住職のつぼやき[管理用]

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ブログの恩人

 そもそも、このホームページを立ち上げてくださったのは、うちの寺の檀家のお嬢さん、Tさんである。
 パソコンのお仕事をされている彼女は、僕の活動に賛同して下さり「もっと世の中のいろんな人に知ってもらうべきです。」と、このHPを一から作って下さったのだ。
 僕が今日あるのは、彼女のおかげと言っても過言ではない。
 その彼女のお父上が、昨年の一月お亡くなりになった。
 お父上とも親しくして頂いていた僕も、この突然の訃報はたいへんショックであった。
 そして、昨日で丸一年。つまり一周忌。
 その法要をうちの寺でお勤めすることになった。
 僕は嬉しかった。・・なぜなら、少しでもお父上と、彼女の一家に恩返しができる・・と思ったからだ。
 しかし、先日からのお葬式続きで、僕はお寺を出たり入ったりお参りがあってバタバタして、(又、過労からか?軽いめまいも起こっていて)、ゆっくりとお話することができなかった。
 願わくば、この時と幸い、お食事の後、紙芝居を何本もご披露させて頂こうと思っていたのだが、それが出来なかったのは悔やまれる。(又、借りができてしもた・・。)
 しかし、僕は彼女の一家、そして御親戚がうちのような小さいお寺で法要を営んで下さったことだけでも、良かったと思っている。
 お勤めしながら、なぜかお父上がこの場を喜んで下さっているような気がしてならなかった。
 そうですよね。・・きっとお浄土のお父上も、皆が集まってお勤めした、今日の日を、喜んで下さっていますよね。・・そう思います。ほんまに。合掌
 

「デイサービス弥生」での、三つの質問

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(富田林市:デイサービス弥生)
 今日、富田林市の「デイサービス弥生」様へ、今回で三度目となる『お寺の出前』に行く。
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 今年初めということで、この日は『十二支のはじまり』と『サイオウの馬』の紙芝居をする。
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 そして終わったのち、皆さんから[三つ]の質問を頂いた。

 その一つが「地獄って、ほんとにあるのですか?」という質問。
 僕は「行ったことないので解りません。ただ、『往生要集』という仏教書物にそこんとこ、詳しく書かれてあります。」と答えて、その書物の内容をお話する。
 第二問。「除夜の鐘はなぜ108回打つの?・・又、あの音をどんな気持ちで聞けば良いの?」という質問。(こんな質問、自分の家にお参りに来られているお坊さんに聞けばええのに⁉)
 僕は「人間の心を分解したら、全部で108個の邪心があるそうです。・・それを一年の最後の日に、思い出して反省して打ち消すんだと思います。だから、反省の心を持って聞かれると良いと思います。」と答える。
 三つ目。「死ぬ前に、時空を破ってお迎えに、誰か来られるのでしょうか?」という質問。
 時空というSFチックな表現は、きっと職員さんが付け足したんだと思われるが、僕はこう答えた。「臨死体験をされる方も、されない方もおられると思いますのでよくわかりませんが、又時空を破って来られるのかも解りませんが、昔から亡くなる時に、仏様が賑やかな菩薩様音楽隊を引きつれて、お迎えに来られるという話は学校の先生から聞いたことあります。・・来られたら良いですね。きっと楽しそう。」と答えて置いた。
 なんか、ええ加減な答えばかりだったが、急な質問では、こんなもんか⁈
 「わたし、こんなお話、だいっ好き!有難う。」と、僕のところへ来て感想を言って下さったお婆ちゃん。・・シンプルで突き放した答えですんませんでした。
 しかし皆さん、ご自分の最後の時を、常に気にされてるんやなぁ・・。なんか、切ない。そして凄い。
 
 

介護支援専門員(藤井寺支部)研修会への出前

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 昨日の晩、大阪介護支援専門員協会(藤井寺支部)の研修会へ、お寺の出前に行って来た。
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 こちらは、主に現役バリバリの[ケアマネージャー]さん達の勉強会なのだそうだ。
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 対象が、皆さんお若い(・・という事にしておこう[笑])女性ばかりで、ちょっと緊張した(・・ということにしておこう。[二度笑い])。
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 で、今回は介護・福祉の紙芝居をメインに、仏教から見た介護福祉のお話をさせて頂いた。
 ・・でも、僕は介護の現場で働いてるわけではないので、本当の皆さんのご苦労は解らない・・というのが本音だ。(申し訳ございません。偉そうなことばかり言いまして・・。)
 だから、なるべく今回は、(日頃の疲れがとれ)心が優しく柔らかくなるようなお話を一杯させて頂いた。
 さて、結果はどうであったか?
 アンケートを取られていたようなので、機会があれば、又、聞かせて頂くとしよう。合掌

重なる時って、こんなもんです

 今年になって、すでにお葬式が三回も入っている。
 うちの寺としたら、昨年の八月からまったく無かったのだから、少し戸惑っている。
 又、重なる時っていうのは、こんなものなのかもしれないが、「お寺の出前」とも重なってしまっている。
 実は、今日も「出前」の日で、晩に藤井寺市の「介護支援専門員の会」の講演がある。
 しかし、昨日のお昼にお葬式の連絡が入った為、今日のお通夜は、妻(坊守)に行ってもらい、読経をしてもらうことでご遺族様に了解をもらっている。
 そして、明日は僕が導師を勤める。
 つい先日も、同じようなことがあった。やはり、今年は「お寺の出前」の出講を少し控えねば・・と思う。
 ・・ほんまに忙しい。
 頭の中では、クルクルといろんな事の予定が常に映像化して動いている。
 とにかく、明日のことより、まず今日の予定をしっかりとこなさねば・・。
 
 

狭山市「ふれあいサロン」への出前

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 昨日、朝に四軒の檀家参りと、さらに昼前に檀家さんの法事を一件済まし、(車の中でパンをかぶり)その足で狭山市の「南第三地区福祉委員会 公団支部」主催の[ふれあいサロン]へ出前に行って来た。
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 開始10分前の午後12時50分に到着し会場に入ったら、すでに皆さん着席されて待っておられた。
 それで、「すぐに始めてください」と言われたので、会場の隅にカバンを置いて、(お茶を一口頂き)すぐに話始める。・・が、この焦りが後で悲劇を生む。
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 で、まぁ、なんとか話を終えて、コーヒーを頂いたのち、車に荷物を入れて出発。
 そして、間もなく富田林市に入るというところで、はっと、携帯と財布を入れた(もう一つの小さな)カバンが無いことに気がついた。
 急いで渋滞の中ユーターン。そして、又会場に着いたら、受付の方が「先ほど終わって皆さん解散しましたよ。・・あぁ忘れはったカバンですね。担当の方が預かると言って家に持って帰られましたよ。・・電話してみましょか?あっ繋がれへんわ。家の住所教えましょか?ここから5分ほどです。」と、話が続き、僕のあせりも続き、雪駄で走ってそのおうち(公団の四階)に到着。
 そして無事カバンを頂き、ふっと携帯電話を見たら、妻から8回も電話の着信が入っている。
 急いで電話をしたら、(日にちを変えて頂いたとばかり思っていた)檀家さんが、僕のお参りをずっと待っておられるとの事。
 この時すでに3時半を過ぎていたのだが、急いでその檀家さんへ電話を掛けて、その足で藤井寺へナビで最短コースを出して、向かう。
 午後4時、無事に到着し、お詫びをして、言い訳とお参り。
 (帰ったら、嫁さんに叱られるだろうと思いながら)足取り重い中(もうすでに暗い中)、無事お寺に帰宅。
 くどくど、くどくどとさんざん叱られ、「お父さん、お寺が一番忙しい日曜日の出前は、ほどほどにして下さい」とダメ押しされて、この日は一杯やって早めに寝ましたさ。やはり、忙しい日曜日の出前は無理があるなぁ・・とほほ。
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大阪府立大学士業の会への出前

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(会場の大阪難波の[大和屋本店])
今日、「大阪府立大学士業の会」の[一周年記念特別勉強会]へお寺の出前に行って来た。
 こちらの会員さんは、弁護士や行政書士の先生たちの会員で構成されている勉強会だそうだ。
 そこに(場違いは当然のことだが・・)どういう訳だか、呼んでいただき、一時間ほどお話と紙芝居に行って来た。
 「・・みんな疲れています。心の栄養になる話を頼みます」と頼まれて、お話してきたのだが、さて、どうだったか?
 「紙芝居を生まれて初めて観ました。」と感想をおっしゃられた弁護士の先生などもおられ、ちょっと違う次元でびっくりしてしまった今日の記念講演会だった。
 
 

河南町:介護者家族の会「さくらんぼ」新年会への出前

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(河南町やまなみホール)
 今日、我町河南町にある『やまなみホール』へ、「介護者家族の会」の新年会への出前に行って来た。
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 会長さんより、「日頃の介護者家族のしんどさを癒すような紙芝居を頼みます。」と頼まれたので、はっきり言って、何の紙芝居をしたらよいか悩んだ。
 ・・で、「共命鳥のはなし」や「サイオウの馬」などを選んでさせて頂いた。
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 「皆さんの心を開いて頂いたようで良かったです。」と、終わりにそんな感想を頂き、ちょっと安堵した。
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 最後はビンゴゲーム。
 この日は僕もゲームに参加させて頂き、商品の手袋を頂きました。合掌

 帰り際、河南町職員さんから、「今年も、町のいろんな活動団体へ「紙芝居」の出前をお願いさせて頂くことになると思いますが、どうかよろしくお願いします。」と頼まれ、僕は思わず「ゲゲッ!」と、一言だけ言ってさっと引き揚げることにしたのであった。

新滝畑台自治会館への出前

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(新滝畑台自治会館)
 昨日、河内長野市の「新滝畑台自治会館」へ、新作紙芝居の出前に行って来た。
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 こちらは、ダム湖に沈んだ滝畑村の移住地区であり、昨日は、こちらへ分祀された滝畑の[天神社]の初祭りの日にもあたり、昔からこの地区に住む多くの方々が集まる良い日であったのだ。
 僕はこちらで、『ダム湖に消えた村』という滝畑村が舞台の紙芝居を皆さんに披露した。
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 はっきり言って、緊張した。
 それはもちろん、この紙芝居はノンフィクションものであり、昔、こちらへ引っ越して来られた方々の古い心の傷口を開いてしまう可能性があったからだ。
 しかし、結果は拍手喝采だった。
 「よくぞ、私たちの(辛かった)想いを絵に表してくれました!有難う」と、何人もの方から感謝の言葉を頂いた。(ほっとしました。・・頑張って作った甲斐がありました)
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(分祀された天神社)
 紙芝居披露が済んだのち、会館近くの[分祀]された『天神社』に深くお礼を述べ、この日は無事に終わったのであった。
 

今年の観念寺新年会~『ともしえ』さんの影絵法話

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 昨日の夜は、観念寺新年会の日。
 寒さの中、子供ちゃんも含めて、たくさんの御門徒さんがお越しくださいました。
 二階本堂でお勤めの後、いつものように、一階ホールで新年会のはじまり、はじまり~。
 まずは、みんなでお善哉を頂き、その後、恒例のビンゴゲーム。
 今年は、奇跡のようなビンゴの当りが二回ありました。(びっくりしたわ!) 
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 その後、今年は『影絵×法話=ともしえ』さん(若手僧侶たちの影絵法話)による、「二河白道」のお話のはじまり。
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 会場が暗くなると、大人も子供も、ドキドキ、ワクワク。
 ・・こんな感じ、久しぶりです。
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 その後は、[お話]の解説。
 内容がより深く解り、感動・興奮度が増しました。
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 最後、『ともしえ』の皆さんと一緒に記念写真。
 ・・僕はいつの間にか、ともしえさんたちの師匠にされていたようです。(笑)
 師匠、失笑。・・いや苦笑。
 ともしえさん、ご遠方、そして寒い中を有難うございました。合掌

今日の中外日報[社説]に載りました

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 今日の宗教新聞『中外日報』に、僕のことが少し出ています。
 コーナーは、[社説]。
 題は『殺処分減らせるか 動物愛護法が改正』です。
 僕は、以前に作った「犬たちをおくる日」という紙芝居のことで、ちょっとだけ登場しています。
 すべての命に関する大事なお話です。
 宜しければ、全文を記載しましたのでお読みください。

 『殺処分減らせるか 動物愛護法が改正』

 2014年1月11日付 中外日報(社説)

ペットが命を終えるまで面倒を見る「終生飼養」の責任が飼い主にあることなどを定めた改正動物愛護管理法が昨年9月に施行され、4カ月がたった。人と動物の「共生」関係をどのように築いていくのか。あらためて思いを巡らしたい。

動物愛護管理法は1973年に議員立法で制定された。動物愛護の気風を高め、生命尊重、友愛の情操を養い、「人と動物の共生する社会」を目指すのが目的だ。

ペットフード協会によると全国で飼育されている犬・猫の数は約2128万匹(2012年度)。ペットは人の生活に潤いを与え、高齢化社会でセラピー犬など新たな役割が期待されている。

その一方で虐待や無責任な飼育放棄が後を絶たない。環境省によると自治体に引き取られて殺処分された犬・猫は、年々数は減っているものの、11年度でなお約17万5千匹に上る。

改正法の柱は、ペットの命が尽きるまで適切に飼育するよう飼い主の終生飼養の責務が初めて明文化されたことだ。

自治体は飼い主や業者から持ち込まれた犬・猫について、相応の理由がない限り引き取りを拒否できるとした。同じ人物が異なる犬・猫の引き取りを何度も求めてくる場合や、犬・猫の高齢化、病気を理由にした場合などが拒否できる具体例として挙げられている。

改正法では生後間もない犬・猫の販売や、インターネット販売も規制された。親から早くに引き離すとほえ癖やかみ癖が付きやすく、結果的に飼育放棄につながるとされる。ネット販売では「写真と実物が違う」といった苦情が増えており、販売業者は顧客に直接動物を見せ、飼育方法などを説明することが義務付けられた。

安易な飼育放棄で殺処分される犬・猫を減らすために、飼い主にはペットの一生を見届けるという今まで以上の責任が求められる。

殺処分される犬・猫たちの最期と向き合う愛媛県動物愛護センターの職員を描いた今西乃子さんのノンフィクション『犬たちをおくる日』は5年前に出版され反響を広げた。大阪府河南町・浄土真宗本願寺派観念寺の宮本直樹住職は同書の内容を紙芝居にし、各地の寺院や学校で上演を続けている。

宮本住職は「感想を聞くと、亡くなった祖父母の話や、子供たちだとセミやカブトムシといった昆虫が死んだ話などが出てくる。さまざまな命のことを考えながら見てくれているようです」と話す。動物たちからの命の問い掛けを一人一人の宗教者が受け止めたい。

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