住職のつぼやき[管理用]

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坐骨神経痛、その後・・

コロナ禍の最中に、坐骨神経痛になり少々苦しんだ。
 仕事柄、長時間座っていたのが原因かもしれない。
 又、紙芝居を描いている時間が長かったのも、良くなかったか?
 まぁ、それである日を境に、布団から起き上がれなくなってしまった。
 これはいかん!と思い、整骨院に通いつめ、お灸、ハリ、マッサージと治療してもらって、ようやく痛みがとれた。
が、整骨院の先生はいつ痛みが再発するかわからないので、なるべく山道などウォーキングして、運動不足を解消してリハビリしなさいと教えて下さった。
 それで今、少し時間が出来たら、なるべく山道を歩いて鍛えている。
 私の住居は田舎なので、周りにハイキングコースが多いのです。
 今は二上山の登山を、三日に一度行き、頑張ってます。

透明マスク、装着

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 紙芝居法話の再開に、普通のマスクでは声の通りが鈍くなる・・ような気がする。
 そこで、この度[透明マスク]を買い、装着して紙芝居を始めることにした。
 マスク効果は、半分以下になるような気がするが、自分の飛沫は飛ばさずにはすむ。
 又、暑さも抑えられる。
 さて、いつまでマスク着用が続くやら・・。
 でも気分は、キャシャーンの戦闘モードです!
 

緊急事態宣言が終わり、少し光が見えてきました

 ようやく『緊急事態宣言』が解除されました。
 そして、長いトンネルの向こうに微かな光が見えてきたようです。
 お寺にとっても、びっくりするような、初めての経験ばかりの約三ヶ月間でした。
 紙芝居法話、そして講演会のすべての中止。
・・自坊の法要の中止や延期の連続。そしてマスクをつけての制限されたお葬式や法事など。(・・まだ、それは続いておりますが)
 お寺の在り方を根本的に見直さなければならない所も、浮き彫りになってきたような気がします。これは今後の課題で早急に見直します。
 でも、『マイナスであった』とばかり考えずに、『内を見る良い機会を頂いた』と思い、再スタートしたいと思います。
 これからも、よろしくお願い致します。合掌
 

参拝者無しの[永代経法要]が終わりました

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 コロナウイルス拡大防止の為、参拝者無しの『永代経法要』を家族だけでお勤めしました。
 このような参拝者の無い法要は初めてです。
 ・・でも仕方がないですよね。
 門徒さんからの事前に頂いている『物故者名簿』を全員お読み上げして、経典をお勤めしました。
 今年は、法要後の記念イベントも無しです。
 アメリカ仕込みの[スイング雅]さんのジャズ音楽会(法要)も無しになってしまいました。
・・又、来年ですね!

ダニエル・デフォーの小説『ペスト』、拝読しました

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 イギリスのダニエル・デフォーが著した長編小説『ペスト』(カミュの同じ題名の作品ではない)をようやく読み終えました。
 このお話は、著者風の人物が主人公で、(今から350年前の)イギリス・ロンドンを舞台に[見えない悪魔(ペスト菌)]の突然の襲来に、人間としてどう生きるのか⁈をテーマにした(人間群像劇風)ドキュメンタリー小説です。
 それは、コロナウイルスで「何をすれば良いのか?」と苦しむ今の我々に、正に指針を与えてくれるような内容である。
 この17世紀の作品の資料をようやく集めた。
 後はわかりやすく紙芝居にします。乞うご期待!
 

Mask of Sou

毎日、マスクを付けてのお参りは読経しにくい・・。
 お経を拝読していると、マスクがずれて鼻全体が出てしまうのだ。・・ずれたらその度に上げねばならぬ。
 一日使用だけではもったいないので、紙のマスクは洗濯して最低二日は使っているが、二日目が特に鼻がずれて出る。
 又、読経終了後のお茶のご接待も遠慮させて頂いているが、「まぁ、よろしいやん。お茶ぐらい・・」とおっしゃる親切すぎる檀家様もいてお断りするのに言葉数がいって、そうしている内に、又マスクから鼻が出る・・。
 今度から肌に優しいノリで、マスクを固定してから、お参りに行こかなぁ・・。

コロナ騒動の中で〜社会生活制約の日々

コロナ騒動がいまだ続いている・・。
そんな中、日常起っている僕の小さな出来事をお話します。
 うちのお寺は、コロナ騒動で「毎月のお参りは休んで欲しい」と言われる檀家さん以外は、ご自宅まで行ってお参りをさせて頂いている。
 一人暮らしの年配の方などは、誰かと会話する機会もない為か、読経の時間よりも雑談時間の方が長くなり・・マスクをして表情でサインしてもなかなか帰れない。
 今日もこんな話題で長くなった。
「・・この頃、週三日の施設へのデイサービスに、行きにくくなりましてな。朝にバスでお迎えの職員さんが開口一番にまず言われる事が、「なるべくお家で自粛して欲しいのです」と言われ、が、どうしても行きたいと言えば、体温を測ってもらって出発しまんねん。・・施設内でも、いつもやったら八人づつ坐る長机が、間を空けて二人でっせ。なんか寂しいて、おる事が申し訳なくて・・、院主さん、いつまでこんな騒動が続きまんねやろな・・あったかくなってきたら、コロナ消えまんねやろか?」と。
 僕は「そうなれば良いですのにねぇ」と曖昧な返事をして、そのお家を後にした。
僕は思った、かつても同じ感染病騒動があり、人々はそれを乗り越えて前進して来た。・・と知れば、少しは(私も含めて)我々は安心できるのではないか?・・と。そうだ、そんな紙芝居を作ろう!と思った。

なるべく楽しい話を、紙芝居を!

現在、ご法事などの仏事のキャンセルが多い中、今年どうしても年忌法要をお願いしたいと言われる方の所にはマスク着用の上、お参りさせて頂いている。
しかし、皆さんの雰囲気がどうしても重いので、僕は読経終了後、なるべく楽しい紙芝居法話をするように心がけている。
 例えば、紙芝居をするにしても、「あわてもののウサギ メニュー35」とか、近々このブログでも発表予定の「ダイエットの王様」とか、大人も子供も楽しめて、しかも心安らぎ、より良い生活の智恵となるような仏様の教えを演じてお話しさせて頂いている。
 皆さんが少しでも、心安らぎますように!合掌

『花まつり』が無い!

 大阪では「緊急事態宣言」が発動され、ご依頼を受けていた、お釈迦様の誕生日をお祝いする『花まつり』の行事が中止になった。
 毎年この時期、僕はあちこちのお寺に『お釈迦さまの御一生』の紙芝居を演じに行くのだが、やはり今年は皆中止。
 これは延期にはできないので仕方がない。
 このような時期こそ、お釈迦様の教えが必要だと思うのだが・・、今は耐えよう。

不要不急とご法事とお葬式と

今日、御門徒さんのお葬式を行って来た。
今マスコミでは、不要不急(ふようふきゅう)、「今、急いでしなければならない重要な事以外(外出など)」は控えておきましょうと訴えている。
 これはコロナウイルス感染対策で、人の命を守る大切な事だ。
が、お葬式は不要不急ではない。ご遺族さんの気持ちを考えると、今しなければならない事だ・・と思う。今日も規模を小さくして、時間を短くしてマスク着用の上行った。
 それでは、ご法事はどうだろうか?
先日、「コロナ感染を考え不要不急の為、私の家のご法事は中止します」と電話があった。
 ご法事、つまり故人を偲ぶ一周忌や七回忌の仏事は、この方の中では不要不急なのだ。
 その気持ちわからないでもない。・・が、心の底は納得してないのだ。
 他に何か違う方法はないのか⁈
 その昔、聖徳太子は「世は虚しいもの。ただ、仏のみがまことである」と言われた・・らしい。
 今、何を選択するのが良いか?我々は不要不急の意味をよく考えなければならないような気がする。

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