住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

紙芝居:「戦争は集団殺人だ!」(その1)

ファイル 1859-1.jpg

 世間を一世風靡させた曲、「わかっちゃいるけどやめられない」のフレーズが、有名な『スーダラ節』。
 この歌を唄った『クレージーキャッツ』のボーカルは、植木等さんでした。
 では、本来まじめな植木さんが、不真面目なこの曲を歌うかどうか迷った時に、「この歌は、人間の弱さを言い当てている。親鸞聖人の教えに通じるから、是非唄いなさい。」と助言したのが、植木等さんの父の『植木徹誠(てつじょう)』さんだって、皆さんは知っていましたか?
 この方は、浄土真宗大谷派の僧侶でした。(ちなみに植木等さんも僧籍を持っておられました)
 破天荒な人生を送られた徹誠さんでしたが、『戦争は集団殺人だ!』と、終生叫ばれた反戦僧侶でもありました。
 これは、波乱万丈な徹誠さんの一生のお話です。
 はじまり、はじまりー。つづく

上に戻る