自坊の庭の〔沙羅双樹〕の花が開いた。
『平家物語』いわく、「沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす・・」。
インドと日本の〔沙羅双樹〕は種類が違うらしく、日本では(写真)の〔夏つばき〕を〔サラソウジュ〕と呼ぶらしい。
盛者必衰の理(ことわり)の通り、この美しい花も、夕方には散ってしまう。
本当に、お釈迦さまが亡くなられた時、このような花がいっせいに咲き、いっせいに散ったのだろうか?・・いや、真実などどうでも良い。
人間の命には限りがある。
大切な事は、この〔沙羅〕の花のように、与えられた命を、精一杯、(なるべく美しく)一日を生きることだ!
・・そう思うことにしよう。
・・そうだ!、うちにはまだ、風呂場に資生堂の〔白つばき〕シャンプーがあるじゃないか!安心、安心。
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