住職のつぼやき

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

『正しいこと』って何?

 前回、『八正道』について簡単に説明させてもらったが、今回はそれについて少し補足したい。
 たとえば〔正見(ショウケン)〕とは『正しく見る』と説明したが、・・では『正しく』って何なのだろうか?
 ・・現代の世界の中の《局地的戦争》一つ取っても、皆が「これは我が国の《正義》の戦いである!」という大義を掲げて戦い、人を殺している。
 『正しい』ということの意義づけは〔政治〕を通して見ると実に難しい・・。
・・では〔仏教〕ではいったいどのようなことが『正しい』というのか?
 その答え・・。
 仏教の『正しい事』とは、《自他(ジタ)〔自分と他人〕を活かし共に喜ぶこと》を云う。
 反対に『悪い事』とは、《自他を殺し、悲しませること》を云う・・のだ。
 仏教では『他の人を泣かすような〔正しさ〕などはない!』・・。実にシンプルな答えである。
 つまり〔正見〕とは『偏らず皆が幸せになるような見方をする』という事になる。

 ・・この考え方でいけば《聖戦》なんてモノはないのかもしれない・・と僕は思うのだが、皆さんはいかに・・? 

上に戻る