住職のつぼやき[管理用]

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河南町:介護者家族の会の会報に載りました

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いささか遅い会報ではあったが、河南町:介護者家族の会「さくらんぼ」の会報に、今年の新年会の僕の紙芝居法話の様子が掲載されました。
 これもコロナ禍の影響で、会報の編集が半年以上も遅れたそうです。
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 時はすでに秋。・・もうあれから、半年以上も過ぎたのですね。
一日も早いコロナの収束を念じます。合掌

新作紙芝居『蓮如上人からのお手紙~伝染病について』制作中

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 今、『蓮如上人からのお手紙~伝染病について』という新作紙芝居を作っています。
 これは応仁の乱期、後期の僧侶・蓮如上人が、当時大流行していた疫病について、『疫癘(えきれい=伝染病)の御文』というお手紙を書き、[念仏者が伝染病にどうに対処すれば良いか]を短く記しておられるものです。
 現在のコロナ禍の中、我々がどう疫病に立ち向かえば良いのかを考えるヒントになるかもしれません。
 完成すれば、アップしますので又良ければ見て下さい。合掌

宗教文化誌『法華』に載りました

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宗教文化誌『法華』9・10月合併号(法華会発行)に、私の紙芝居61「讃岐の源太夫」の挿絵が掲載されました。
 文書は「東京医療保険大学客員教授 小林信三氏」が書かれた[人生の探求]の中の「讃岐の源太夫」について。その文の挿絵です。
 僕個人的にも、この源太夫の話は好きなもので感無量な気持ちでした。

河南町「老人施設内[古墳跡]」へのお参り

お彼岸最後の日は大雨であった。
そんな日に、寺の近くの老人施設内のある[古墳跡]記念碑にお参りを頼まれて行って来た。
 これは毎年の行事なのである。
 河南町は古墳が多い。
 一般の住まいの近辺にも古墳はある。
 雨の中でのお参りは大変だったが、何故か[古墳]の古代主のお方も喜んで下さったような気がした。

コロナ禍の『秋季彼岸法要』が終わりました

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ちょっと人数が寂しい法要でしたが、ソーシャルディスタンスを守り、無事に彼岸会が終わりました。
今、ほっとしています。

規模を縮小しての[秋季彼岸法要]

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コロナ禍でも彼岸はやって来る。
観念寺でも明日の夜、秋季彼岸法要を行う。
・・がしかし、このような時節である。 
 極端に規模を縮小して行う。
 ソーシャルディスタンスを守る為、二階本堂は使わない。
 一階のホールを、間隔をあけて席を作り檀家さんのお参り会場にして、二階の御本尊の前で僕だけがお参りをして、それをテレビ中継して一階ホールに流す。
 読経も短くし、お焼香も済んだ方からご帰宅願う。
 ・・どうなるかわからないが、コロナ対策での法要は、これしか思い付かなかった。
 もちろん、ご法話も無し、皆とワイワイとよばれるおやつタイムもない。・・お茶は持ち帰りの紙パックにした。
 寂しい法要になるが、さて檀家さんは来てくださるだろうか?

秋の『彼岸法要』は二階本堂から一階ホールへ、リモートします

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 コロナ禍の中、今年の観念寺の秋季彼岸法要は、感染拡大防止を踏まえ規模を縮小し、二階本堂からテレビ中継で、一階のホールにてリモート法要にします。
 うちの寺は、どうしても二階本堂の席が狭いので、ソーシャルディスタンスを守るには、これが苦肉の策なのです。
 又、恒例の布教法話も無しです。仕方がないですね。
 後は、本番がうまくいけば良いが…?

夏の終わりに・・

コロナ禍の夏が終わろうとしている・・。
例年に比べて、紙芝居講演がほとんど休止の夏だったが、(いつになく)忙しかった。
それは、お葬式が多かったからだ。
 毎週一回の連絡が入り、お盆参りを挟んで、連続でお葬式を執り行なった。
 お葬式が終われば、その後毎週一度、四十九日(満中陰)まで、そのお家でお参りが入り益々忙しくなる。又、暑さも応えた。
こうして、今年の夏が終わろうとしているが、頭にある事は、カレンダーに書かれた9月のお参りの日程調節と、これからのコロナ対策の彼岸法要の事。
嗚呼、今年もスケジュール一杯で夏が終わった。

「マスク着用」と「手洗い消毒」の紙芝居二本完成間近!

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 マスク着用をサンフランシスコで、世界で初めて義務化した、サンフランシスコ保健委員長[ウイリアムCハスラー博士]の成功と挫折を描いた紙芝居、『マスクを付けて命を守れ!』。
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 手洗い消毒法を、世界で初めて発見して実践した、産婦人科医[ゼンメルワイス医師]の悲劇を描いた紙芝居、「それでも手を洗え!」。

 コロナ禍の今、お盆参りもそこそこに(笑)、二本共に70%完成です!
 近々アップします!お楽しみに。

お盆に迎えた黒い蝶

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初盆の初日、お葬式があった。
 僕は『法名(戒名)』を頼まれたので、お寺に帰って[白木の位牌]に、仏様の御名前を考え、墨で書いていたら、一匹の手のひらぐらいの黒い蝶が部屋に入って来た。
 初めは、ほっとけばその内出て行くだろうと思い、無視していたが、一向に出て行かない。
 しかも、近づいて来て、僕の真上で止まっている。
 僕は、電気を消せば出て行くだろうと思い、消したのだが一向に逃げず、白い位牌の真上で休んでいる。
 僕も、さすがに気になり出して、スマホで写真を撮り(笑)、「仏様のお使いですか?」と声を掛けるが、返事はなく羽をゆっくり動かしている。
 そのうち僕が法名を書き終えたら、この黒蝶はゆっくり外へ出て行った。
 あれは、黒アゲハか?と思って、スマホで調べていたら『昔の地方に伝わる仏教伝承では、お盆中に見る黒い蝶は、故人が蝶に乗って挨拶に来たものと言い伝わり大切にした。』と書いてあるのを見つけた。しかも、キリスト教では、黒蝶は「復活」を表わすと書いてあった。
 偶然と言えば偶然の事であったのだが、お葬式の後、泣き疲れた遺族さんにその話しをしたら、「偶然でも、そのお話嬉しいです。お父さん、よく最後まで病の中、頑張ってくれたもんな!」と言って喜んでくださった。
 今年のお盆の不思議な話でした。
 

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