十年ほど前から、「必ず、この紙芝居を作って持って行きます」と、ある(落語好きの)お寺の御住職とお約束していた紙芝居がある。
落語の祖『安楽庵 策伝(あんらくあん さくでん)』の紙芝居である。
戦国から江戸初期に掛けて活躍した(浄土宗の)おもろいお坊さんの物語である。
策伝さんの自称(芸名みたいなもの、本名でない)は[平林平太夫(ひらばやし・ひらだゆう)]という。
有名な落語『平林』は、自分の名前の読み方の勘違いを使って作った小ネタである。(つまり自虐ネタの走りだ)
戦国時代に実在した、正におもろいおっさん住職だ。
・・まだ、紙芝居は出来ていない。
策伝さんの書かれた落語のネタ本『醒睡笑(せいすいしょう)』の原本は、すでに手に入れている。
また、策伝さんの故郷、岐阜にも行き、又京都にも行き、取材は済んでいる。
が、まだ、紙芝居は出来ていない。
第一部は『策伝、伝』とその生涯を描き、第二部で『醒睡笑』から、小ネタ『星を取る話』と『平林』を描こうと思っている。
が、まだ出来てないのです。
すいません、〇〇ご住職!・・おそらく、今年も間に合いません。恐らく持って行けないと思います。
が、魂を込めて、今、作らせて頂いてますので、もうちょっと・・、願わくば、来年まで(来年という出番があるならば)待ってください。合掌 ~たいらばやしか、ひらりんか、いちはちじゅうのもっくもく、ひとつとやっつでとうきっき。 楽しい紙芝居になりますよー。
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お約束の紙芝居
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