住職のつぼやき[管理用]

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当たり前の幸せ・・・

  今から、或る『老人ホーム』で亡くなられた方の「お葬式」の読経に行く・・。
 一人の身寄りの無い御老人(男性88才)のお葬式だ。
・・が、身寄りはあるらしい。
 娘さんが居られるらしい。
 どのような事情かは解らぬが、娘さんとは『絶縁状態』なのだそうだ。
 だから、(娘さんは)お葬式には来られない。
 お骨も受け取らないらしい・・。(後見人の弁護士さんからお聞きした。 遺言によって、別の或るお寺に納骨することが決まっている)
 昨日、施設職員の希望により、僕はその『お葬式』の執行を引き受けたのだが、今なんとも気が重い。
 昨夜、施設のそばの葬儀会館へお通夜に行ったのだが、会葬は、施設の職員二名と後見人さん一名だった。
 『葬儀社』もお金にならない、そのようなお葬式には素っ気がなく冷たい。
 会葬者もいないので「明日は、15分ほどで終わってほしい」とも言われた。

 ・・昨日の帰り、車を運転しながら考えた。
 『家族がある』という、当たり前の幸せ。
 「お骨をどうしようか? お墓へはいつ納骨しようか? 弁当はどこで頼もうか? あーだ、こーだ」と言い合い、悩める親族がある、当たり前の幸せ。
 我々は、その『当たり前の幸せ』にもっと感謝すべきではないかと・・。
 

「それはオモロイ!」と思ったチョコっとした話

 今日は、バレンタインデー。
 午前中、或る檀家さん宅に、お参りさせて頂いた時のホンマの話。
(そこの奥さん)「あぁ、院主さん。・・今、歯医者さんから帰って来たばかりで、仏壇の〔お飾り〕を何もしてませんねん。・・すみません。」
(僕)「ああ、そうですか。・・それはそうと、今日は日曜やけど、〔歯医者さん〕開業してますの?」
(奥さん)「はい、今はサービスが良くなって、日曜もやってますねんで。〔あいそ〕も宜しいで・・。 仕事をしてる私にとっては助かりますけど・・。それで、今日は〔バレンタインデー〕でしょう。私も帰りに、歯医者さんからサービスで〔チョコ〕貰いましてんでー。」
(僕)「歯医者さんが、チョコのサービスって面白いですねー。」
(奥さん)「・・でしょう! 私も面白くて、『歯の治療に来てるのに、又、〔虫歯〕にする気ですか!?』と、言うたりましてん。・・すると歯医者さんは『その通りです!バレましたか。・・甘いモノを一杯食べてもろて、又、虫歯になって、ようさん儲けさせてもろう作戦ですわ!ハハハッ』と言って笑いはりましてん」と言われた。
 それを聞いて、「ホンマにオモロイ歯医者さんですねぇ。その歯医者、場所はどこですのん?・・チョコっと僕も行こうかなぁ」と言って、僕も笑わせて頂いた。
 こんど、うちの寺でも、お参りに来られた方に、何かオモロイ(ブラックな)サービスを考えよかなぁ・・。
 いやいや、そんな不謹慎な事は考えますまい。
 仏道の世界はそんなチョコのように〔甘く〕はない。お後がよろしいようで・・。ナムアミダブツ・・ 合掌
 
 

「おもてなし」の心・・

 今、『特養老人ホームあんり』の〔お話会〕から、帰ってきた。
 今日は4階のフロアーで、入居者の皆さんと雑談をしながら時間を過ごした。
 今日は『すべてのモノは変化するのだ(諸行無常)』という、お話もおまけにさせて頂き、その後、皆さんとご一緒に『おやつ(ブタまん)』を頂いた。
 その〔おやつ〕を食べていたら、僕の隣のおばあちゃんが、そっと僕に自分のぶたまんを下さった。
 僕は「召し上がらないのですか?」と聞くと、「どうぞ、私の分も食べてくださいな。・・(話を聞かせてもらった)私のお礼の気持ちです」とおっしゃるのだ。
 僕は直ぐにそれを辞退したのだが、「どうしても・・」ときかれないので、結局有難く頂くことにした。
 その時、僕はその方の態度を見て思ったのだ。・・「この方は、僕に持てなして下さっているのだ。ここは自分の家ではないので、おやつをプレゼントするという形で、〔おもてなし〕をして下さったのだ。・・これは有難く頂かねばならない」と思った。
 おもてなしの心を受けるというのも、大事な仏道ではなかろうかと思った、今日の出会いであった。

 
 

太子温泉へ

  京都での研修の疲れを取るために、昨日の晩、隣町(太子町:聖徳太子のお墓がある町)の『太子(タイシ)温泉』へ行って来た。
 ここの温泉は、名前の通り〔聖徳太子のめぐみの湯〕というのが売り文句である。
・・が、お湯が湧いたのが〔昭和50年代〕というから、ちょっと〔飛鳥時代〕との時差はあるねぇ・・。(聖徳太子さまの御名、さまさまの天然温泉なんやねぇ・・)
 さすがに〔聖徳太子の秘湯〕や〔隠し湯〕というネーミングは遠慮したんやねぇ。・・《昭和》に湧いたんやもんなぁ。
 でもどうせなら、それを逆手にとって〔聖徳太子:スピリチャル秘湯 ~あなたも太子に癒される~〕とかにしたら、もっと若者も来てくれると思うねんけどなぁ・・。やっぱ、あかんか。

 それはさておき、ここは割と小さな(目立たない)温泉なので、あまり混まないのが僕にはうれしい。(土・日もあまり混んでない・・。入湯料も安い。・・で、潰れないかが少し心配でもある。)
 昨日ゆっくり温泉に浸かり、その後、《百円マッサージ機》(今時〔10分〕百円というのも良い。破れた布にガムテープで補修されてるのも、尚うれしい・・〔笑い〕)で、肩こりをほぐした。
 まぁ、ともかく疲れはほぐれました。
 

大阪へ帰って来ました

 先ほど、京都の西本願寺から大阪の自坊(寺)へ帰って来ました。
 長い長い、長い長い、長い長い(まだ言い足りんような・・)
しんどい、しんどい一週間の研修でした。(救いは、あまり寒く無かったことかな。)
 途中、余りの緊張の為、真夜中、お腹が痛くなり往生しました。(正露丸さん、感謝の気持ち、まんまんちゃん、あん!〔註:『やすしきよし』の昔むかーしのギャグです。〕)
 研修で心に残ったのは、同じ受講者の女性の言葉・・。
「私、昨日は(実演試験に失敗し)部屋でずっと、夜中一人泣きました」
 つらかったんや・・。すごく気持ち解りましたよ。それを聞いて僕も泣きそうになりました。あの緊張感は、体験したもんじゃないとわからんと思います!
 でも、終ったことは終ったこと・・。気持ちを切り替えましょう!
 さぁ、一週間、檀家さん宅へのお参りを休んだので、明日から頑張らねば。(仕事がたまってます!)
 

偶然の不思議・・・

 〔偶然の不思議さ〕が、お正月から三つ続いて、『この世は面白い!』と今感じている。
 一つ目、うちの寺の新年会で先週〔ヴィオラとピアノのコンサート〕をしたと、このブログにも書いたが、同じ週に以前「出前」に行かせて頂いた〔大阪南医療センター〕からメール便で、『院内で〔ヴィオラとピアノのコンサート〕をするので来て下さい』と連絡があって、担当のワーカーさんと「違う演奏家の方やけど、偶然やね~不思議やね~」とお互いお話した。このワーカーさん、結局うちの新年会にも来て下さって、さらに親睦を深める事ができた。(ありがとさんです)
 二つ目、これも先々週、このブログで、枚方の小学校へ「出前」に行ったと書いたが、小学校の門前で『往生極楽ライブ』の主催者のお坊さんと、ばったり出会った。彼はここの小学校の元PTA会長だったらしい。・・偶然、とんど祭りをするというので来たところ、ばったり会ったのだ。
お互い顔を見合わせ指差し、『なんで、君がここにいるの?』と同時に言って笑った。後からメールで『久々のサプライズでした!』と連絡があった。そして『宮本君とは縁があるねんなぁ、今年もライブへの出演頼みます』と余計な〔おまけ〕まで言われてしまった。
 三つ目、それは今日・・。近所の石屋さんから、「遠方のご夫人だが、こちらの村にお墓があるので、そこでお参りをして欲しい」と頼まれた。 ・・それで、お参りに行かせて頂き、そこで「どちらから来られたのですか?」とか、色々お話していたら、偶然、このブログによくコメントを下さる〔イベント坊主〕さんの檀家さんである事が解ってびっくりした。お互い「世間は狭いのですねー」と驚きあった次第である。
 案外、この世は皆、〔大きい、小さい〕の違いはあるかもしれんが、不思議な偶然の連続なのかもしれない・・。
 願わくば、今年もこれらのようなステキな偶然の出会い(ご仏縁)が、いっぱいありますように! そして、さらに良い人間関係がいっぱい築けますように! 
 あさってから、一週間、『西本願寺』へ研修に行ってくるのだが、そこでも又、ステキな偶然さん、頼んまっせ!

観念寺:新年法要&新年会

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 1月10日、自坊(観念寺)で『新年法要&新年会』が行われた。
 本堂での《法要》に続いて、場所を一階のホールに移して、〔お善哉〕を皆で頂き、・・そして「これから私は羽目を外します!」と僕は高らかに《新年会宣言》をし、〔おちゃめな親父〕な変身して、〔くじ引き〕の商品配り進行役、そして今日のメインである《ヴィオラとピアノのミニ・コンサート》の司会役に徹した。
 僕の(迷)司会はさておき、コンサートの内容は素晴らしかった!(お寺内が震動した)
 ヴィオラの〔植田延江先生〕とピアノの〔新西あゆみ先生〕の息もバッチリ合って、お寺の中が《コンサートホール》になったような気がした。(やはり世界的演奏者は、ど素人の僕が聞いても凄いものだ!)
 ヴィオラのソロから始まり、〔シューベルト〕の「冬の旅」、〔エルガー〕の「愛のあいさつ」、サウンドオブミュージックメドレー、日本の四季メドレー、そして皆で歌えるように演奏して下さった「ふるさと」、最後にアンコールとして「千の風になって」をご自分の体験談などトークも交えて、熱演して下さった。
 両先生、本当にありがとうございました!
 ・・檀家の皆さん、「村中におって、こんな身近で素晴らしい演奏を聴くことができて、ホンマに有難いことです。ナンマンダブツ、ナンマンダブツ・・」と、拝んでおられましたよ。(拝まんでもエエと思うねんけど・・〔笑い〕)
 

《とんど祭り》『桜丘小学校』への出前

 1月9日、枚方にある『桜丘小学校』の《とんど祭り》へ「出前」に行って来た。
 《とんど祭り》とは何か?
 僕もよく解らないので『辞書』を引くと、
「お正月に〔神様〕をお家にお招きする目印として、『しめ縄』や『門松』をお飾りする。 その来て頂いた〔神様〕に、今度は無事に帰って頂く為に、その〔しめ縄〕を燃やして、《お帰り》を願うという(お盆のご先祖〔迎え火・送り火〕の《神様バージョン》のようなものらしい。)・・・そのような儀式が《とんど・或いは、どんど・又或いは、どんどん》なのだそうだ。(・・なぜ、『どん』と云うのかは、結局解らなかった。)
 それはさておき、毎年、この小学校の校庭で、この『しめ縄を燃やす(冬のキャンプファイヤーのような)とんど祭り』は行われ、それを〔地域ぐるみ〕で企画し、盛大なお祭りが始まる。
ファイル 433-1.jpg(とんど祭の準備段階)
 お母さん方は、大根を炊いたお汁ものを作り振る舞い、お父さんと子供たちは、校庭に巨大な(トーテムポールのような)とんどを立てる。
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 さて、僕の役割は、集まった地域の子供たちへの『紙芝居』イベント。・・子供たちに「十二支」の紙芝居を見てもらったり、『健(口)体操』などを一緒にして楽しく過ごした。
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 「紙芝居」の後、校長室で「だいこん炊き」を頂き、僕はまだ仕事がある為先に失礼したが、あの巨大な「とんど」ポール、夜には大きな炎になって、皆の歓声とともに、神様はにこやかにお帰りになられたのだろうな・・。あぁ、見たかった。 
 

今年の〔初出前!〕

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 「えっ~、お笑いを一席・・」という(写真)ではありません。
 これは、昨日『特養 甍』での〔講話クラブ〕の様子を写したもの。
 いつもなら、一階の〔多目的ホール〕で、(立って)お話をさせて頂いているのですが・・、(今年初めの『出前』である)昨日は、苑内で〔インフルエンザ〕に罹った入所者が出られた為、急遽場所を三階の(元気な方だけの)フロアーに移し、少人数で行った、・・その時の写真なのです。
 皆さん、椅子に座ってしまわれ、畳の方を向かれてしまった為に、どうしても僕だけ畳に正座をして(落語家さんのように・・〔笑い〕)『紙芝居法話』をせざるを得なかったのでゲス。
 紙芝居の題目は、正月にふさわしい『十二支のおはなし』をさせて頂きあしたぁ。
 ・・今回の〔講話クラブ〕、いつもとは雰囲気も違い、最初は「ここでやるの?」と、あっしも戸惑いましたが、十二支の今年は『トラ年』だけに、今年は突然何があっても「トライ」させて頂きます・・。
 お後がよろしいようで・・・。(タイガいにしいや。)

今年の〔新年会〕は《ミニ・コンサート》だ!

 来週の日曜日、うちの寺で〔新年会〕がある。
 これは毎年恒例のものだ。
 お勤めが終った後、場所を移して皆で〔お善哉〕を頂き、その後、毎年〔余興〕として、僕が「紙芝居」をしたり、「大正琴」を檀家さんに弾いてもらったりしている。
 今年は、ちょっとデラックスに「ヴィオラとピアノのミニコンサート」を開催する事にした。
 ラッキーな事に、うちの檀家(信徒)さんに世界を舞台に活躍する(現・いずみシンフォニエッタ大阪メンバー)のヴィオラ奏者の『植田延江』先生がおられる。
 昨年の夏、恐いもの知らずに僕はごく気楽に(お参りの帰り)、植田先生にご出演を頼んでみた。
 先生は、快くお受け下さり、ご友人のピアノ奏者『新西あゆみ』先生と共に来て下さる段取りをつけてくださったのだ。
 ちっぽけなうちの寺としては、これは大変光栄なことであり、大変恐縮するとともに、今すごく楽しみにしている。
 それで、昨日もリハーサルの為、お寺に来て下さり、〔音合わせ〕など、色々と準備をして下さった。(リハを聞いただけで、その音色の素晴らしさに感動してしまった!さすが辻久子師の愛弟子!ど素人の僕も身体が震えた)
 それで僕も《世界的奏者》の方に失礼があってはいかんと、『司会の準備をしなくてはいかん!』と思い、昨日の晩、〔百円ショップ〕で(写真)のたすきを買ってきて、準備万端、整えたのであった。・・ぜったい受けると思ってんねんけど・・。(笑い)
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・・それと、これは『おまけ』。 今年の新年会の〔くじ引き〕の景品(写真)を同じく〔百円ショップ〕で買ってきた! 今週中に〔包装〕せねば・・・。
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