住職のつぼやき[管理用]

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PL病院『語り合う会』への出前

ファイル 267-1.jpg (PL病院)
 昨日、富田林にある《PL病院》内での『語り合う会』に、『お寺の出前』に行って来た。
 この会の主催は、PL病院関係者であるが、誰でも参加OKの自由な会で、2~3カ月に1回、院内の《講堂》で行われている。
 その参加者と話題提供者は主に、院内外の医師、看護師、患者さん、元患者さん、近隣の福祉従事者や、教育関係者、宗教者などで、地域住民や一般市民の方に大きく窓を開け、『生と死について、胸襟を開いて皆で語り合おう!』と大きく参加を呼びかけて行っている。
 僕もご縁があって、約10年前から参加させて頂いている。
 ここの話題提供者としては、過去三度、お話させていただいているが、今回は六年ぶりの出番であった。
ファイル 267-2.jpg (自己紹介)
 今回の話のテーマは「紙芝居を使ってのターミナルケア」という内容にして、前半1時間は、《紙芝居講演》。そして、後半1時間は、参加者全員でのディスカッション、《語り合う時間》とした。
(だいたい、いつもこんな感じである)
ファイル 267-3.jpg (紙芝居講演のはじまり〔前半〕)
 当日は雨が降りそうな天気であったので、参加人数が気になったが、たくさんの方が来てくださった。
 最初は、僕自身の紹介も兼ねて、以前にテレビで放映された『宗教の時間』のビデオを見て頂き、『出前』の活動内容を理解して頂いた。
 そして、紙芝居を三本、見て頂く。
 その後、休憩を挟んで『語り合う会』の本番である。
ファイル 267-4.jpg (語り合っているところ〔後半〕)
 今回、僕の活動を見て頂いた皆さんから、心温まる感想をたくさん聞かせて頂き、又、色々なご質問も頂いた。
 ・・たとえば、感想では「絵に魂がこもっているように感じた」とか、「穏やかな時間を過ごさせて頂いた」などの嬉しいお言葉を頂戴した。
 質問は、「僧侶の姿で病院に入るのに、抵抗はありませんか?」などと聴かせて頂いた。(「ある、ある!・・」だから、「ちわっ~お寺の出前でーす!」と紙芝居やオカモチをさげて入り、お参りに来たのではない事を、皆にアピールしている・・〔笑〕)
 又、出前現場で、突然起こるハプニングや、エピソードなどもお話させて頂き、最後は、一昨年ガンで亡くなった父に、最後に見てもらった『紙芝居』を皆さんに見て頂き、話を終えた。
 『語り合う会』関係者の皆さん、又、当日参加して下さった会場の皆さん、本当に有難うございました。この場をお借りし、篤く御礼申し上げます。合掌
(その内、又、こちらの病院には『人間ドック』で行かせて貰いますので、その時はよろしく・・)
 

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