住職のつぼやき[管理用]

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元三(がんざん)大師、調査中

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 今、鬼の姿になって疫病を退散させたという、元三大師の紙芝居を作っている。
 実家に用事で帰る途中に、四天王寺に寄って「元三大師堂」をお参りし、宝物館で大師の鬼の姿に変身した秘仏像を観て来た。
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 大師は、疫病をご自分の身体に入れて、自分は鬼なってやっつけたと記録されている。・・が、どのような疫病であったかは記録されてないので、僕の紙芝居ではコロナ模様の絵にするつもりである。
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もうすぐ、この作品も完成する。

現在、制作中の紙芝居、四本

今日は現在制作中の紙芝居を四本ご紹介します。
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 まずは「ダルマ大師」。これは、現在70パーセントの完成。
 七転び八起き、ダルマさんが転んだ!で有名なお坊さんの一生を描いた作品です。・・後は色を塗るだけです。
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 次は「犬鳴山義犬伝説」。これも現在70パーセントの完成。
 これは、大阪府泉佐野市の[ゆるキャラ]にもなっている犬と、猟師のちょっと可哀想なお話です。
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 次は「星に願いを〜岩橋善兵衛物語」。現在10パーセントの出来。頭の中では100パーセント出来ているが、中々筆が進まない。
 日本一優れた天体望遠鏡を江戸時代に作ったといわれる夢多き、魚屋生まれの天才メガネ制作職人、岩橋善兵衛さん。「星に願いを」を鼻歌で歌いながら、現在舞台の大阪府貝塚市の資料を探しながら作っています・。
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 最後は「鬼になった元三(がんざん)大師」。正月の三日に亡くなったので、「元三」と呼ばれるようになったというギャグみたいな名前の、比叡山延暦寺中興の祖のお坊さん。又「おみくじ」を発明したというエピソードもあり、疫病退散の為鬼になったという伝説があり、いかにもエピソードに困らない紙芝居化向けの高僧。でもちょっと凄すぎて、これも中々筆が進まず、10パーセントしか完成していません。 
 今、僕の頭の中は彼等、主人公たちが走り回っています。
 この冬が終わるまでには完成させます。お楽しみに。

今、『達磨(だるま)大師』の紙芝居を作っています

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「だるまさんがころんだ!」という遊びで有名な『達磨大師』の紙芝居を今、作っています。
 享年150才で亡くなったという伝説のある、偏屈で強靭(七転び八起きで知られていますね)な精神を持つインドの聖者。
 魅力あるこのお坊さんの紙芝居が半分以上完成しました。
 コロナ禍に負けないような人間の姿を描きたいと思っています。
 お楽しみに!

紙芝居「犬たちをおくる日」が、テレビで紹介されました!

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日本中央テレビ制作の『よみっこか~もとおはなしタイム』という番組で、紙芝居『犬たちをおくる日』が紹介されました。
 四国のテレビ番組だそうで、今日その放送を焼いたDVDが送られてきました。
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 そのDVDを見ると、確かにお寺と僕の名前が出てました。(生で見たかった!)
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 番組自体は、紙芝居そのままを放送されていました。(14分、ただし、子供の番組上カットした場面もありました。)
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 そういえば・・テレビ局から「紙芝居を使って番組を作り放送しても良いか?」という電話が去年あったような?・・そんなことも忘れていたので、とても懐かしく拝見できました。

紙芝居『犬たちをおくる日(リメイク版)』完成近し!

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(2012年度版)
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(令和3年度リメイク版)
 今西乃子先生の名作「犬たちをおくる日」を紙芝居化した作品のリメイク版がもうすぐ完成する。
 これは、捨て犬や猫などの小動物の殺処分を『動物愛護センター』という場を舞台とした物語である。
 実際、僕も現場にお邪魔して取材し紙芝居にしたものである。
 又、作者である今西先生のご指導も仰ぎ、作らせてもらった大作でもある。
 2012年には、あまりにリアルな紙芝居であると思って、大人版の完成後、子供版を作り直し、すべて描き直した。
 その使わなかった大人版は、倉庫の奥にホコリをかぶって眠っていた。
 しかし、あれから10年が経ち、空前のペットブームが再び起こっている昨今、今こそ[大人の紙芝居版]を作り直して発表する必要があるのではないかと思ったのだ。・・ペットが家族なら、その家族といつまでも仲良く生活を続けていける様に願いを込め。
 もうすぐ、このホームページでアップします。ご期待を!

こんな初夢を見た

今年、こんな初夢を見た。

僕は小さなレストランで座っている。
そのこじんまりしたレストランは、コロナの影響か?すいている。
すると、そこに洒落た洋服を着た小さなおじいさんが、僕の前に座る。
そして「あんたは、奉仕活動をした事があるのか?」と笑いながら僕に問う。
僕は「はぁ?!」と言うと、おじいさんは去って行く。
 僕は考え反省して、このレストランの女給さんを呼び、「こちらのお店に、感想や要望を書く用紙はないですか?」と言って、その紙を貰い「こちらのお店で紙芝居を使ってお手伝いすることは出来ないですか?」と書いて渡す。
するとマスターが現れ、空き時間を使ってココで紙芝居を演じて欲しい!と頼まれ、okして打ち合わせをしていると・・ここで目が覚めた。
・・こんな変な夢だ。
 何故か現実味があって、正夢になる様な気がしてならない。(笑い)

謹賀新年

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謹賀新年!
本年も「お寺の出前 紙芝居屋亭」をご贔屓に。
宜しくお願い致します。合掌

コロナ禍の中での今年の「お寺の出前」

コロナ禍の中で、今年「お寺の出前(紙芝居法話)」は、キャンセルの嵐でほとんど出番が無かった。
 こんな事は初めてである。
 今年の初めには、すでに[24]件から出前の依頼をお聞きしていたのだが、コロナ禍で、結局一年で出講したのは[5]件。
 ・・コロナ関係、つまり「感染病関連」の紙芝居ばかりを作り、その数は増えたが、(このホームページ発表以外)その出番はほとんど無かった。
 さて、来年はこのコロナ禍関連の紙芝居たちの出番はあるのか無いのか?・・・そんな事は分からない。が、そんな事は良い。今作りたい、作らねば!と思った紙芝居を僕は作ろう!来年も!
 コロナウイルス感染拡大の終息を一日も早く願っております。
 皆様、良いお年をお迎えください。合掌

河内長野市観光案内所、訪問

先日、河内長野駅に行く用事があったので、車を駐車場に止めて駅に向かっていたら、ロータリー横に『河内長野市観光案内所』を見つけ、思わずお邪魔してしまいました。
 綺麗な内装で、しかも案内所のガイドさんたちもたいへん親切な応対をされていて、気持ちよかったです。
 僕はすぐ立ち去ろうと思ったのですが、「どこから来られたのですか?」と聞かれたので、正体をばらすと皆さん立ち上がって「紙芝居ではお世話になっております!」と頭を下げられたので恐縮しました。 そして休憩タイムでもあったのでとコーヒーまでご馳走になりました。
 案内所の壁にはNHKのテレビ小説[おちょやん]のポスターが貼ってあったので、僕は「今、車の中に[おちょやん]のモデルになった浪花千栄子さんの紙芝居がありますよ、見ますか?」と言ったら、みなさん『是非!』と言って下さったので、駐車場まで取りに行って見てもらいました。 少しの間と言いながら、けっこう長居してしまいました。ありがとうございました。又、今度はちゃんと訪問させていただきますね。合掌

紙芝居「犬たちをおくる日(リメイク版)」の制作開始

2012年に作った紙芝居「犬たちをおくる日」の(大人向き)リメイク版を今作っている。
 これは児童文学作家の今西乃子先生が書かれた犬たちの殺処分を真正面から描いたノンフィクション作品である。
 僕は当時、今西先生のこの作品に感動して、先生に手紙を書いて紙芝居化の許可を得て、四国の現地取材をして紙芝居を作った。
 そして作品は完成したが、大人向きに作ったもので内容が難しく、作品はお蔵入りをして新しく子供用に作り直した。
 それがこのホームページでも発表した「紙芝居メニュー126番」の作品だ。
 そのお蔵入りした作品が、倉庫を整理していたら偶然出て来た。
 読み直してみたら、こちらの方が作品として深い。
 という事で、もう一度この作品を作り直し描き直してリメイク版を発表しようと思う。乞うご期待を!

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