住職のつぼやき[管理用]

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コロナ騒動の中で〜社会生活制約の日々

コロナ騒動がいまだ続いている・・。
そんな中、日常起っている僕の小さな出来事をお話します。
 うちのお寺は、コロナ騒動で「毎月のお参りは休んで欲しい」と言われる檀家さん以外は、ご自宅まで行ってお参りをさせて頂いている。
 一人暮らしの年配の方などは、誰かと会話する機会もない為か、読経の時間よりも雑談時間の方が長くなり・・マスクをして表情でサインしてもなかなか帰れない。
 今日もこんな話題で長くなった。
「・・この頃、週三日の施設へのデイサービスに、行きにくくなりましてな。朝にバスでお迎えの職員さんが開口一番にまず言われる事が、「なるべくお家で自粛して欲しいのです」と言われ、が、どうしても行きたいと言えば、体温を測ってもらって出発しまんねん。・・施設内でも、いつもやったら八人づつ坐る長机が、間を空けて二人でっせ。なんか寂しいて、おる事が申し訳なくて・・、院主さん、いつまでこんな騒動が続きまんねやろな・・あったかくなってきたら、コロナ消えまんねやろか?」と。
 僕は「そうなれば良いですのにねぇ」と曖昧な返事をして、そのお家を後にした。
僕は思った、かつても同じ感染病騒動があり、人々はそれを乗り越えて前進して来た。・・と知れば、少しは(私も含めて)我々は安心できるのではないか?・・と。そうだ、そんな紙芝居を作ろう!と思った。

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