住職のつぼやき[管理用]

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紙芝居:「慈雲尊者(じうんそんじゃ)」(その1)

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江戸時代、お釈迦さまの再来と呼ばれ、宗派の枠を超えて、仏教の根源を見つめ、日本の宗教界全体に、多大な影響を与えた人物。
彼の名前は[慈雲(じうん)]といいました。
これは、慈雲尊者の生涯の物語です。
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(慈雲尊者誕生の碑:大阪中之島)
慈雲さまは、江戸中期、大阪は中之島の高松藩・蔵屋敷に生まれました。
彼の幼き頃の名前は[満次郎]、のち[平次郎]。
 平次郎は、小さい頃から正義感が強く、勇猛な性格であったようです。
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 平次郎13才の時、父が亡くなります。
兄弟の多かった彼は、母の勧めもあって、「法楽寺」という真言宗のお寺で、出家を決意します。
彼の師匠は、徳の高い[忍綱(にんこう)]という名の高僧でした。
平次郎は彼の元、出家し、[慈雲]となりました。つづく

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