住職のつぼやき[管理用]

記事一覧

※画像をクリックすると拡大されます。

河内長野:滝畑『篠笛の響きコンサート』~「磨崖仏」紙芝居と共に

ファイル 1480-1.jpg
・・河内長野市滝畑(たきはた)地区。
 ここには、[滝畑ダム]という大阪府で一番大きなダムがあり、ダム下流部の岸壁に、二体の大きな磨崖仏が彫られている。
 以前「かわちながの観光ボランティア倶楽部」の皆さんからご縁を頂いて、この『磨崖仏(まがいぶつ)』に関する紙芝居を作った。
ファイル 1480-2.jpg
 昨日、その紙芝居の舞台である『ダム湖』の上で、「かわちながの観光ボランティア倶楽部」と、地元の方達による、(鳴り物[音楽]入りの)紙芝居実演会があるというので、(お招き頂いて、)お寺の総代さんと共に行って来た。
 又、この日の第二部には、この「紙芝居」のテーマ音楽を作曲して下さった『篠笛』演奏で、世界的に有名な[井上真実]先生のコンサートがあるというのだから、(自分の作った紙芝居にどんな音楽がミックスされているのかも?・・)すごく楽しみだった。
 まずは「紙芝居実演」前に、事務局長さんから、(僕は)紙芝居の製作者として紹介をされ、[花束]を頂く。(照れくさかった)
ファイル 1480-3.jpg
 そして、『観光ボランティア』の皆さんによる、音楽入りの紙芝居披露。
 自分の紙芝居を、観客の第三者の眼で見るのは、不思議な感じだ。(素敵な音楽もあり、物語の世界に情緒ある雰囲気を醸し出した。)
 紙芝居が終わった後、お客さん皆が、ダムから顔を出して磨崖仏を探しておられた風景を見て、僕は感動した。(きっと、磨崖仏を作った[夏目]さんの魂も喜んでおられるだろうと感じた。)
ファイル 1480-4.jpg
 その後、井上先生の素敵な[篠笛コンサート]。
 快晴も味方し、とても素晴らしい野外コンサートであった。
 そして最後は、スタッフ皆で、おまつり演奏会。
 僕も呼ばれて、手作り楽器をお借りし、その中に入らせて頂いた。
ファイル 1480-5.jpg
 最後に・・、
 僕は[篠笛]の演奏を聞いていて思った。
『今、目には見えないが、滝畑の土地の神様や、地元の先祖の平家の魂たち、そしてこの地を護り、亡くなっていった方たちの魂もが、一緒に喜んで聞いていて下っている・・』とそのように、感じたのであった。

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://o-demae.net/blog/diary-tb.cgi/1480

トラックバック一覧

上に戻る