住職のつぼやき[管理用]

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母親(オカン)に叱られた話

 先日、和歌山の被災地にボンティアに行き、その時〔土産〕に「さんま寿司」を買って、母親の所に持って行ったら叱られた。
 家に入るなり、こう言われた。
(オカン)「あんたは、自分の身体の事をもうちょっと考えなあかんよ。・・もう若ないんやから、無理して若い人に混じって労働奉仕して倒れたらどうすんの?!・・それこそ、檀家さんに迷惑かけるねんで。ボランティアは他の人が居てはるけど、檀家さんの法事やお葬式をやる人は、あんたしか居らんやろ!・・ええかげんにしいや。」と。
 僕は「はい、お土産〔さんま寿司〕。今が旬や、美味しいと思うで。・・もう、無理せえへん。」と、うつむき呟き、すぐに退散した。
 帰り車の中で、『何で怒られなあかんねん!ほんま腹立つわ。土産なんか買わんといたら良かった・・』とブツブツ呟きながら帰った。
 ・・で、家に帰って妻にその事を言ったら、
(嫁はん)「どうせ、言うても聞かへんのになぁ。・・私なんか、とっくに諦めたわ。お父さんは、やりたい事をやって死ぬねんもんなぁ」と言いよった。
 これはこれで、寂しいもんがあった。・・完

コメント一覧

lako 2011年10月22日(土)18時09分 編集・削除

この歳??になっても、ちゃんと叱ってくれる方がいる幸せですなー!!!
奥様は、すべてを掌握!!!
あははは!!!

カンネン亭 2011年10月22日(土)19時41分 編集・削除

らこはん

僕の友達は50歳になっても、母親からは「マー坊」と呼ばれています。
 ちなみに僕の母親は、僕が51歳になっても「なおちゃん」と呼びます。
 もう一つちなみに、妻は僕を人前では「うちの住職が・・」とか「お父さんが・・」とか言いますが、僕を直接呼ぶときは、「なおきち」とか「なおたろう」とか呼びよります。・・私をなんと思ってんやろう?

愛子 2011年10月24日(月)02時27分 編集・削除

そ・・・そうですね。

そうかぁ・・・

住職にも母上様が居られて父上様が居られるんですよね。
すっかりどこかから勝手に出て来られたような
気になっていましたわ。

木の割れ目から生まれたとか、石から出てきたとか、
気が付いたら居ったとか・・・ww

なおきち には笑いました。

私、先日実家に行ったら配水管が汚れていたので
掃除せなあかんよ~~と、掃除をしたら、
「うるさい!」
と言われました。

え???

掃除して怒られたんはびっくりしました。

この歳になってもしっかり自立出来てない私に
説教されたのが辛かったんですかね。

しっかりせんと・・・と反省しました。

ちなみに、93歳の祖母が、
「子どもは幾つになっても子供や」と
言うてました。
60前の子供が、出かける時にも心配になって
車は今日は危ないんちゃうか・・・とか言うてしまうそうで・・・。

カンネン亭 2011年10月24日(月)13時48分 編集・削除

愛子さん

母親・父親にとって、子供はいくつになっても『子供』のままなんですよね。
 僕が以前、お参りに行っていたお宅では、100歳のお婆ちゃんが居られ、80歳の息子さんが居られ、その息子さん、いつも家の中では偉そうにしておられましたが、
100歳のお婆ちゃんの前では、子供のままでした。
 偶然、お婆ちゃんに駄々をこねてはるトコを見てしまい笑ってしまいました。

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