「目指すは大将、首一つ!
我らの勝ち目はそれしかない!
皆の者、命を惜しむな、名を惜しめ!」
敵は五万の大軍に、こちらは一千わずかな兵。
ここは大阪、[四条の縄手(なわて)]。(※現在の四條畷市か?隣町:東大阪市か?東大阪にも同じような名前の場所があり、こちらにも[正行公]の首塚がある。京都や九州(落ち延び説)にもあるらしい。いったい首塚、楠公いや、何個(ナンコ)あんねん!以上余談)
楠木兄弟[正行・次男:正時]、ひたすらに敵陣めざして進みます。
されど、敵の矢雨あられ!嵐のように襲います。
さすがの楠木兄弟も、鎧全身矢を受けて、ついに最後を迎えます。
「・・我が弟、正時よ。残念ながらここまでじゃ。共にあの世で父に会おう。そこで父に報告じゃ!」
そして兄弟果てました。
この時、正行二十三。
・・若い最後でありました。あぁ合掌・・つづく
(正行公を祀る四條畷神社)
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紙芝居:『楠木正行もここにあり!』(その5)
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