(白寿苑)
今日は、特養老人ホーム「白寿苑」の盂蘭盆法要の日。
この一年間で、苑内でお亡くなりになられた入居者の方のお名前を御仏前でお読み上げし読経する。
もちろん、故人のご親族の方もお招きしてだ。
この行事は、今年でもう17回目を迎えた。
(盂蘭盆法要)
今年は、お亡くなりになられた方が多かった。(全員で39名の方のお名前を読み上げた)
(職員の生演奏)
その後、第二部へと続き、例年のように職員によるギターとバイオリン&サンシンの生演奏。
こちらも例年と同じく、曲は「千の風になって」と「涙そうそう」で、皆と一緒に歌う。
(皆で歌う)
なぜ、この二曲は「盂蘭盆法要」にぴったりとマッチするのだろう。
職員にその事を話すと、「それは『千の風になって』は、故人のあの世から我々に対しての〔メッセージソング〕で、『涙そうそう』は、逆にこの世の残された者の故人への〔思い出ソング〕だからではないでしょうか。・・この二曲は、あの世とこの世をつなぐ曲なんですよ。だから我々の心を打つのだと思います。」と云われた。
「なるほどっ!・・だから皆が、読経の後で自然と涙を流すのですね」と、僕は(完璧に)納得してしまった。
(法話会)
第一部の盂蘭盆法要が終ったら、一時間半の休憩を挟んでのち、第二部はいつもの(入居者の方に向け)「法話会」を行う。
この日は、いつものように、『盂蘭盆法要』の模様などを皆さんにお話し、亡き人たちを偲んだお話などをさせてもらった。
毎年、ここでの行事が終ったら、ようやく僕の長い夏は終るのである。
・・ああっ今年の夏は長かったなぁ。合掌
[管理用]
記事一覧
※画像をクリックすると拡大されます。