住職のつぼやき[管理用]

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千葉県からのお客さま

 ネットのチカラは大きいと思う。
 昨日、偶然ネットで僕のホームページを見られた千葉県在住の〔英語塾講師〕のご夫婦が、うちのお寺に来られた。
 目的は『紙芝居』の実物見学である。
 この方々も、ご自分の近所の『老人ホーム』でボランティア活動をされているそうで、(主に今は、楽器を使って演奏会をされているらしい)いずれ『紙芝居』を使ったお話会をやってみたいそうだ。
 でも、わざわざ新幹線に乗って、こんな遠くまで来ようと思われた、その気持ちに感動する。(・・が、ついでに京都見物もされて帰られるらしいので、損は無いと思う)

 ・・で、面白かったのは、うちの寺の最寄の(電車の)駅名は、近鉄〔富田林(とんだばやし)〕駅という名前なのだが、この方からメールで、「この駅名は『とんでんりん』駅というのでしょうか?」という問いが来た事である。
 確かに、他府県の方には読みにくい〔駅名〕だ。
 でも、なんか関西に住む僕としては、この〔読み方〕、とても面白かった。
 僕は上方落語『平林(ひらばやし)』を思い出した。
 これは、文字の読めない丁稚が、『平林』と書かれた手紙を配達するお話なのだが、途中でこの読み方を忘れ、通りがかりの色々な人達に読み方を聞いて回るというお話だ。 それが皆トンチンカンな読み方をして笑いを誘う。・・『たーいら ばやし』か『ひらりん』か、『いち はち じゅう の もっくもく』、『ひとつ と やっつ で とう きっき』と、このように文字をばらばらにしてめちゃくちゃ読むのだ。
・・・僕は、この話を思い出した。
 では、最後に『富田林(とんだばやし)』の歌を一曲。
『とみた ばやし』か、『とんでんりん』か、『とんた きっき』か『ふだ りんりん』。・・すみません。バカバカしい事しか思いつかん僧侶で・・・、おそまつ!

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