなん被って戦に出ていたなんて、よくムチ打ち症にならんかったなぁと思った。・・いやきっと、成ってた人おるで。)
 おもろい(歴史裏)話は、もっと聞いたんでここに書きたいねんけど、今日はこのへんにしとく。
 久々で、キーボード打ってて、首がしんどなってもたから。(僕がムチ打ちになってまうわ。〔笑〕)
 では、次回こそは『紙芝居』の続きを書きたいと思います。
 

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