
『十方名聞菩薩衆‥』
十方世界の菩薩さまたち、又数知れぬ魔王も常に褒め称え、阿弥陀さまは人々の苦しみを救うために、悟りを持って迎えて下さるのです。
‥だから私は阿弥陀様を(6回目)拝み礼を尽くします。
『金底宝間地生華‥』
黄金の池に開く花は、善い事をすれば開く台座があります。阿弥陀さまはその上に、須弥山のように座っておられます。‥だから私は(7回目)拝み礼を尽くします。
『十方所来諸仏子‥』
いろんな世界から集まる菩薩たちは、神通力を持って阿弥陀さまの尊いお顔を仰ぎ見て、常に敬っておられます。
‥だから私は(8回目)拝み礼を尽くします。
『諸有無常無我等‥』
「すべてのものは無常である。それは水に映る月の影や露やイナズマのようなものである。」と我々に説いて下さっている阿弥陀さま。‥だから私は(9回目)礼拝致します。
『彼尊仏刹無悪名‥』
お浄土の国には、悪の名などありません。
悪いおこないや恐れもないのです。
すべての人は心から阿弥陀様を敬っておられます。
‥だから私は(10回目)阿弥陀様を礼拝致します。
『彼尊無量方便鏡‥』
この阿弥陀さまの測り知らぬ浄土には、諸々の迷いの境や悪知識はありません。往生してからも、なお迷わず仏の悟りに至ります。
‥ですから私は(11回目)阿弥陀様を礼拝致します。
『我説彼尊功徳事‥』
さぁ、私は今、阿弥陀さまの多くのお徳をお話し申し上げてきました。
私はこのお徳すべてに、12回目の礼拝を捧げます。
この阿弥陀さまを礼拝する善き行いの功徳は、まるで海のように果てしなく素晴らしいものです。
この清らかな行いを自分のものにして、たくさんの人たちにお伝えし、共にお浄土に往生致しましょう。合掌 おしまいでございます。
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紙芝居『十二礼(じゅうにらい)の話』(後編)
紙芝居『十二礼(じゅうにらい)の話』(前編)

『十二礼』は、浄土真宗のお寺でよく詠まれるお聖教です。
これは有名な[七人の高僧]のお一人、インドの龍樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)様が、お作りになりました。
『十二礼』は、阿弥陀如来を12回、お聖教の中で拝まれるのでそう呼ばれているのです。
それでは、この『十二礼』を紙芝居で見てみましょう。はじまり、はじまりー
「皆さん、初めまして。私、龍樹と申します。
『稽首天人所恭敬(けいしゅてんにんしょうくぎょう)‥』で始まる『十二礼』。
これ、私インドのインテリイケメン僧、龍樹が作ったのですよ。オッホン!
このお聖教の中で、阿弥陀さまのお徳を私は12回.礼拝しているのです。
それではその内容を見ていきましょう。
「清らかな安楽(極楽)の国に居られる阿弥陀さま。その回りは清らかな菩薩達に囲まれて、阿弥陀さまは皆に大変尊敬されておられます。
そのような阿弥陀さまに私は礼拝致します。まずは第1回の礼拝!
こうして『十二礼』は始まります。
『金色身浄如山王‥』
阿弥陀さまのお身体は金色輝き、それはまるでインドの神話の山(メール山)須弥山のようです。
又、良い行いは象の歩みのようで地道です。
その阿弥陀様の目の色は青い蓮花のように、とても美しいのです。‥だから私は(2回目)礼拝致します。
『面善円浄如満月‥』
阿弥陀さまのお顔はまるで満月ポン、いや満月のようで、そのご威光は月日を超えて、光り続けておられます。
そして、そのお声は倶翅羅(くしら)という美しい鳥のようで、天鼓という綺麗な音がするタイコのようであります。‥ですから、私は(3回目)礼拝致します。
『観音頂戴冠中住‥』
又、阿弥陀さまの大きさは自由自在で、観音さまの冠の中にも入られ、その回りの宝の力で悪魔外道を服従させることもできます。‥だから私は(4回目)礼拝致します。
『無比無垢広清浄‥』
阿弥陀さまは汚れもなく清浄で、そのお姿が大空のように澄み渡っておられます。又すべてのものに対して利益を与えるお姿は、思いのままです。
‥ですから私は阿弥陀さまを(5回目)礼拝致します。 つづく
