住職のつぼやき[管理用]

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12年間続く『紙芝居法話』in堺市:極楽寺

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 堺市深井にある『極楽寺』さまは、現在、浄土真宗本願寺派のお寺であるが、創建されたのは、飛鳥・奈良時代の[行基(ぎょうき)]菩薩であると伝わっている。
 そう、この町の地名になっている[深井(ふかい)]とは、その昔、行基さまが深い井戸を掘り、水不足を解消させたので、この名になったのだそうだ。
 そして、行基さまの生誕地近くに、この極楽寺を建ててお説教の場とされ、町は発展していった。(極楽寺ご住職談)
 こちらのお寺・御住職と、僕とのご法縁は深く、紙芝居法話を(永代経法要を縁として、)もう12年間、続けさせて頂いている。
 檀家さまとも、「今年の仏教紙芝居は何ですか?」と気楽にお話できる間柄だ。
 「あぁ、今年の紙芝居はこちらの極楽寺を創られた行基さまの話です。」と僕は、昨日、答えた。
 「それは楽しみ!私らはここに住んでいて、行基という名を、忘れた事は無いけど、さて、どんな人か?というのは解らんですからねぇ⁈」と言われた。
 案外、地元の方も知らぬというのが、本音なのであろう。
 行基さまの紙芝居をした後、皆さんのご自分の檀那寺を見る目が、少し変わられたような気がしたのは、私だけだったろうか⁈・・な?。 合掌
 
 

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