住職のつぼやき[管理用]

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春の《偲ぶ会》!

 『講話クラブ』という、法話活動で毎月出前させてもらっている、特養老人ホーム『甍』では、毎年〔春〕と〔秋〕の二回、お彼岸に合わせて《偲ぶ会》という法要を行っている。
 この〔法要〕、何年か前までは、各階フロアーでちっちゃくやっていたのだが、今では一階ホールを使用して大々的にやらせてもらっている。
今日は、その春の方の〔法要〕の日であった。
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 《偲ぶ会》の進行は、読経・法話・施設長の挨拶と続き、・・その後、新たに苑内で亡くなられた方の〔思い出話〕や〔エピソード〕を、故人を良く知る介護職員さん達に語ってもらう・・そんな〔コーナー〕があってやっている。
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個人的には、僕はこの〔思い出を語るコーナー〕が一番好きだ!
 亡くなられた方の事を話している内に、何人かの職員さんは必ず感極まり泣かれる。・・それにつられて入所者の方も泣かれる。
 僕はこの《涙》は悲しみだけの涙ではなく、明日への頑張って生きる為の《糧》となる《涙》になると思うのだ。
 この《死》をタブーにするのではなく、しっかりと故人を思い出して語る!これがとても大事なことなのだといつも思う。(涙ながらに語るその姿が、ちょっと可哀想だけど・・)
 そして最後、皆で〔お焼香〕をして会は終了・解散となる。
 この〔お焼香〕・合掌の場面もとても感動的で素敵だ!
 この光景は、とても文字では表すことができない。だから一枚の写真を載せてこのブログを終わる事とする・・・。
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